2.実施プラントの選定理由
当社は,何よりも安全性の確保を最優先に,慎重に検討しました。
玄海1,2号機
(2ループ)
燃料121体/基
玄海3,4号機
(4ループ)
燃料193体/基
川内1,2号機
(3ループ)
燃料157体/基
しろまる
玄海3号機にて実施
しろまる
しろまる
しろまる
理由3『燃料取扱上の作業スペースが広い』
しろまる玄海3号機は,4号機より2倍程度広い作業スペースがあるため,MO
X燃料専用の大型の輸送容器や検査装置の配置スペースが十分に確保
でき,
燃料受入検査等を実施しやすく,
作業の安全性が十分確保できる。
しろまる玄海及び川内原子力発電所の,どのプラントでもプルサーマルを安全に
実施可能。
・ 国により,MOX燃料を全炉心の1/3程度*まで装荷できることが
確認されている。
(指針)
* 現状の運用計画は全炉心の1/4程度(<1/3)
なお,安全性については,今後,国の厳格な安全審査を受けます。 理由1『安全に実施できる』 理由2『1基のプラントで,より多くの燃料を装荷できる』
玄海1,2号機 玄海3,4号機 川内1,2号機
約28体 約48体 約40体 << >
しろまる当社では,1基のプラントでプルサーマルを実施する計画としており,
玄海3,4号機が,1基でより多くのプルトニウム(MOX燃料)を
利用でき,
エネルギーの長期安定確保及び核不拡散の観点から望ましい。
・MOX燃料の装荷量(1/4の場合)
使用済燃料の再処理実績(ウラン重量) [2004 年 3 月末 現在]
玄海:約390トン , 川内:約70トン

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