2024年 4 月 16日
九州電力株式会社
九州電力薩摩川内複合施設「センノオト」が『ZEB』認証を取得しました
― 当社初、国内最大規模の「木造建築における『ZEB』認証」を取得 ―
当社は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、
「電源の低・脱炭素化」と「電
化の推進」に積極的に取り組んでいます。この度、川内文化ホール跡地で建設工事を進
めている施設「センノオト」本館が、3月18日に、当社初の『ZEB』(注記)1
認証を取得し
ましたのでお知らせします。
本施設においては、
九電グループで事業スキームを組み、
建物の高断熱化及び高効率
機器の導入による「省エネ」と、太陽光発電設備の設置による「創エネ」に取り組み、
基準一次エネルギー消費量(注記)2
から103%の削減を達成したことで、BELS(建築物省
エネルギー性能表示制度)(注記)3
において、『ZEB』認証を取得しました。
なお、本施設(木造2階建/延床面積 2,931m2)における『ZEB』認証は、現時点
(注記)4
で国内最大規模です。
当社は、今後も施設の「省エネ」と「創エネ」によるCO2排出量の削減に努め、カ
ーボンニュートラルの実現に向けた取組みを展開してまいります。
(注記)1 Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境
を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指
した建物
(注記)2 平成28年省エネルギー基準で定められる建物の空調設備、機械換気設備、照明設備、給
湯設備及び昇降機のエネルギー消費量
(注記)3 Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、新築及び既存建築物
の「省エネ性能」を第三者機関が評価して認定するラベリング制度
(注記)4 (一社)環境共創イニシアチブが公開している最新公開情報(2024年2月22日時点)
【省エネルギー・創エネルギーの概要と事業スキームの関係】
主な導入設備 事業スキーム(実施社)
省エネ
建物本体 外壁・屋根・窓の高断熱化
事業主体(九州電力)
付属設備
高効率照明
高効率変圧器、高効率空調機、
全熱交換器(換気)
エネルギーサービス事業
(九電ネクスト)
創エネ 太陽光発電設備(全量自家消費)
太陽光PPA事業
(九電みらいエナジー)
以 上

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