九電グループ CSR 報告書201878誠実で公正な事業運営従業員一人ひとりが高いコンプライアンス意識をもち、
誠実で公正な事業運営を行います。
コンプライアンスの推進 ................................................................................................P79〜80
◦
当社役員や社外有識者等で構成するコンプライアンス委員会を
2回開催し、
コンプライアンスに関する提言
やモニタリングを実施しました。
◦
社内及び社外のコンプライアンス相談窓口を適切に運用し、法令や企業倫理に反する行為の防止及び早期
発見に努めました
(2017年度の相談・通報件数:11件)。コンプライアンス意識向上への取組み ..............................................................................P81〜83
◦
教育・研修を実施し、
グループ全体でのコンプライアンス意識の徹底を図りました。
◦
ハラスメン
トの防止に向け、当社及びグループ会社の管理職を対象に、働きやすい職場環境づくりのための
指導のポイン
トや部下の相談への対応方法等に関する講演会を開催しました。
公正な事業運営の徹底 ...................................................................................................P84〜85
◦
社内及びグループ会社に対し、
労働法令に関する業務チェックリス
トの改訂・配布や、
法律相談等のサポー
トを行
い、
法令違反等の防止に努めました。
コンプライアンスの推進
◦
企業倫理に則った公正な事業運営を徹底するため、
コンプライアンス委員会における提言をグループ全体
の取組みに反映していきます。
◦
法令や企業倫理に反する行為の防止及び早期発見のため、
コンプライアンス相談窓口を適切に運営してい
きます。
コンプライアンス意識向上への取組み
◦
従業員一人ひとりが、
コンプライアンスについて主体的に考え、
日常の行動につなげていくため、
階層別研
修や職場研修を実施していきます。
◦
コンプライアンス推進月間
(1月)
において、
社会情勢に応じた全社統一テーマを設定し、
各職場で意識向上
の取組みを実施していきます。
公正な事業運営の徹底
◦
不祥事を未然に防止するため、
リスク管理に重点を置き、グループ全体でコンプライアンスリスクの回避・
低減の取組みを強化していきます。
◦
認識・理解不足による法令違反等を防止するため、
業務チェ
ックリス
トの充実や法律相談等のサポートを図っ
ていきます。
イントラネット
(イントラ)
コンプライアンス
誠実で公正な事業 運 営
2017年度の主な取組み内容
2018年度の主な行動計画
九電グループ CSR 報告書201879誠実で公正な事業運営コンプライアンスの推進体制
社長を委員長とするコンプライアンス委員会のもと、
業務執行機関の長を
「コンプライアンス責任者」
として、
活動計画を策定・実践するとともに、社内外に相談窓口
を設置するなどの体制を整備し、
コンプライアンスを推
進しています。
また、グループ会社に対しては、各社で構成するグ
付託
取締役会
(九州電力)
(各本部等)
コンプライアンス
責任者
(各本部部長等)
コンプライアンス
担当者
(支社エリア)
エリアコンプライアンス推進者
兼支社コンプライアンス責任者
(支社長)
コンプライアンス責任者
コンプライアンス担当者
エリアコンプライアンス
推進担当者
兼支社コンプライアンス
担当者
コンプライアンス
支社所管エリア
担当
報告
提言・
モニタリング
報告
活動計画の策定・実践
相談
相談
コンプライアンス委員会
コンプライアンス小委員会
活動計画の策定・実践
【構成】
委員長
委 員
:社長
:当社関係役員、
労働組合委員長、
社外有識者
コンプライアンス
推進責任者
(常務クラス)
コンプライアンス
教育担当者
社長
(コンプライアンス委員会等)
グループ会社
グループCSR推進部会
連携
コンプライアンス
相談窓口
(社内・社外)
相談役 員従業員取引先役 員従業員取引先
社 長
(コンプライアンスの最高責任者)
報告
報告
連絡
連携
コンプライアンス
相談窓口
(センター長等)
支社エリア一体となった
取組みの推進
くろまるコンプライアンスの推進体制全体図
ループCSR推進部会
(P16参照)
において、コンプライ
アンス情報の共有や意見交換などを行い、グループ会
社と一体となった取組みを推進している他、グループ会
社の指導・支援に関する管理箇所の役割を明確化する
など、当社グループ全体での推進体制の強化を図って
います。
コンプライアンスCSRコンプライアンスの推進
九電グループ CSR 報告書201880誠実で公正な事業運営コンプライアンス委員会
取締役会のもとにコンプライアンス委員会を設置
し、
定期的にコンプライアンスに関する提言やモニタリ
ングを行うとともに、社会的影響の大きい不祥事が発
生した場合には、社外有識者から助言等を受けること
としています。
コンプライアンス委員会での提言は、当社及びグ
ループ会社で共有し、グループ全体の取組みに反映し
ています。
コンプライアンス
委員会
[役割]
◦コンプライアンスに関する
・方針や対策等の提言・審議
・実施状況のモニタリング◦社会的影響の大きい不祥事が
発生した場合のコンプライア
ンス委員会社外有識者による
助言等
[構成] 委員長:社長
委 員:社外有識者
(3名) 労働組合委員長
当社関係役員
[開催]
原則として年2回
コンプライアンス相談窓口
法令や企業倫理に反する行為の防止及び早期発見を
目的に、
「コンプライアンス相談窓口」
を設置していま
す。
また、社外の弁護士事務所にも相談窓口を設置し、
相談を受け付ける体制を整備しています。
この相談窓口利用者のプライバシーは、社内規定に
基づき厳格に保護され、
利用者が相談・通報による不利
益な扱いを受けることはありません。
当社では、
文書や社内イン
トラネッ
ト等による相談窓口
活用の呼びかけを行っており、2017年度には、11件の
相談・通報が寄せられました。
くろまる 
コンプライアンス推進における課題と今後の取組み
くろまる 
コンプライアンス相談窓口の運用状況
くろまる 
九州電力グループ従業員に対するコンプライアンス意
識調査結果
くろまる2017年度の主な審議・報告事項6283 216
2013 (年度)
(件)10200法律相談、
その他相談・問合せ
従業員の行動等への批判
業務運営、
取扱いに関する疑義
2014 20157411651120173362016くろまる相談・通報件数の推移
くろまるコンプライアンス委員会の体制
くろまるコンプライアンス相談窓口
相談者
当社・グループ各社の
役員・従業員、
お取引先
検討結果報告
(適宜)
検討結果報告
(適宜)
相談内容報告
検討結果報告
(適宜)
(注記)原則として匿名
(注記)法的な助言
(適宜)
相談
(注記)原則として顕名
相談
(注記)原則として顕名
社外相談窓口に
関するフロー
社内相談窓口に
関するフロー
社外
相談窓口
(弁護士)
社内
相談窓口
(地域共生本部)
相談内容を
整理・記録
問題点など検討、
事実関係確認、
対策検討
コンプライアンス委員会
イントラネット
(イントラ)
コンプライアンス
九電グループ CSR 報告書201881誠実で公正な事業運営教育・研修による従業員の意識向上
新入社員研修・新任管理職研修等の階層別研修にお
いて、
年代や職位に応じて求められるコンプライアンス知
識の習得を目的とした教育を実施しています。
各職場では、身近な事例を題材としたグループ討議
等、
コンプライアンスについて主体的に考え、
日常の行動
につなげていくための研修を実施しています。
また、
支社ごとに、
専任のコンプライアンス担当者を配
置し、
教育・研修を推進する等、
従業員のコンプライアン
ス意識啓発を図っています。
さらに、
グループ会社に対しても、
従業員を対象とした
コンプライアンス意識向上のための研修のほか、教育担
当者の養成研修や教育素材の提供を行っています。
コンプライアンス行動指針
判断に迷ったときの行動基準や、
お客さまや株主・投資
家などステークホルダーとの関係における留意点などを
具体的に記載した
「コンプライアンス行動指針」
を全役員
及び全従業員に配布しています。
また、コンプライアンス行動指針が示す行動基準等を
記載した
「コンプライアンスカード」
を全従業員が携帯し、
自分の行動に迷った時に、社会の常識に背かない行動を
する拠りどころとしています。
くろまる お客さまとの信頼関係の構築
くろまる 電気の安定供給・品質維持と安全性の確保
くろまる お取引先との良好な関係の構築
くろまる 競合企業との公正な競争関係の維持
くろまる 厳正な許認可申請・届出手続きの実施
2006年7月制定
2017年6月改正
くろまるコンプライアンス行動指針の主な記載項目
くろまるコンプライアンスカード
コンプライアンス
ステークホルダーCSRくろまるコンプライアンス研修の実績
(2017年度)
項 目 実 績
職場研修 9,951名
(延べ)
階層別研修 1,269名
グループ会社向けの研修
CSR研修 29社 225名
合同新入社員研修
23社 127名
コンプライアンス
教育担当者研修
31社 40名
くろまる 身近な事例であるため実感が湧き、改めて自分の行動
を考えるきっかけになった
くろまる 事例を自分の職場に置き換えることで、問題意識を持つ
ことができた
くろまる 研修を活かして、職場のメンバーがお互いに注意しあう
ことが大切
など
▼研修受講者の声
従業員のさらなるコンプライアンス意識向上のため、コンプライアンス研修をはじめとした、さまざまな取組みを
行っています。
コンプライアンス意識向上への取組み
九電グループ CSR 報告書201882誠実で公正な事業運営コンプライアンス
セクハラ
(セクシュアル・ハラスメント)
パワハラ
(パワー・ハラスメント)
コンプライアンス推進月間
毎年1月の
「コンプライアンス推進月間」
に、社会情勢
に応じた全社統一テーマを設定し、コンプライアンス講
演会をはじめとする取組みを全社で実施しています。
2017年度は
「ハラスメントのない活き活きとした職場
づくり」
をテーマに、各職場で取組みを行いました。
コン
プライアンス講演会では、当社及びグループ会社の管
理職を対象に、専門家から、働きやすい職場環境づくりのための管理職の役割や指導のポイン
ト、
部下からの相
談への適切な対応方法などについて、具体的な事例や
セルフチェ
ックを交えながら解説していただきました。
コンプライアンス意識調査
コンプライアンス意識の浸透度や会社の取組みに対す
る評価を把握するため、
当社及びグループ会社の従業員
を対象に、毎年コンプライアンス意識調査を実施してい
ます。
調査の結果、コンプライアンスに関する意識は全般的
に高いものの、
さらなる意識向上や取組みの改善が必要
な項目もありました。
調査結果は、
当社の各事業所及びグループ会社へフィー
ドバッ
クし、
各所で抽出した課題を施策に反映するなど、取組みの継続的な改善に活かしています。
くろまるコンプライアンス推進月間の各種取組み
くろまるコンプライアンス意識調査の概要
くろまる コンプライアンス講演会
くろまる 実際のハラスメント事例を題材とした少人数でのグループ討議
くろまる チェ
ックシー
トによる自分自身や職場での言動の振返りを基にした行動宣言
くろまる 働きやすい職場づく
りをテーマと
した経営幹部向けの研修会
(グループ会社)
など
くろまる 調査期間:2017年4月
(グループ会社)、10月
(当社)
くろまる 回 答 者:24,786名
(対象者の約90%が回答)
くろまる 主な質問項目 ・
コンプライアンスへの取組み ・
パワハラ・セクハラと思われる行為がないか ・
マイナス情報を迅速に報告しているか ・
取引先との公平・公正な関係性 他
コンプライアンス講演会
社 員 の
当社は、
企業やご家庭向けのインターネッ
トサービス
「BBIQ」
等の通信事業
を展開しています。
お預かりしているお客さま情報を大切に取り扱うとともに、
通信事業者として
「通信の秘密」
を厳正に管理するため、
従業員一人ひとりが
情報セキュリティについて正しく理解し、
実践していくよう教育を行っています。
また、
社員へのアンケート調査で、
コンプライアンスに関する会社の取組み
への評価や意識の浸透度合いを確認し活動に反映するなど、
今後も、
「わたし
たちの事業活動は、
地域・社会の信頼や共感の上に成り立つ」
との認識のもと、
継続的な取組みを推進していきます。
情報セキュ
リテ
ィの確保やコンプライアンスの推進に
継続して取り組んでいます。
野田 俊輔
の だ しゅんすけ
株式会社QTnet
総務グループ 副長
九電グループ CSR 報告書201883誠実で公正な事業運営イントラネット
(イントラ)
コンプライアンス
社内イントラネッ
トを活用した情報共有
コンプライアンスに関する情報共有を目的とした
「コ
ンプラネット」
を社内イントラネット上に開設していま
す。コンプラネッ
トは、グループ全体で閲覧できるよう
になっており、
コンプライアンスの取組みに関する情報
のほか、
職場単位での対話や勉強会等で活用できるコ
ンテンツを掲載しています。
2017年度は、
電力・ガスの営業活動において、
実際
に他社で発生した問題事例を紹介し、
適切な業務処理
に向けた注意喚起を行いました。
▼コンプライアンス・イントラネッ
ト画面
くろまるコンプラネッ
トに掲載の主なコンテンツ
くろまる 法令改正や裁判に関するニュース
くろまる 法律用語・法律相談事例の解説
くろまる 各種教育・研修素材
くろまる コンプライアンスの取組み好事例 社会の皆さ
まに、
"胸を張って見せられる行動・判断"に
つながる取組みを推進しています。
社 員 の
研修で身に付けたコンプライアンス意識を実行していくには、
自分の何気
ない行動や考え方を振り返ることが大切です。
九電グループの社員は、
自分の行動や判断に迷った時のために、5つのメッ
セージが書かれた
「コンプライアンスカード」
を持っています。
私は、
その中で
も、
"自分や同僚の行動や判断を、
家族や友人に胸を張って見せられますか?"
という一文が特に印象に残っており、
日頃から自分にも言い聞かせるようにし
ています。
コンプライアンスを推進する部署の一員として、社員一人ひとりの行動が、
社会の皆さまに胸を張って見せられるものであるよう、取組みを続けていき
ます。
中嶋 聡
地域共生本部 法務総括グループ
なかしま さとし
九電グループ CSR 報告書201884誠実で公正な事業運営送配電ネッ
トワーク利用の公平性・透明性確保
送配電ネッ
トワーク利用の公平性及び託送業務の透
明性を確保するため、行為規制やネッ
トワーク利用に
関する規定・ルール等を制定し、
これらに則して厳正な
グループ会社に対する法令情報の提供
グループ会社に共通する法令に関するガイ
ドブックや
自己点検用のチェ
ックリス
トを各社に提供し、法令違反の
防止に向けた活用を促進しています。 20
17年度は、労働法令に関して、問題となる事例や
チェ
ック項目を追加するなどの改訂を行い、グループ各
社へ配布しました。
不祥事や法令違反等の防止に向けた取組み
不祥事や、
認識・理解不足による法令違反等の防止に向け、
グループ全体への法的サポートに取り組んでいます。
法律相談
法務部門では、
従業員が業務を遂行する際に生じる法
的疑問・課題について、
電話や面談、
専用メールで相談を
受け付け、アドバイスを行うなど、サポー
トの充実を図っ
ています。
高度な専門性を必要とする案件については、弁護士等に適宜相談し、
法令等の遵守に努めています。
法令の改正情報を的確に把握する取組み
当社では、法令の改正情報について社外から提供を
受けるサービスを導入し、改正情報の把握を行って
います。現在では、法令のほか、九州7県及び政令指定
都市の条例・規則等も対象とし、
法令違反の防止に努め
ています。
不祥事の未然防止の取組み
グループ会社も含め、
不祥事がグループ全体の信頼・ブランドの失墜につながるため、当社の各統括本部が
グループ会社の取組みを管理・指導する役割を担い、グループ全体でコンプライアンスリスクの回避・低減に取
り組むことにより、
不祥事の未然防止に努めています。
2017年度法律相談件数:512件
〈主な相談内容〉
くろまる 契約書の審査 くろまる 個人情報保護関係
くろまる 電柱敷地関係 くろまる 著作権関係
くろまる 電力・
ガスの小売全面自由化関係 (独占禁止法、
景品表示法など)
くろまる行為規制
電気事業法
【公正取引委員会、経済産業省】
くろまる 適正な電力取引についての指針
【当社】
くろまる 託送業務管理規程 くろまる 託送関連情報管理要則
電気事業法
【電力広域的運営推進機関】
くろまる 業務規程 くろまる 送配電等業務指針
【当社】
くろまる 系統計画策定基準
くろまる 配電設備計画基準
くろまる 系統アクセス基準
くろまる 配電系統連系基準
くろまる 給電運用基準
くろまる 配電系統運用基準
くろまる 送変電系統情報公表基準
くろまる 配電系統情報公表基準
電気事業法
【公正取引委員会、経済産業省】
くろまる 適正な電力取引についての指針
【当社】
くろまる 託送業務管理規程 くろまる 託送関連情報管理要則
電気事業法
【電力広域的運営推進機関】
くろまる 業務規程 くろまる 送配電等業務指針
【当社】
くろまるネッ
トワーク利用
営業活動における関係法令遵守の取組み 2016年4月からの電力小売の全面自由化に伴い、電気
事業法、
景品表示法、
特定商取引法など、
営業活動を実施
するうえで守るべきルールや注意すべき事項を取りまとめ
たマニュアルを作成し、
全社へ周知するとともに、
各事業所
においては、広告作成時に上位機関による審査を確実に
受けるなど、
関係法令に則した適切な業務運営を徹底して
います。
取扱いを行っています。
今後も、
規定・ルール等を遵守し、
公平性・透明性の確
保、
情報管理の徹底に努めていきます。
送電線・配電線➡電力託送供給等のご案内➡送配電部門の行為規制、
送配電ルール
ホームページ
公正な事業運営の徹底
九電グループ CSR 報告書201885誠実で公正な事業運営グリーン調達
循環型社会CSRサプライチェーンと一体となった調達分野での
CSR経営の推進
資機材や燃料の調達においては、
「資材調達基本方
針」
及び
「燃料調達基本方針」
を制定し、
法令遵守はもち
ろん、安全確保や環境への配慮など、CSRに配慮した
調達活動に取り組んでいます。
CSRに配慮した調達活動を実践するためには、基本
方針に対するお取引先のご理解とご協力が重要である
とともに、相互信頼に基づくパートナーシップの確立が
必要不可欠と考えています。
このため、
「資材調達基本方針」
及び
「お取引先さまへ
のお願い」
(ホームページに掲載)
並びに
「燃料調達基本
方針」
へのご理解を深めていただくために、お取引先に
対する情報発信・訪問等の機会をとらえ、
周知・協力をお
願いしています。
今後も引き続き、お取引先への働きかけを行い、お取
引先との対等なパートナーシップを基盤としたCSR経営
を推進していきます。
「資材調達基本方針」
及び
「燃料調達基本方針」
の内容
1 オープンな調達
当社は、
広く国内外の企業から、
当社の事業運営上のニー
ズに合致し、
品質・価格・納入面に優れた資材を調達します。
2 公平・公正な対応
当社は、品質・技術力・価格・経営的及び社会的信頼性・
納入の安定と納期の確実性・
アフターサービス
・既設設備と
の整合性・環境配慮・継続的改善への取組等を総合的に勘
案した合理的かつ公平な評価に基づき、公正にお取引先を
選定するなど調達活動全般に亘り、お取引先に対し公正な
対応を行います。
3 法令・社会規範の遵守
当社は、調達活動全般において、人権の尊重はもとより、
国内外を問わず法令とその精神、社会規範を遵守します。
また、
お取引先にもこれらの遵守を求めます。
4 反社会的勢力との関係遮断
当社は、調達活動全般において、市民生活の秩序や安全
に脅威を与える反社会的勢力との一切の関係を遮断しま
す。
また、
お取引先にも同様の関係遮断を求めます。
5 環境への配慮
当社は、環境の保全や資源の有効活用に配慮した調達活
動を行います。
その取組として、
環境に優しい製品等を積極的に調達する
「グリーン調達」
を推進し、お取引先と協働して循環型社会
の形成に貢献します。
(注記)下線部は、
「資材調達基本方針」
のみ記載
6 安全の確保
当社は、公衆安全や作業従事者の安全を最優先する立場
から、
お取引先に対して適切な安全衛生管理を求め、
協力し
て安全の確保、
災害の防止に取り組みます。
7 情報セキュリティの徹底と個人情報の保護
当社は、お取引先とともに、取引によって知り得たお互い
の機密情報、
及び個人情報を適切に管理、
保護します。
8 契約の遵守と誠実な履行
当社は、取引に関してとりかわした契約を遵守し、契約上
の義務を誠実に履行するとともに、お取引先にも契約の遵
守とその誠実な履行を求めます。
9 コミュニケーションの推進と相互信頼の構築
当社は、透明性の高い調達活動を行い、お取引先との良
好なコミュニケーションと節度ある健全な関係を推進するこ
とにより、
相互信頼を築きあげます。
10 価値の創造
当社は、お取引先を価値創造のパートナーと位置付けて
おり、新たな価値創造に積極的に取り組まれている企業を
尊重します。
そうしたお取引先とともに、最適な品質や価格を追求し、
相互の発展を目指します。
11 地域・社会への貢献
当社は、調達活動においても、お取引先とともに
「良き企
業市民」
として地域・社会の課題解決に貢献したいと考えてお
ります。
2008年7月制定
2017年4月改正
1 法令・社会規範の遵守
2 反社会的勢力との関係遮断
3 契約の遵守、
誠実な履行
4 環境への配慮
5 安全の確保
6 情報セキュリティの徹底
7 安定した納入
8 良質なアフターサービス
9 
適正価格の追求と品質・技術力の
維持・向上
10 良好なコミュニケーションの推進
くろまる
「お取引先さまへのお願い」
の内容
企業・IR情報➡資材調達情報➡資材調達基本方針
ホームページ

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