(別 紙)
当社のプルトニウムの利用計画
当社におけるプルトニウムの利用については、以下のとおり計画している。
なお、当社は、2009 年 12 月より玄海原子力発電所3号機でプルサーマル運転を
実施しており、今後、日本原燃(株)の六ヶ所再処理工場やMOX燃料加工工場の操業
状況等に応じて、将来のプルトニウム利用計画を順次詳細なものとしていく。
1.プルトニウム所有量(注記)1
・2023 年度末時点で、国内外における当社のプルトニウム所有量は、合計
2.2 トンとなる。
[国内] ・日本原燃(株):約 400 kg
・日本原子力研究開発機構:約 112 kg
[海外](注記)2
・仏国:約 166 kg
・英国:約 1,535 kg
・六ヶ所再処理工場で回収されるプルトニウムの利用開始時期は、2027 年度
以降となる見込みである。
2.プルトニウムの利用場所及び年間利用目安量(注記)1
・当社が所有するプルトニウムは、玄海原子力発電所3号機で利用する。
(年間利用目安量:約 0.5 トン)
・その他、電源開発(株)大間原子力発電所用に譲渡する場合がある。
3.その他
海外に所有しているプルトニウムは、原則として海外でMOX燃料に加工し、
利用することとしている。
事業者間の連携・協力により、
当社が英国に所有するプルトニウム相当量を
玄海原子力発電所3号機で利用する計画である。
(参考)利用実績
当社はこれまでに、仏国に所有していたプルトニウムを利用して、MOX
燃料 36 体を製造し、玄海原子力発電所3号機でプルサーマルを実施している。
(2009 年:16 体装荷、2018 年:16 体装荷、2019 年:4体装荷)(注記)3
(注記)1 核分裂性プルトニウムを含む全プルトニウム量を記載
(注記)2 事業者間の連携・協力によるプルトニウムの帳簿上交換を 2024 年4月1日に
実施する予定であり、当社が海外に所有するプルトニウムは、仏国に全量所有
することとなる
(注記)3 原子炉に装荷したMOX新燃料の装荷年及び体数を記載
以 上

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