(別紙)
中西地域(関門連系線、中地域)の連系線増強に係る計画策定プロセス期間中
における系統アクセス業務の取扱いについて
1. 対象とする系統アクセス業務
中部電力パワーグリッド株式会社、北陸電力送配電株式会社、関西電力送配電株式会社、
中国電力ネットワーク株式会社、四国電力送配電株式会社、九州電力送配電株式会社の供給
区域全域(離島等除く)において、高圧又は特別高圧の送電系統への連系等を希望する系統
連系希望者からの申込みにおける系統アクセス業務のうち、計画策定プロセスにおける「広
域系統整備計画の策定内容により、回答内容が変わる可能性のある系統アクセス業務」。なお、広域系統整備計画の策定内容により系統アクセス業務の回答内容が変わらないこと
が明らかである場合は対象外とする。
2. 「広域系統整備計画の策定内容により、回答内容が変わる可能性のある系統アクセス業務」
の判断基準(1)「本取扱い適用開始」から「基本要件の決定」までの期間
・電源線を除く広域連系系統の工事が必要になる場合(2)「基本要件の決定」から「広域系統整備計画の策定」までの期間
・基本要件で決定した広域連系系統の増強の有無により、検討結果が異なる場合
3. 系統アクセス業務の取扱いについて
広域系統整備計画の策定内容により、系統アクセス業務の回答内容が変わる可能性がある
場合は、検討条件の前提等を系統連系希望者へ説明したうえで、暫定的な回答等を行うもの
とし、各期間における取扱いは下表のとおりとする。
期 間
「本取扱い適用開始(2022 年 8 月 24 日)」から
「基本要件の決定」まで
「基本要件の決定」から
「広域系統整備計画の策定」まで
項目 検討条件
系統アクセス業務の
回答
検討条件
系統アクセス業務の
回答
事前相談
接続検討
• 計画策定プロセ
スによる広域連
系系統の増強は
前提としない
• 以下のただし書きを付し
て回答
<ただし書き>
「基本要件の決定」以降
の契約申込みの場合、検
討条件や回答内容が変わ
る可能性がある
• 基本要件で
決定した広
域連系系統
の増強を前
提とする
• 暫定的な回答(注記)2
契約申込み
• 連系承諾の回答
ただし、計画策定プロセ
スに与える影響が大きい
場合(注記)1
は、「基本要件の
決定」後の系統アクセス
業務の取扱いに準ずる
• 暫定的な回答(注記)2を行い、広域系統整
備計画の策定後に
連系承諾すること
を原則に取扱いに
ついては、都度、
本機関と確認・協
議する(注記)3
(注記)1 「基本要件の決定」直前の申込みの場合、対策候補案の規模を超える大規模電源の申込みの場合や、
対策候補案の規模を超える電源接続案件一括検討プロセスが開始(同プロセス開始によって送電系統の
暫定的な容量を確保)される場合等。
(注記)2 契約申込みに対する連系承諾は「広域系統整備計画の策定」後になることを付して回答する。
(注記)3 下記の考えを基本に、個々の案件の取扱いを本機関と確認・協議する。
・開始した電源接続案件一括検討プロセスについては、既に検討の前提(暫定的に容量確保済み)と
しているため広域系統整備計画の策定前であっても連系承諾可能とする。
・広域系統整備計画で策定した対策が基本要件で決定した対策から変更となり、アクセス検討の回答
内容が変わった場合には、変更後のアクセス検討結果に基づき連系承諾する。
以 上

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