左から
代表取締役会長
貫 正義
代表取締役社長
瓜生 道明
目指す姿
・お客さまにしっかりと向き合う会社
・変化に迅速かつ柔軟に挑戦する会社
・事業活動をたえまなく見直し、
高い効率性を追求する会社
・電気をお届けすることで地域・社会を支える会社
ごあいさつ
しなやかで強い九州電力を目指します
Toward
A Strong and Supple Company
Section 6
財務セクション
Section 5
経営基盤
Section 4
原子力発電所の
安全・安心への取組み
Section 1
九州電力早わかり
Section 2
中期経営方針の策定
Section 3
電気料金の値上げ
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九州電力 アニュアルレポート 2013
当社は
「ずっと先まで、
明るくしたい。」をブランドメッセージとする
「九州電力の思い」
のもと、
責任あるエ
ネルギー事業者として、
お客さまに安定した電力・エネルギーをしっかりお届けすることを使命に、
事業活動
を進めております。
こうした中、
東京電力福島第一原子力発電所における深刻な事故を契機に、
原子力発電の安全性などに対
する信頼が大きく揺らぎ、
当社におきましても、
全ての原子力発電所が停止し、
大変厳しい電力需給が続くと
ともに、
収支・財務状況が急速に悪化してまいりました。
これらの事態に対処するため、
お客さまからの節電への多大なご協力のもとに、
需給両面において最大限
の努力を行い、
どうにか電力の安定供給を果たすとともに、
数次にわたる緊急経営対策を実施し、
収支の改
善に努めてまいりました。
しかしながら、
原子力に代替する火力燃料費等の増大は緊急経営対策によるコストの削減を大きく上回り、
これ以上の財務の悪化は電力の安定供給を困難にするとの判断に至ったことから、
やむを得ず電気料金の値
上げを実施させていただきました。具体的には、
規制部門のお客さまにつきましては、
本年5月1日から平
均6.23%の値上げを、
自由化部門のお客さまにつきましては、
4月から順次、
平均11.94%の値上げを実施
しております。
詳細は1
1–1
2ページをご覧下さい
当社といたしましては、
今後とも、
徹底した経営の効率化と電力の安定供給に全力で取り組むとともに、原子力発電の安全性や電気料金などに対していただいたお客さまの声に真摯にお応えし、
社会から信頼される
企業を目指してまいります。
また、
国のエネルギー政策の見直しや電力システム改革などの変化に的確に対応してまいります。
このような観点から、
本年4月、
2015年度までの3か年における経営の方向性と重点的な取組みを
「中期
経営方針」
として取りまとめました。今後、
「中期経営方針」
に沿って適切に事業運営を行うことで、
当社を取
り巻く諸課題にしっかり対応してまいります。
詳細は7–1
0ページをご覧下さい
株主・投資家の皆さまにおかれましては、
なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2013年8月
代表取締役会長 代表取締役社長
貫 正義 瓜生 道明
Section 6
財務セクション
Section 5
経営基盤
Section 4
原子力発電所の
安全・安心への取組み
Section 1
九州電力早わかり
Section 2
中期経営方針の策定
Section 3
電気料金の値上げ
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九州電力 アニュアルレポート 2013

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