1(別 紙)
川内原子力発電所2号機安全性向上評価届出書の概要
1 安全性向上評価について
安全性向上評価は、自主的・継続的に原子炉施設の安全性・信頼性を向上させる
ことを目的とし、原子力発電所のリスクを合理的に可能な限り低減することを目標に
以下の流れで実施
2 安全性向上評価届出書の概要について
第1章 安全規制によって法令への適合性が確認された範囲
・建設から第 21 回定期検査終了時点(平成 29 年3月 24 日時点)
までの設置許可、工事計画、保安規定について確認し、最新の
許認可の状態を記載
第2章 安全性向上のため自主的に講じた措置
・保安活動の実績、最新の科学的・技術的知見の反映状況を調査し、
この結果から抽出した安全性向上対策を記載
第3章 安全性の向上のために自主的に講じた措置の調査及び分析
・発電所の最新の状態に基づき、「確率論的リスク評価」、「安全
裕度評価」等を実施し、この評価結果から抽出した安全性向上対策
を記載
第4章 総合的な評定
・保安活動の実施状況調査、確率論的リスク評価、安全裕度評価等の
評価結果を踏まえ、総合評定を実施し、策定した安全性向上計画を
記載
*大規模工事等で変更がない場合
5 年毎に実施
保安活動の実施状況調査
確率論的リスク評価* 安全裕度評価*
総合評価
《更なる安全性向上対策の抽出・実施》
z 安全性向上に資する設備対策
z 安全性向上に資する運用面の対策 23 総合的な評定
(1)総合評定
・今後実施すべき以下の安全性向上対策については、プラントの安全性を
さらに向上させるためのものと評価した。
・今後も、保安活動の着実な実施を基本に、リスク情報を活用しつつ、
原子力発電所のリスクを合理的に可能な限り低減させていく。
(2)安全性向上対策と実施時期
主な安全性向上対策 実施時期
蒸気発生器取替 第 22 回定期検査
メタクラ(高圧電源スイッチ)保護継電器の
デジタル化
第 22〜25 回定期検査
原子炉容器出口管台保全工事 第 23 回定期検査
特別高圧開閉所の更新(注記)
2023 年7月
運転シミュレータへの重大事故解析コードの
導入(注記)
2018 年7月
敷地周辺地震観測装置の追加(注記)
今年度中
事故時の重要な操作に対する教育訓練の強化 適宜
クリフエッジ(限界)到達後の対応を含む
安全裕度評価結果の発電所員への教育訓練
適宜
以 上
(注記):川内1,2号機共通設備 3(参 考)
1安全性向上評価による継続的な取組みの流れ
2届出書
川内原子力発電所2号機安全性向上評価届出書 [約15,600ページ(21冊)]
評価
6 ヶ月
定検 定検 定検
▽定検終了 ▽定検終了
運転 運転
評価
6 ヶ月
評価
6 ヶ月
安全性向上対策
の実施
安全性向上対策
の実施
運転
▽定検終了
▽届出 ▽届出 ▽届出

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