1.プルサーマルの必要性
当社は,以下の観点から,プルサーマルを実施することとしている。
原子燃料サイクルの確立
余剰プルトニウムを持たない
しろまる当社プルトニウム保有量 [2004 年3月末 現在]
・約2.9トン
当社は既に,原子力発電所で発生した使用済燃料を再処理し回収したプルトニ
ウムを保有しており,核不拡散への観点から,着実に平和利用(プルサーマル)
する必要がある。
資源の乏しい我が国において,
エネルギーを長期的に安定して確保していくため
には,原子燃料サイクルの確立は不可欠であり,使用済燃料を再処理し回収され
たプルトニウムを軽水炉で利用するプルサーマル計画の実施は重要である。
天然ウラン
回収ウラン
濃縮ウラン
ウラン燃料
使用済燃料
(リサイクル燃料)
ウラン鉱山
再処理工場
濃縮工場
廃棄物処分施設
原子力発電所
MOX 燃料
使用済燃料
廃棄物
燃料加工工場
廃棄物処分施設
プルトニウム
原子燃料サイクル
ワンススルー
リサイクル
(プルサーマル)

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