(5)金利の変動

当社グループの有利子負債残高は、平成19年9月末時点で2兆473億円 (総資産の50%に
相当)であり、今後の市場金利の変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性が
あります。
ただし、有利子負債残高の92%が社債や長期借入金であり、その大部分を固定金利で調達
していること、また、財務体質強化のため有利子負債の削減に取り組んでいることなどから、
金利の変動による当社グループへの影響は限定的と考えられます。
(6)個人情報の流出
当社グループは、グループが保有する個人情報について、厳格な管理体制を構築し、情報
セキュリティを確保するとともに、情報の取扱い等に関する規定類の整備・充実や従業員等
への周知・徹底を図るなど、個人情報の保護を徹底しています。しかしながら、個人情報の
流出により問題が発生した場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
(7)自然災害等
当社グループにおいては、お客さまに電力を安定的に供給するため、設備の点検・修繕を
計画的に実施し、トラブルの未然防止に努めています。しかしながら、台風、集中豪雨、地
震等の自然災害、又は事故や不法行為等により、設備の損傷や発電所の長期停止などが発生
した場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
また、当社グループにおいては、危機管理体制の整備に努めていますが、不測の事態に対
する不適切な対応などが発生し、当社グループに対する社会的信用が低下した場合には、当
社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
「企業集団の状況」
最近の有価証券報告書(平成19年6月28日提出)における「事業系統図」及び「関係会社の状
況」から重要な変更がないため開示を省略します。
九州電力株式会社(9508)平成20年3月期 中間決算短信 10

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