平成23年東北地方太平洋沖地震から得られた

地震動に関する知見を踏まえた活断層の連動に係る報告概要 1 玄海原子力発電所
・ 玄海原子力発電所の敷地周辺においては、地質調査等の結果に基づき、竹木場断
層、城山南断層等を耐震設計上考慮する活断層として評価している。
・ 敷地への影響及び周辺の活断層分布状況等を踏まえ、連動を検討するものとして、
断層同士が線状に分布し、敷地への影響が比較的大きい警固断層帯と壱岐北東部の
断層群との連動の可能性について地質構造等を踏まえた検討を行っている。
・ その結果、両断層は連動しない可能性が高いものの、念のため連動を考慮した
評価を行い、耐震安全性に影響がないことを確認している。 (参 考)
2 川内原子力発電所
・ 川内原子力発電所の敷地周辺においては、地質調査等の結果に基づき、五反田川
断層、F−A断層、F−C断層等を耐震設計上考慮する活断層として評価している。
・ 敷地への影響及び周辺の活断層分布状況等を踏まえ、連動を検討するものとして、
断層同士が線状に分布し、敷地への影響が比較的大きいF−A断層とF−B断層と
の連動及び布田川・日奈久断層帯から笠山周辺断層群までの連動の可能性について
地質構造等を踏まえた検討を行っている。
・ その結果、これらの断層は連動しない可能性が高いものの、念のため連動を考慮
した評価を行い、耐震安全性に影響がないことを確認している。
以 上

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