〔別紙〕
〇協定締結者の主な役割等
協定締結者5者が中心となって、サーキュラーパーク九州の実現に向けて産官学の協
働により、具体的な検討を推進していきます。
・薩摩川内市
➢ 具体的な検討に対する全体的な支援
薩摩川内市は、
サーキュラーパーク九州が立地する自治体として、
資源循環に資す
る地域の参画を要する各種実証実験や設備設置の許認可手続時の関係機関調整への
協力など、
事業環境の整備における支援を行います。
また、
「川内港久見崎みらいゾー
ン産業立地ビジョン」(令和2年[2020 年]10 月策定)、
「SDGs・カーボンニュートラ
ルに関する包括連携協定」
(令和3年[2021 年]9月九州電力と締結)及び「川内発電所
の跡地活用に関する基本協定書」(令和4年[2022 年]2月九州電力と締結)に基づき、
同エリアにおける循環経済の実現に向けた牽引役を担います。
・学校法人早稲田大学
➢ 地域課題解決に向けた研究開発スキーム等の検討
早稲田大学は「WASEDA Carbon Net Zero Challenge 2030s」を宣言し、ロードマッ
プに従って、
「最先端研究」
「人材育成」
「キャンパスのカーボンニュートラル達成」
それぞれの分野でカーボンニュートラルの実現に取り組みます。
サーキュラーパーク
九州では、
学術研究教育の振興及び研究教育成果の社会還元の推進の観点から、
資源
循環に関する先進的な研究に加え、
社会学分野の研究も含め、
資源循環の実現に向け
た幅広い研究開発の検討を行います。
・株式会社鹿児島銀行
➢ 地域総合金融機関として、地域ネットワークを活用した地域課題の抽出、人・企業
のコーディネートによる課題解決の推進の検討
鹿児島銀行は、SDGs取組方針「サステナビリティ全体構想」に掲げる「環境に
やさしい地域づくり」に基づき、脱炭素社会の実現に向け、CO2排出量削減目標や
ESG投融資目標を設定し、
再生可能エネルギー関連融資や地域の環境保全活動など
に積極的に取り組んでいます。
資源循環に資する地域の課題を抽出し、
当行が持つ地
域ネットワークを活かし、人・企業とサーキュラーパーク九州をつなぐことで、持続
可能な社会の実現に貢献していきます。
・株式会社ナカダイホールディングス
➢ 廃棄物リサイクルの事業化検討、資源循環スキームの検討
ナカダイホールディングスは、総合リサイクル業としてリサイクル率 99%を実現
するナカダイと、そこで培ったノウハウを活かし、循環ビジネスの構築から、廃棄物
のリユース、
リサイクルに向けたコンサルティングを行うモノファクトリーをグルー
プとする循環社会をビジネスで実現する会社です。
サーキュラーパーク九州では、既存のリサイクル工場に加え、
循環資源を動脈産業につなげる研究開発や地域の脱炭素
化に資するコンサルティングなど、
これまでにない動静脈産業の連携に挑戦していき
ます。
・九州電力株式会社
➢ サーキュラーパーク九州の全体総括
九州電力は、
2021 年4月に策定した
「九電グループ カーボンニュートラルビジョン
2050」及び同年 11 月に策定した「九電グループ カーボンニュートラルの実現に向け
たアクションプラン」のもと電源の低・脱炭素化と電化の推進に挑戦し続け、九州か
ら日本の脱炭素をリードする企業グループを目指しています。
サーキュラーパーク九州を、九州のエネルギーを支えてきた火力発電所跡地にて循
環経済・脱炭素化に取り組む挑戦の場と位置づけ、地場企業として地域経済の発展と
社会課題解決の両面で貢献していきます。
以 上

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