2022 年 10 月 14 日
九州電力株式会社
非化石証書の販売収入を非化石電源の維持・拡大に活用しました
― 2020,2021 年度非化石証書販売収入の使途をお知らせします ―
当社は、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の導入拡大や原子力発電の安全・安定運転
等により、非化石電源(再エネ、原子力発電等)比率の国内トップランナーです。
これらの非化石電源の発電により生じる非化石証書については、他小売電気事業者のエネ
ルギー供給構造高度化法(注)
の目標達成を後押しするため、積極的に販売しており、2020,
2021 年度合計で 196 億円(2020 年度:90 億円、2021 年度:106 億円)の収入を得ることが
できました。その収入は再エネ(地熱・水力等の非 FIT 電源)の開発・リプレース等の設備
改修工事、原子力発電所の安全対策工事等、非化石電源の維持・拡大のための投資に全て活
用しましたのでお知らせします。
(注)エネルギー供給構造高度化法では、小売電気事業者に 2030 年度に調達する電源の非化石電源比率
を 44%以上にすることを義務付け。
2020 年度から中間目標が設定され、
目標達成の手段として、
非化石証書の取引が開始された。
九電グループは今後も、カーボンニュートラル社会の実現に向け、低・脱炭素のトップ
ランナーとして、非化石価値の提供と非化石電源への投資の循環を促進することで、九州
から日本の脱炭素をリードする企業グループを目指します。
以 上
地熱発電所の新規開発に向けた地点資源調査 塚原水力発電所のリプレース工事
(左:資源確認のための掘削、右:蒸気等能力確認試験)
非化石証書販売収入の活用例

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