1965 1988 1996200120072007201120162023
獲得した強み
1960 197819871996200020022016201620172020
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1 九電グループの概要 2 価値創造ストーリー 3 戦略とパフォーマンス 4 事業を通じた価値創出 5 価値創出の基盤 6 データセクション
目次 17
KYUDEN GROUP INTEGRATED REPORT 2023
九電グループのあゆみ
「低廉で良質なエネルギーを安定してお届けする」変わらぬ使命のもと、
九州とともに発展し、
九州から日本の脱炭素をリードする企業グループへ
1950s〜1960s
創業〜高度経済成長期
1970s〜1980s
石油危機〜バブル崩壊
1990s〜2000s
電力規制緩和の段階的進展
2010s〜
東日本大震災〜現在・これから
需給安定への挑戦 激動するエネルギー情勢への挑戦 電力小売自由化への対応 九州から日本の脱炭素をリード
1951年創業。
戦後の混乱から高度成長へと
大きな一歩を踏み出す中、
日本初のアーチ式
ダムや大容量新鋭火力発電などの電源開発に
取り組み、
九州の電力需給は全国に先駆けて
安定。
1960年代後半には、
環境面も重視し、
石炭火力から重油火力への転換を図るととも
に、
原子力の準国産エネルギーとしての優位
性に着目し、
電源の多様化を進めました。
第一次石油危機以降、
脱石油と収支安定に向け
て、
電源多様化を積極的に推進。
1975年に玄海
原子力1号機の運転を開始。
1980年代には、高度化・多様化する社会のニーズに対応するため、
サービスの充実を図るとともに、
電気通信事業
などの新たな事業領域へ挑戦。
また、
温暖化防
止に向け、
風力発電実証実験等、
新エネルギー
の開発・導入にも積極的に取り組みました。
1990年代、
電気料金の内外価格差解消に向け
た電気事業法の段階的改正が施行。
2000年以
降、
自由化が拡大していく中、
新料金メニューや
オール電化推進で営業力を強化。
お客さまから
選ばれ続ける企業となるためにどうあるべきか
を考え、
「ずっと先まで、
明るくしたい。」という思
いのもと、
将来にわたるエネルギーの安定供給
と持続可能な社会への貢献を誓いました。
2011年の東日本大震災により、
国内の原子力が全基停止。
2015年9月、
川内原子力発電所1号機は厳しい規制基準を
クリアし、
国内で最初に通常運転に復帰しました。
原子力の安
全・安定運転に加え、
再エネの積極的な開発・導入等により、
業界トップクラスのゼロエミ
・FIT電源比率を実現しています。
カーボンニュートラルの実現に向け、
グループ一丸となって取
り組んでいきます。
電力の安定供給とベストミックスの実現1956〜5919771980198619911995201620192022
大容量新鋭火力の苅田発電所1〜3号機
(出力計38万7,000kW)
運転開始
脱石油推進のため、
新小倉発電所 1・
2号機をLNG専焼に改造
50万Vの中央・西九州変電所新設、 佐賀幹線50万Vに昇圧
日本初の配電線自動制御システム本格導
(福岡営業所)
九州電力初のガスコンバインドサイクル
発電所である新大分発電所1号系列
(69万kW)
運転開始
海外炭を燃料とする大容量の
苓北発電所1号機
(70万kW)
運転開始
高効率ガスコンバインドサイクル発電方式の
新大分発電所3号系列第4軸が運転開始
超々臨界圧発電
(USC)
を採用した
松浦発電所2号機
(100万kW)
運転開始
日向幹線完成により50万V系統ループ化
環境にやさしい事業活動の展開
社会への貢献・地域との共創
上記を支える人財の育成195519671968197519771981198419851994199720052006200820102014201520172018202020222023国内初のアーチ式ダムによる上椎葉発電所
(9万kW)
運転開始
国内初の事業用地熱発電である
大岳発電所
(1.1万kW)
運転開始
玄海原子力発電所建設を佐賀県、 玄海町へ申し入れ
玄海原子力発電所1号機
(55.9万kW)
運転開始
のちに国内最大地熱となる八丁原発電所
1号機
(2.3万kW)
運転開始
玄海原子力発電所2号機
(55.9万kW) 運転開始
川内原子力発電所1号機
(89万kW)
運転開始
川内原子力発電所2号機
(89万kW)
運転開始
玄海原子力発電所3号機
(118万kW)
運転開始
玄海原子力発電所4号機
(118万kW)
運転開始
みやざきバイオマスリサイクル発電所
(1.14万kW)運転開始
日本初の地熱バイナリー発電として八丁原
バイナリー発電所
(2,000kW)
運転開始
長島ウインドヒルの長島風力発電所
(5.04万kW)
運転開始
メガソーラー大牟田発電所
(3,000kW)
運転開始
グループ会社の再エネ事業を再編し、
九電みらいエナジー(株)を設立
川内原子力発電所1・2号機が運転再開
インドネシア・サルーラ地熱初号機が営業運転開始
玄海原子力発電所3・4号機が運転再開
川内原子力発電所1・2号機の特定重大事故等対処施設を運用開始
玄海原子力発電所3号機の特定重大事故等対処施設を運用開始
グループ再エネ事業の九電みらいエナジーへの統合を決定
玄海原子力発電所4号機の特定重大事故等対処施設を運用開始
電力小売全面自由化
ビジネスパートナーとの連携等による
熊本地震大規模被害の早期復旧への取組み
イノベーション推進に向けた、
新たな事業やサービス創出の
取組み
「KYUDEN i-PROJECT」
を始動
送配電部門分社化
大口のお客さまへ自動検針を導入開始
電力の小売部分自由化開始
ガス供給事業を開始
光ファイバーケーブルによる
電力用情報伝送を国内初で実用化
九州通信ネットワーク
(QTnet)
等、 情報通信事業会社3社を設立
サービス改善等を目的に、
福岡市天神ビル
内にサービス・センター設置
(以降、
各支店に設置)
「私たちの目指す人材像」
の制定
経営幹部候補育成を目的に
「経営リーダー塾」
を導入
個人の思いを起点とした活動を促進し、

人と組織が共に成長する企業文化の醸成に向け
「QXプロジェクト」
を始動
人材教育理念制定
自らやりたい業務に挑戦できる
ジョブ・チャレンジ制度導入
新たな企業理念
「九州電力の思い」
制定
女性活躍推進グループの設置
企業理念
「ヒューマンな九州をつくる企業体」
を制定するとともに、
シンボルマーク、
従業員
の行動規範
「私たちのちかい」
を制定
社達
「私たちの心構え」
を制定
(誠実をもって社会につくそう、 信頼と協力によって明るい職場をつくろう、
能力の啓発につとめ明日の発展を期そう)
人財力
高いゼロエミ
電源比率
安定供給技術
強固な
地域基盤
九電グループのあゆみ

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