Microsoft Word - お知らせ(最終).doc


ポンプ及び弁の溶接継手に関する供用期間中検査計画での管理状況調査の概要
日本原子力発電(株)敦賀発電所1号機のポンプ及び弁本体の溶接継手について、供用期間
中検査(以下「ISI」という)の計画に反映されていない継手が確認されたことを踏ま
えた原子力安全・保安院からの指示により調査を実施した結果、以下を確認した。
しろまる全てのポンプ本体の溶接継手はISI計画の対象となっていたが、弁については、
高圧安全注入系の16台の弁をISI計画の管理対象に追加し、そのうち5台の弁
を追加検査する必要があることを確認。
しろまる次回定期検査以降、計画的に検査を実施することで、
「発電用原子力設備規格 維持規
格(JSME S NA1-2002)」で定められた検査間隔以内での検査ができ、規格の要求を満足
する。
しろまる当該弁については、製造時の検査記録、建設時の検査記録及び定期検査時の漏えい
検査結果により、健全性を確認した。
<ISI 計画に追加が必要な設備数> <左表の内追加検査が必要な弁台数>
内 訳
ポンプ台数 弁台数
追加検査が
必要な弁台数1+2規格要求による
追加台数 1
社内運用による
追加台数 2
1号機 0 2 1 0 1
2号機 0 2 1 1 0
3号機 0 0 0 0 0
玄海原子力
発電所
4号機 0 0 0 0 0
1号機 0 12 3 1 2
川内原子力
発電所 2号機 0 0 0 0 0
合計 0 16 5 2 3
1:一つの系統内で類似の設計、機能及び運転条件の弁が複数ある場合は、維持規格
(JSME S NA1-2002)の要求に従い 1 台の弁を検査対象とする。
2:系統を維持規格の要求よりも更に保守的に細かく分離し、その分類毎に検査対象を選定。
以 上
(参 考)
系統及び弁構造(例)
供 用 期 間 中
検査(PT*)対象
とすべき溶接線
*:PT(液体浸透探傷検査)表面の割れな
どを検出する非破壊試験の一つ。
高圧注入ポンプ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /