時代の大きな変化 更なる企業価値向上に向けた取組み
玄海原子力発電所におけ
る冷却水供給訓練
これまでは、
発電、
送配電、
小売部門の一貫体制により電気を
販売してきました。
電力・ガスシステム改革により経営環境が
大きく変化する中、
この変化をチャンスと捉え、
更なる収益基盤
の拡大を目指します。安定供給や環境性などを考慮しながら、
これまで国内外で蓄積
した技術・ノウハウを活かし、
地熱や水力を中心に、
潜在的な
ポテンシャルがある洋上風力についても、
技術開発の進展など
を踏まえながら取り組んでいます。
変わらない
使命・思い
これまで培った強みを世界へ展開
再生可能エネルギーの開発・推進
多様なビジネススキームの創出
電力・ガスシステム
改革の進展
海外市場における
電力需要の増加
再生可能エネルギーに
対する期待の高まり
これまで国内外で蓄積した技術・ノウハウを活かし、
市場の成長性
が高いアジアを中心に、
IPP(注記)
事業を軸に展開していきます。
(注記) Independent Power Producer
(独立系発電事業者)の略
当社初のLNG専焼発電所
「新小倉発電所」
熊本地震における
復旧作業の様子
安全・
安心への
取組み
安定供給
変化への挑戦
九州電力は1951年の創立以来、
「電力を安定してお客さまにお届けすることを通じて、
お客さまの生活や地域・社会に貢献する」
ことを使命と捉え、
戦後の復興から始まり、
経済成長に伴う電力需要の拡大、
オイルショ
ック、
電力・ガス自由化など、
時代の大きな変化に挑戦してまいりました。
今後も電力システム改革をはじめとする多くの経営環境の変化や課題に対して、
「迎え撃つ」
のではなく挑戦者
として取り組むことで、
更なる企業価値向上に努めてまいります。
九州電力 アニュアルレポート 201718 地域の方とのふれあい
「事業所オープンデー」
の様子
2017年4月に開始した
「きゅ
うでんガス」 2016年4月に開始した100%子会社
「九電みらいエナジー
(株)」による
関東エリアでの電力小売販売
日本初のアーチ式ダム
「上椎葉発電所」
日本最大の地熱発電所
「八丁原地熱発電所」
川内原子力発電所におけ
る住民避難支援訓練
「く
じゅ
う九電の森」での
環境教育活動
▶特集1(P.20)参照
電力・ガス小売全面
自由化への取組み
▶特集 2(P.24)参照
海外エネルギー事業の
強化に向けた取組み
▶特集 3(P.28)参照
再生可能エネルギー事業
の拡大に向けた取組み
▶ P.42 参照
CSRの重点項目
地域共生
世界最大規模の
「サルーラ地熱発電所」
(イン
ドネシア)
ベトナム初の外資によるIPP事業
「フーミー
発電所3号プロジェク
ト」
(ベトナム)
九州電力 アニュアルレポート 2017 19
Our Strategy変化への挑戦

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