○しろまる 安全性に関する総合評価(ストレステスト)
設計上の想定を超える地震や津波等に対し、原子力発電所がどこまで
耐えられるかの安全裕度について評価するもの ○しろまる 安全上重要な施設・機器等
原子力発電所の安全確保に重要な役割を果たす「止める」、「冷やす」、「閉じ
込める」の機能を持つ機器 ○しろまる クリフエッジ
地震や津波の度合いを大きくしていった時、ある大きさを境に燃料損傷に
向け事象の進展が大きく変わる時点のこと ○しろまる 全交流電源喪失(外部電源、非常用所内電源)
発電所外部の送電線(外部電源)から受電が停止した後、バックアップの
非常用ディーゼル発電機(非常用所内電源)も停止し、発電所の交流電源が
完全に停電し、電力を駆動源とする安全上重要な機器が使えなくなること ○しろまる 最終ヒートシンク喪失
燃料の冷却に必要な海水を取水できなくなること ○しろまる 基準地震動
原子力発電所で想定すべき、最も大きな地震による揺れの大きさ
地震による地盤や建物等の揺れの強さを表す加速度の単位である gal
(ガル)
で表示される ○しろまる 緊急安全対策
福島第一事故を踏まえた国の指示を受け、直ちに実施した安全対策(高圧
発電機車の配備、仮設ポンプ・ホースの配備等)
津波により3つの機能(全交流電源、海水冷却機能、使用済燃料ピットの
冷却機能)を失ったとしても、炉心損傷や使用済燃料の損傷を防止でき、
安全性は確保されていることを、国に確認していただいている ○しろまる シビアアクシデント
安全設計において想定している事象を大幅に超える原子炉の燃料が重大な
損傷を受けるような事象であり、必要な対策を実施している
○しろまる 多重防護
異常の発生を防止する第1の安全対策(異常の発生の防止)に加え、第2
(異常の拡大及び事故への進展の防止)
、第3(周辺へ放射性物質の異常放出
防止)の安全対策を講じておくなど、何段階もの対策をたてておくこと ○しろまる 復水タンク、2次系純水タンク
通常運転中は、タービンを回す蒸気を作るための水を溜めておく役割を
果たすが、原子炉が緊急停止する場合等においては、原子炉冷却のための水源
として使用される ○しろまる ろ過水貯蔵タンク
純水を製造するための原水を溜めておくタンク ○しろまる しゃ断器
電力を駆動源とする機器・設備等へ電力を供給するスイッチの役割を果たす
機器 ○しろまる 燃料取替用水タンク
原子炉の燃料取替時に、核分裂反応を引き起す中性子を吸収するほう酸水を
貯蔵しているタンク
また、緊急時には炉心や使用済燃料ピットへ注水できる