(別紙2)
玄海1号機の廃止措置計画に係る主な変更内容について
1.廃止措置の工程
しろまる玄海1号機の廃止措置については、
玄海2号機と並行して実施することから、
安全を最優先として着実に廃止措置を進めるため、工程を見直した。
なお、使用済燃料の搬出については、廃止措置終了前までに再処理事業者に
譲り渡すが、2043 年度までの可能な限り早い時期に搬出するように努める。
・玄海1号機側に加え、玄海2号機側も作業場所として使用する計画として
いた第2段階は、玄海1,2号機並行作業により利用可能な作業場所が半分
程度となるため、実施期間が倍程度必要になると想定した。
・玄海1,2号機の第2段階以降の実施時期を合わせることで、玄海1,2号
機の作業場所を有効活用することによる全体工程の短縮や、玄海1号機で
得た知見を、適宜、玄海2号機へ展開することによる作業安全及び被ばく低
減を図る。
2.廃棄物の推定発生量
しろまる廃棄物の推定発生量について、発電所の現状を踏まえ、最新の積算値に
修正した。
放射能レベル区分
推定発生量(単位:トン)
変更前 変更後低レベル放射性廃棄物
制御棒や原子炉内の構造物など、放射能
レベルの比較的高い廃棄物(L1)
約 100 約 100
液体廃棄物、使用済の機器、消耗品など、
放射能レベルの比較的低い廃棄物(L2)
約 800 約 800
コンクリートや金属など、放射能レベルの
極めて低い廃棄物(L3)
約 2,010 約 1,990
放射性物質濃度の測定により放射性物質として
扱う必要のない廃棄物
約 4,120 約 3,920
合 計 約 7,020 約 6,800
放射性物質によって汚染されていない
放射線管理区域内外の廃棄物
約 19.5 万 約 18.4 万
(注記) 下線は変更箇所を示す
以 上

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