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九州電力 CSR ダイジェスト 2016
原子力発電所において、
万が一の重大事故等が発生した場合に、
あらゆる事象に速やかに対応するため、
緊急時の体制や手順を整備し、
さまざまな訓練を繰り返し行い、
対応能力の維持・
向上に努めています。
電源供給訓練
中容量発電機車の
電源ケーブル接続
電源供給訓練
(可搬型電源の設置)
冷却水供給訓練
可搬型電動注入
ポンプの設置
放射性物質拡散抑制訓練
(放水砲の設置)
しかく 川内原子力発電所の緊急時の体制
この他にどのような取組みを行っているの?
原子力発電所では、
万が一の重大事故に
備えた訓練を繰り返し行っています
区 分 人 数
緊急時対策本部要員 4名
52名
運 転 員 12名
重大事故等対策要員 36名
勤務時間外や休日
(夜間)
でも、
重大事故が発生した場合に速やかに対応するため、
一班52名の対応体制を整備し、
発電所やその周辺に常駐しています。
(注記)玄海原子力発電所の重大事故等対策要員の体制についても、
整備していきます。
( ) 〔計画の概要〕
自治体主催の原子力防災訓練
(玄海原子力発電所)
原子力発電所の更なる安全性・信頼性向上への
取組みと
して、
耐震構造の緊急時対策棟を新たに設置
する計画を国へ申請しま
した。
〔免震重要棟
(当初計画)
から見直し〕
自治体が主催する原子力防災訓練に参加し、
原子力防災組織が有効に機能することの確認や
防災対策の習熟を図っています。
〔緊急時対策棟と免震重要棟の比較〕
2016年10月、
玄海原子力発電所の重大事故の
発生を想定して、
佐賀県、
長崎県及び福岡県による
平成28年度原子力防災訓練が行われ、
当社も
事業者として参加しました。
【当社訓練の概要】・通報連絡訓練
発電所及び本店に緊急時対策本部を設置、 TV会議を用いた情報共有、
通報連絡等の訓練・発電所における緊急時対応訓練
電源復旧、
緊急時モニタリング、
火災対応、
緊急被ばく医療・搬送等の訓練・住民等の避難退域時検査訓練
住民や車両等の避難退域時検査や除染訓練・後方支援拠点の設置、
運営訓練
事故収束活動を発電所外から支援する後方
支援拠点の設置、
運営訓練
通報連絡訓練
(緊急時対策所) 緊急時対応訓練
(電源復旧訓練)
緊急時対応訓練
(火災対応訓練) 避難退域時検査訓練
(車両の汚染検査)
緊急時対策所機能
緊急時対策棟
(休憩所)
緊急時対策棟
(指揮所)
休憩室
連絡通路 指揮所 会議室トイレトイレトイレ会議室 医務室 倉庫
会議室 休憩室 機械室
倉庫
機械室
電気
機械室
出 入
管理室
通信
機械室
環境放射能
測定室
支援機能
・事故時の指揮所、
緊急時対策要員の休憩室等の支援機能を有し、
要員の収容スペースを十分確保できる耐震構造で大型の
「緊急時
対策棟
(指揮所)」を新たに設置
【安全性向上の内容】
・広くて使いやすい居住スペースの確保
・緊急時対策所機能と支援機能の分離による運用性の向上
機 能 別にスペースを分 離し、
指 揮 命 令や情 報 及び 対 応 要 員の
輻輳を防止する
・放射線被ばく管理対策の向上
出入管理室内の身体汚染測定等を行うエリアの拡張や換気設備
フィルタユニッ
トの屋外設置等、
被ばく低減対策を施す
・豊富な実績を踏まえた設計の確実性
耐 震 構 造は、
原 子 力 施 設 の 豊 富な建 設 実 績を踏まえ、
設 計を
確実に行うことができ、
免震構造より早期に完成できる見込み
〔概要図
(断面)〕延床面積
居住面積
収容要員
完成時期
約5,070m2
(約6,800m2)
(注記)
約2,870m2
200人以上
緊急時対策棟
(今回の計画)
2年程度早期完成
約6,600m2
約2,520m2
最大200人
免震重要棟
(当初計画)−−−(注記)今回の計画で屋外設置とする機器の占有面積を含んだ場合
ふく そう
(川内原子力発電所:2016年3月、
玄海原子力発電所:2016年9月)
【川内原子力発電所の例】
九州電力 CSR ダイジェスト 2016
この他にどのような取組みを行っているの?
しかく 台風等の大規模災害に備えた訓練
お客さまのニーズや課題にお応えする
価値ある商品・サービスを提供します
さんかく福岡県・福岡市合同総合防災訓練における
高圧発電機車空輸訓練
毎年、
台風シーズン前の7月には、
指揮命令系統や役割
分担の確認、
迅速・的確な社内外への情報提供等を目的と
する大規模非常災害訓練を実施し、
災害に備えています。
また、
自衛隊の大型ヘリコプターによる発電機車の空輸
など、
自衛隊と連携した訓練を重ね、
停電地区が孤立した
場合もライフラインの迅速な復旧ができるよう努めています。
お客さまの生活や企業の経済活動を支えるため、
電力を絶やさず安定的にお届けします。
2016年9
月に襲来した台風16号は、
宮崎県・鹿児島県を中心に
九州各地に大きな被害をもたら
しま
した。
倒木や飛来物によ
り電線が切断されるなど
停電が相次ぎ、
延べ約37万戸が停電。
九州各県から委託先等を含め、
最大約3,100名を動員し、
総力を挙げて復旧作業にあたりました。 お客さまの声を大切にする取組みを
推進しています。
お客さまの声にお応えするためには、
当社に寄せられる声の内容を的確に
把握することが大切です。
私のいる部署では、
電話や窓口などを通してお客さまからいただいた声を
全社から集めるとともに、
定期的にアンケート調査をしています。
その上で、
お客さまのご意見やご要望にどうすればお応えできるかを検討しています。
当社はこれからも、
お客さまとのコミュニケーションの機会を大切にして、
いただいた声をしっかりと受け止め、
スピーディーにお応えするための取組みを
進めていきます。
地域共生本部
広報計画グループ 熊懐 聖恵
くまだき きよえ
新サービス第2弾
「みまもりサポート」
始めました
お客さまからいただいた声を
事業運営の改善に活かしています
10月から、
『九電あんしんサポート』
の第2弾として、
「みま
もりサポー
ト」
を開始しました。
7月から開始した
「親孝行サポート」、「生活トラブル
サポー
ト」、「く
らしサポー
ト」
に新たなラインナップをプラスし、
お客さまが安心して暮らせる毎日をサポートします。
ひとり住まいの親御さまなどの電気のご使用量から、
使用
状況の変化を検知し、
普段と異なった場合、
ご家族さまへ
ご連絡するサービスです。
日 常 の 事 業 活 動 や
お客さまとの対話などを
通じ、
2015年度には、
お客さまから約12,000件
の声をいただきました。
お客さまからいただいた
声は、
全社で共有し、
事業
運営の改善につなげて
います。
引き続き、
お客さまの
ご要望に迅速にお応え
できるよう努めていき
ます。
[お客さまの声の内容]
原子力
発電関係
(38%)
電気契約
関係
(31%)
送電・配電工事
関係
(14%)
電力小売
全面自由化関係(7%)その他(6%)再生可能エネルギー
買取制度関係(4%)合計
12,249件
詳しくは
こちら→
事業運営への反映事例はこちら→
申請書類の作成は不要とし、
お電話をいただく
だけで、
お引越し前のクレジッ
トカードを
お使いいただけるようにしました。
引越し先でも、
引越し前と同じクレジットカードを使いたいが、
改めて申請書類を
出す必要があり、
面倒!全面自由化に便乗し、
当社社員を装った詐欺・
勧誘等が多発しています。
このため、
当社ホームページ、
新聞、
電気ご使用
量 のお知らせ
( 検 針 票 )
などで 、
注 意 喚 起を
行っています。
〔事業運営への反映事例〕
〔ご利用条件〕 九電を名乗る人から、
「電気料金のコン
サルをさせてほしい。」という怪しげな
電話があった。
本当に九電社員なのか?
・「九州電力」または「九電みらいエナジー」と電気の
ご契約いただいていること
・会員サイト「キレイライフプラス」をご利用いただける
こと
(注記)ご契約者さまは、個人のお客さまとさせていただきます。
(注記)ご契約者さまの会員サイト「キレイライフプラス」への
会員登録と、
「みまもり先(親御さまなど)
」の電気の
ご契約情報の追加登録が必要です。
・「九州電力」と電気のご契約いただいていること
・スマートメーターを設置、遠隔で検針していること
・ご契約者さまの2親等以内のご親族さまであること
ご契約者さま
ご家族さま
など
みまもり先
親御さま
など
(注記)
「2親等以内」
の方であれば、
どなたでも見守り先としてご指定いただくことが可能です。
(注記) かけつけ訪問3〜5を依頼するためには、
別途、
「親孝行サポート
(かけつけ訪問)」へ事前のお申し込み
が必要です。
(注)
サービス提供エリアは、
離島供給約款エリアを除きます。
みまもりサポートいつでも
九州電力 CSR ダイジェスト 2016
地球環境にやさ
しい再生可能エネルギーを、
電力の安定供給を前提に、
最大限に受け入れる取組みを行っています。 その一環と
して、
太陽光発電等で余っ
た電気をためて、
使用量が多い時間帯に電気をお届けする
世界最大級の容量をもつ蓄電池の運用を開始しま
した。
この蓄電池の容量
(30万kWh)
は、
一般家庭約1,000軒の1か月間の電気使用量に相当
します。
しかく 太陽光発電の現状
この他にどのような取組みを行っているの?
地球環境の保全や地域環境との共生に向けた
取組みを推進します
〔太陽光発電の発電出力のイメージ〕
豊前蓄電池変電所
(福岡県豊前市)
NAS電池R
(ナトリウム
・硫黄電池)
コンテナ252台
・国による再生可能エネルギーの固定価格買取制度
(2012年)
の開始以降、
太陽光発電の接続量が急増しています。 (2011年度末:74万kW → 2015年度末:597万kW)
・太陽光発電は、
資源の枯渇がなく、
発電時にCO2を排出
しませんが、
出力が天候に左右されます。
・電力の安定供給には、
電気の使用量と発電量を釣り合わ
せる必要があるため、
太陽光等の不安定な出力を火力発電
や揚水発電、
蓄電池等で調整しています。
太陽光・風力の接続量及び
申込み状況の最新情報はこちら→
晴の日
曇りの日
発 電 量
( 供 給 )
電 気 の 使 用 量
( 需 要 )100m140m
高効率でCO2排出削減に貢献する
最新鋭の火力発電設備の営業運転を
開始しました
「ずっと先まで、
明るく
したい。」
を実現する大きな力です。 電気の供給と使用の両面から
CO2排出抑制に取り組んでいます
最新鋭で高効率のL
NGコンバインドサイクル(注記)1
である
新大分発電所3号系列第4軸の営業運転を、
2016年6月に
開始しました
(計画出力48万kW、
熱効率60%以上)
(注記)2。 なお、
この設備の導入により、
計画出力での運転時には、
年間40万トン程度のCO2
の排出削減を見込んでいます。
新大分発電所3号系列第4軸の増設工事は、
大分県内外から延べ30万人
を超える作業者が従事し、
約4年かけて行いました。
私は、
電気関係の設備を中心に、
メーカー工場での確認試験、
搬入、
据付、
現地試運転、
また試運転で見つかった問題点への対応などに取り組みました。
試行錯誤の連続でしたが、
機器据付が無事に完了した時などには大きな
達成感を得ることができ、
非常に貴重な経験を積むことができました。
この発電所が、
何十年も先まで、
環境にやさしく安定した電力を供給し、
九州電力の思い
「ずっと先まで、
明るくしたい。」の実現への大きな力となる
ことを願っています。
2015年度のCO2排出量は、
川内原子力発電所1,
2号機の
再稼働により火力発電所の稼働率が低下したことから、2014年度より減少しました
(さんかく680万トン、
前年度比さんかく14%)。この削減量は、
一般家庭約430万世帯の1年間の電気使用
に伴うCO2排出量(注記)1
に相当します。
しかし、
東日本大震災前
(2010年度)
と比較すると依然と
して高い水準にあるため、
安全を大前提とした原子力発電
の更なる活用や、
再生可能エネルギーの開発・導入のほか、
お客さまの省エネにつながる情報提供、
当社の省エネ活動
の徹底など、
電気の供給と使用の両面からCO2排出抑制に
取り組んでいます。
(注記)1 使用量250kWh/月
(モデル家庭)、販売電力量あたりのCO2排出量
0.528kg‐CO2/kWh(2015年度暫定値)を用いて算出。
(注記)1 ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式。
従来のLNG火力より熱効率が高い
(注記)2 営業運転開始時の暫定出力は45.94万kW
新大分発電所建設所 技術グループ 永倉 康行
ながくら やすゆき
新大分発電所3号系列第4軸
川内原子力
発電所
〔LNGコンバインドサイクル
(イメージ)〕2010 2013 2014 2015
(年度)
3,050
5,210
4,860
4,180
875 844 813 792
▼CO2排出量、
販売電力量の推移 しかく CO2排出量
(調整後、
万トン−CO2)(注記)2
(注記)2 CO2排出クレジッ
ト及びFIT
(固定価格買取制度)
に伴う調整等を含む。
販売電力量
(億kWh)
また、
子どもたちの健やかな成長を応援するため、
次世代
育成支援活動に取り組むNPOなどの諸団体が行う活動
に対し、
助成を行っています。
2016年度は、・地域に開かれた子どもの遊び場づくり・
生活困窮世帯の子どもへの学習支援
など、
九州各地の20件の活動に対して、
総額1,340万円
の助成を行いました。
大分県竹田市の坊ガツル湿原一帯で、
野焼きや外来植物駆除、
ミヤマキリシマ
(希少植物)
保護などの
環境保全活動を、
地域の方々と協働で行っています。
大分県由布市にある九州電力の社有林
「くじゅう九電の森」
では、
小中学生を対象とした環境教育活動
を実施、
森の役割を学んだり、
林業体験や森林観察などの体験を行っています。
2016年5月の財団設立以降、
約740名
(19回実施)が「くじゅう九電の森」
を訪れました。
九州電力 CSR ダイジェスト 2016
この他にどのような取組みを行っているの?
環境活動や次世代育成支援活動、
地域に根ざした
活動を通して、
地域・社会の課題解決に貢献します
「ずっ
と先まで、
明るくしたい。」という
「九州電力の思い」
の実現に向け、
2016年5
月に
『九電みらい財団』
を設立、 「環境活動」や「次世代育成支援活動」を通じた地域への貢献活動に積極的に取り組んでいます。
「九電みらい財団」のホームページはこちら→
次世代育成支援団体への助成金贈呈式
(福岡)
「くじゅう九電の森」
/森の役割を学習
さんかく平治岳/
ミヤマキリシマ
保護活動
平治岳に咲く
ミヤマキリシマ▼
坊ガツル湿原/野焼き活動
【環境保全活動】 【環境教育活動】
【次世代育成支援】
九州各地でNPOや地域の方々と一緒に行うボランティア
活動
「こらぼらQでん」
に取り組んでいます。 長崎支社では、
大村市の徳泉川内
(とくせんがわち)
里山村
において、NP
O法人おおむら里山村づく
り委員会と協働で、
間伐・植樹、
体験農園、
いこいの場の整備を通した人材育成・環境学習を行っています。
5月にはさつまいも畑作りや除草活動を、
9月には遊歩道の
整備などを、
地元の子どもたちと一緒に実施。
参加者から
「久しぶりに土や動植物にふれあうことができた」
などの声を
いただきました。
今後も、
里山での様々な体験を通じて、
子どもたちの健全
な育成に貢献していきます。
復興に向けては、
ボランティアが不足していた6月に、7日間で333名の社員やその家族が、
がれきの撤去などを実施。
その後も、
社内でボランティアメンバーを募り、
継続的に活動
を行っています。
グループ会社の九電旅行サービスでは、
グループ会社社員
を対象に、
ボランティア
・観光・情報発信の3点で被災地に
貢献する「ト
リプルボランティ
アツアー」
を実施。4回で約120名
が参加しました。
11月には、
熊本県福岡事務所と共催し、
JR博多駅内の
商業施設で観光物産展を行い、
多くの方に熊本の特産品を
お買い求めいただきました。
これからも、
様々な形で熊本地震の復興に向けた取組みを
行っていきます。
九州各地の森を活用して、
子どもたちの環境を大切にする
心を育むイベント『Play Forest』
を行っています。
これまで、
福岡市の油山市民の森
(2016年5月)、宮崎県
国富町の法華嶽
(同10月)
などでイベントを実施。
子ども
たちは、
間伐材を使った丸太切りやマイはしづくりなど、
様々なプログラムを通じて、
森を
「学び」
「守り」
「楽しみ」ました。
今後も、
九州各地で
『Play Forest』
を開催していきます
ので、
ホームページで是非ご確認ください。
Play Forestはこちら↑
さんかく割れた瓦の撤去作業 さんかくがれき集積場での作業
さんかく支援物資の運搬作業 さんかく復興支援の観光物産展
里山での体験を通じて
子どもたちの健全な
育成に貢献しています
熊本地震の復興に向けた取組みを行っています
森を
「学ぶ」
「守る」
「楽しむ」
イベント
『Play Forest』を九州各地で行っています
さんかくマイはしづくり さんかく挿し木苗木づくり
さんかく丸太切り体験
さんかく除草活動
さんかくさつまいも
畑作り
九州電力 CSR ダイジェスト 2016
どのような取組みを行っているの?
2018年度までの女性管理職の新規登用数を
過去5年間の2倍にすることを目指します。
(2009〜2013年度)
多様な人材の活躍を通して、
企業価値の向上を図ります。
女性活躍については、
「女性活躍推進法」
(注記)
に基づく行動計画を策定し、
女性が能力を発揮できる環境づく
りを行います。
人権を尊重し、
多様な人材が最大限の能力を
発揮できる職場環境をつくります
しかく 女性活躍推進に向けた今後3年間の主な取組み
(2016〜2018年度)
(注記)
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」 (2015年9月施行)
出前講座 配電訓練 女性管理職懇談会
長期的キャリア形成の観点からの業務付与・異動・
配置の実施
・結婚や出産等を考慮した計画的な育成・異動・配置
・女性を部下に持つ管理職に対する支援 (セミナーの開催等)
結婚後や育児中も働き続けられる環境の更なる充実 ・e‐ラーニングの導入
(育児休職者も対象)
・結 婚や育 児 等により、
やむを得ず 退 職した社 員の
再雇用制度の導入
女性社員の育成段階に応じたキャリア形成
セミナーの開催
若年層:人材活性化部門による対話の実施
中堅層:女性リーダー養成研修の新設
育児層:両立応援セミナーの開催
社内専用サイトでのロールモデル紹介など
の情報提供
女性活躍推進・次世代育成支援の
取組みを推進しています
多様な人材が活躍できる
環境づくりを行っています
女性活躍推進については、
「意識・組織風土改革」、「キャ
リア
形成支援」、「仕事と家庭の両立支援」
を柱に、
取組みを推進
しています。
2016年7月には、
女性活躍
推進法に基づく
「えるぼし」
(注記)について、
平均勤続年数や労働
時間など、
5つの評価項目のうち
3項目を満たし、
3段階評価の
うち2段階目の
「2つ星」
の認定
を受けました。
(九州の企業で
2社目の認定)
(注記)女性活躍推進の優良企業を厚生労働大臣が認定。
「える(L)」
には、Lady(女性)、Labour
(働く、
取り組む)、Laudable
(賞賛に値する)
などの意味が込められています。
次世代育成支援については、
多様な勤務制度を整備する
など、
仕事と子育ての両立への
取組みを推進しています。
2015年には、
2013年に引き
続き2回 目の
「 企 業 適 合 一 般
事業主」
の認定を受け、
次世代
認定マーク
「くるみん」
を取得
しています。
今後も、
女性をはじめとする多様な人材が、
最大限の能力
を発揮できる働きやすい職場環境をつく
っていきます。
〔高年齢者の雇用環境の充実〕
60歳以上の従業員を
「豊富な経験や高度な知識・スキルを
有する貴重な人材」
と位置づけ、
意欲をもってより一層活躍
できるよう、
2015年度から
「キャリア社員制度」
を導入し、
再雇用制度の充実を図っています。 〔障がい者の雇用促進〕
障がいのある方も地域・社会の中で活躍できる環境づくりに貢献するため、
グループ一体となって、
障がい者の雇用促進
に努めています。
特例子会社の(株)九州字幕放送共同制作
センターでは、
障がい者の方々を採用し、
字幕制作を行って
います。
今後も、
定期採用における
「障がい者特別選考」の実施など、
計画的な採用を進めていきます。
障がい者の方々の働く職場
((株)九州字幕放送共同制作センター)
営業の第一線で、
お客さまへの顔の
見える営業活動をリード
しています。
2014年7月に、
営業所長に就任しました。
お客さまへの顔の見える
営業活動を担う現場第一線の長であり、
地域・社会とのコミュニ
ケーションの推進も担っています。
私は、
男女雇用機会均等法施行の年に入社しました。
広報や営業
というお客さまと接するやりがいのある仕事とめぐり逢えたこと、
仕事
と育児の両立への職場や家族の支え、
そして
「働き続けたい」
という
強い思いがあったから、
30年続けてこられました。
管理職になって、
人材育成には
「覚悟」
をもった働きかけが必要
だと感じています。
営業所のメンバーには、
やるべきことを自分で考える
人材になってほしいと思い、
若手をリーダーとしたプロジェクト
チームを作るなど、
いろいろと工夫して取り組んでいるところです。
福岡営業センター福間営業所長 兼 福岡支社部長
(福間地区地域共生統括)藤本 久美
ふじもと くみ
1日営業店にて
お客さま
との対話
さんかく
「えるぼし」
認定マーク
「次世代育成支援対策推進法」
に基づく
厚生労働大臣認定マーク
(愛称:「くるみん」)

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