玄海原子力発電所における防災訓練実施結果報告書の要旨

防災訓練実施日 平成25年1月31日 平成25年3月15日
想定した原子力災害の
概要
全交流電源喪失により原子炉の冷却機能が全て喪失し、原子力災
害対策特別措置法第15条事象に至る原子力災害を想定
防災訓練の項目 総合訓練
しろまる参加人数 925名(協力会社543名) 473名(協力会社205名)
しろまる内 容 (1)通報訓練
(2)避難誘導訓練
(3)原子力防災要員の動員訓練
(4)モニタリング訓練
(5)緊急時対応訓練
(1)通報訓練
(2)避難誘導訓練
(3)原子力防災要員の動員訓練
(4)モニタリング訓練
(5)緊急時対応訓練
(6)緊急時操作演習
防災訓練
結果の概要しろまる評 価 ・非常事態発生時に発電所とし
て対処すべき必要事項の処置
の実施・確認を行うととも
に、夜間時に緊急事態が発生
した場合にも、緊急安全対策
による対応が確実に行えるこ
とを確認できた。
・複数の原子炉が運転中の状態
で原子力災害が発生した場合
でも、事故対応が適切に行わ
れ、福島第一原子力発電所事
故を受け実施している安全対
策による対応が確実に行える
ことを確認した。
今後の原子力災害対策
に向けた改善点
・所内周知している津波警報に
ついて、今後は、警報解除の
情報も所内周知を実施する。
・夜間作業時にヘッドライトの
明かりだけでは暗かったた
め、車両のヘッドライト等を
有効に活用し、明かりを確保
するよう検討する。
・対策本部内の情報共有につい
て、本部長からの周知や各班か
らの情報連絡方法を検討する。
・テレビ会議中、本部内の対応
が中断したことから、テレビ
会議の運用方法を検討する。
・今回、通常回線を用いた通報
訓練は問題なく行えたが、今
後、衛星回線を用いた通報訓
練の実施を検討する。
(参 考)個々の緊急時対応訓練についても、平成24年9月19日から平成25年3月
31日の期間内で、計196回実施している。
別紙1

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