玄海及び川内原子力発電所電源線の送電鉄塔における
地震による基礎の安定性評価の報告について(報告概要)
o 玄海及び川内原子力発電所の電源線の送電鉄塔 12 線路 900 基(*1)について、鉄
塔敷地周辺で基礎の安定性に影響を与える3つの事象(図―1参照)のいずれかに該
当する恐れのある鉄塔を抽出し、現地踏査により鉄塔敷地の周辺状況を確認
o 確認の結果、以下の理由により鉄塔敷地に対する崩壊防止対策等の対策工事の必要
はなく、通常管理で問題ないと評価
・ 対象鉄塔周辺には盛土崩壊時に基礎の安定性に影響を与えるような大規模な盛
土は存在しないこと
・ 大規模な地すべりや急傾斜地の崩壊を誘発する地盤の亀裂及び切土等の地形改
変はないこと
〔大規模な盛土の崩壊〕 〔大規模な地すべり〕 〔急傾斜地の崩壊〕
図―1 基礎の安定性に影響を与える事象
*1:平成 23 年5月 16 日の国への報告以降、玄海原子力発電所の電源線の一部に分岐線を
接続したことにより、評価対象線路数及び鉄塔基数が変更となった。
(当初:11 線路 873 基)
[評価対象線路数、鉄塔基数]
線路数 鉄塔基数
現地踏査により周辺状況を
確認した鉄塔基数
玄海原子力発電所 6 373 34
川内原子力発電所 6 527 56
合 計 12 900 90
以 上
別 紙

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