企業
(当社)
環境、
CSR、
IR、
経営企画等の
ご担当者
環境情報
WEBで登録
環境情報
(XBRL)
(注記)
ESGライブラリ
WEB,PDF
で閲覧
▶直接対話の機会獲得
▶登録情報の活用
▶直接対話の機会獲得
▶企業評価に向けた比較
分析の実施
▶品質の劣化なしで情報
を入手
▶他社比較、
経年比較に
より自社の状況を把握
(注記):Extensible Business Reporting Languageの略。
効率的な比較分析等を可能にするコンピューター用語で、
財務報告分野で広く
採用され、
国内では金融庁のEDINETや東京証券取引所のTDnet及びコーポレート・ガバナンス情報サービスなどに利用されている
ESG対話プラッ
トフォーム 投資家等
コミュニケーションツール
分析支援ツール
当社は、
企業と投資家等を結ぶ
コミュニケーションの場を提供す
るために2016年度から運用実証
が開始された環境省の
「環境情報
開示基盤整備事業」
に、
2018年度
から参画しています。
投資家の皆
さま向けの環境情報は、
以下の環
境省ホームページで公表されてい
ます。
[URL]
https://www.env-report.
env.go.jp/outline.html
授賞式の様子
(東京・元赤坂 明治記念館) 平木大作経済産業大臣政務官から表彰状を受け取る
貫会長
(当時)
(秋篠宮同妃両殿下ご臨席)57【環境情報開示基盤整備事業への参画】
フジサンケイグループが主催する第27回地球環境大賞で、
当社初となる
「経済産業大臣賞」
を受賞しました。 「地球環境大賞」
は世界自然保護基金
(WWF)
ジャパンの協力を得て創設された、
日本の環境に関する表彰制度として
は最も規模が大きく、
かつ権威と格式があるものです。
今回の受賞は、
地熱や水力を中心とした再生可能エネルギーの積極的な開発、
天候や時間により大きく変動する太陽
光や風力により発電された電気を火力や揚水などの自社電源と最適に組み合わせた最大限の受入れ、
並びにく
じゅう坊
ガツル湿原一帯における野焼き活動などの地域との協働による環境保全活動が高く評価されたものです。
2018年度は、
気候変動など環境分野に取組む国際NGOのCDP
(カーボンディスクロージャー
プロジェクト)気候変動質問書及びウォーター質問書に回答しました。
第27回地球環境大賞
「経済産業大臣賞」
受賞
環境コミュニケーション
社外からの表彰
CDPへの回答
投資家との対話
坊ガツル湿原一帯での環境保全活動は、
環境省等が後援する
各種コンテス
トでも高く評価され、
以下の賞を受賞しました。・「第6回いきものにぎわい企業活動コンテス
ト」 (水と緑の惑星保全機構会長賞)・「平成29年度日本自然保護大賞」
(入選)
環境省が主催する環境コミュニケーション大賞
の環境活動レポート部門で、
グループ会社の九州
林産(株)の生物多様性への取組みや、
CO2吸収な
ど本業を活かした活動が評価され、
2年連続の
「優
秀賞」
を受賞しました。
さらに、
同じくグループ会社の光洋電器工業(株)
の熊本地震後の速やかな環境活動の再開などが
評価され、
3年連続の
「優良賞」
を受賞しました。
「いきものにぎわい企業活動コンテス
ト」
表彰式の様子
「日本自然保護大賞」
賞状
授賞式の様子
(九州林産(株)) 授賞式の様子
(光洋電器工業(株)) 「く
じゅ
う九電の森」
における環境教育は、
参加者以外からも高く評価されました。 「Forest Good 2017 〜間伐・間伐材利用コンクール〜」
(後援:林野庁)の「間伐実践・環境教育部門」
において、
「特別賞」
を受賞しました。
「Forest Good 2017」
表彰式の様子58環境コミュニケーション大賞
「優秀賞、
優良賞」
受賞
(グループ会社)
「くじゅう九電の森」
での環境教育の社外評価
坊ガツル湿原一帯での環境保全活動の社外評価
光洋電器工業(株)
企画・総務部
環境管理推進委員
渡 邊 友 紀
わ た な べ ゆ う き
一昨年の熊本地震では、
会社はもとよ
り従業員の大半が
被災した中で、
当社の環境活動に対し名誉ある賞をいただい
たこ
とは、
明るい話題と
して従業員一同
大変喜んでおり、
これまでの自分たちの
取組みに対する自信にも繋がりました。
今後も、
環境経営を念頭に、
ゼロエミッ
ショ
ンとエネルギー消費量の削減を
目指し、
従業員一丸となって取組んでま
いり
ます。
環境省が主催する第21回環境コミュニケー
ショ
ン大賞の環境活動レポー
ト部門で、
当社の
「エコアクショ
ン21環境活動レポー
ト」
が3年連
続の優良賞を受賞しま
した。
熊本地震の被害や集中豪雨の影響で、
いく
つかの目標は未達成であったものの、
速やかに
環境活動を再開したこ
とや、
廃棄がい
しの再資
源化などの環境経営に繋がる新たな取組みを
開始
した点が高く
評価さ
れ受賞に至りました。
光洋電器工業が環境コミ
ュニケーション大賞で3年連続の
「優良賞」
を受賞しました。
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株)
光洋電器工業(株) 59 2017年9月26日に
「第17回 九州電力環境顧問会」
を開催し、
当社の環境への取組みについて、
様々なご意見をいた
だきました。
環境顧問会での主なご意見とその対応方針についてご紹介します。
主なご意見 主な対応
しかく ご意見の概要と対応方針
浅野 直人
福岡大学 名誉教授
あさ の なおひと
会議風景
西村 邦幸
(株)三菱総合研究所
研究理事室 参与
にし むら くに ゆき
門 久義
鹿児島大学 名誉教授
かど ひさよし
竹ヶ原 啓介
たけ が はら けい すけ
詠田 トキ子
NPO法人
みやざきエコの会 理事長
なが た こ
吉田 哲雄
(株)ワイビーエム
取締役 会長
よし だ てつ お
九州電力環境顧問会委員
(50音順、
敬称略)
(注)
ご所属は2018年1月末時点で記載しています
第17回 九州電力環境顧問会
(株)日本政策投資銀行 執行役員
産業調査本部 副本部長兼 経営企画部
サステナビリティ経営室長環境経営の方向性についてSDGs(持続可能な開発目標)
・ESGの視点と
当社環境活動の整合性について
・SDGs自体に明確な評価基準はないため、
独自の解釈
で計画や取組みの整合性を判断してよい。
・企業価値を高めるためには、
SDGsの思想を事業戦略
に反映し、
社会課題の解決に貢献していくべき。
・ESGの着眼点は、
企業経営において財務だけでなく、
環境面も重視する姿勢が見えるかどうかである。
・SDGsの目標を達成するために、
当社が取組むべき課
題を、
会社全体の環境行動計画に反映しました。
・法対応だけではなく、
社会課題の解決を見据えながら、
事業活動と環境保全を両立していきます。
・これまで同様、
環境経営を事業戦略や企業運営に反映
し、
継続した成長に繋げていきます。
社員のインセンティブを高める仕組みについて
・将来の地球環境を大きく左右する産業であることを社
内に浸透させ、
日々の環境を重視した行動に繋げていく。
・現場のニーズを吸い上げる為には、
提案を募り、
良い
ものは採用・評価する仕組みが効果的。
・会議や研修などを通して、
社員の環境に関する理解促進
や意識高揚を図っていきます。
・現場のニーズを環境活動の方針や計画に反映すること
で、
納得感の醸成や成果の見える化を図っていきます。
・今回の環境報告書では、
地球環境問題への取組みの中で、
再エネの開発や受入れについて、
具体例を交えながら体系
的に紹介する構成に見直しました。
・地熱開発など当社グループの強みを、
様々な媒体を通じて
積極的にPRすることで、
イメージやブランド力を高めてい
きます。
機関投資家等に対する情報開示要求への対応について
・社外に対しては、
再エネの開発や最大限の受入れに努
力していることを、
もっと紹介していくべき。
・地熱や小水力発電など、
九電グループの技術力を海外
に積極的にPRしてもいいのではないか。 60情報発信のあり方について主なご意見 主な対応地域環境活動への取組みについて・
環境月間などの計画策定時に、
社員が地域ニーズを意識(反映)
した活動について、
提案しやすい仕組みを検討していき
ます。
地域における環境活動のニーズについて
・地域の情報やニーズを吸い上げるためには、
お客さま
と直に接する社員に提案してもらうような仕組みがある
とよい。
今回の環境報告書では、
以下の点を見直しています
・環境行動計画の策定プロセスを開示し、
重点取組項目に対
する中長期的な環境目標を掲載しています。
・サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量について、記載内容を充実させています。
・国際的な温暖化対策への貢献の中で、
国内外での地熱開
発について詳しく紹介しています。
・石炭火力の低炭素化への取組みの中で、
技術開発の動向
を紹介しています。
ESG評価が期待できる開示について
・事業者の環境への取組みを網羅的に情報開示しても理
解されない。事業活動における環境課題と具体的な対
応を関連付けて説明することで評価が高まる。
・電力会社は化石燃料の燃焼によりCO2を大量に排出
するため、
CO2排出抑制対応を丁寧に説明する必要が
あり、
その対応として再エネの中でも九電グループの
強みである地熱発電を中心にPRしてはどうか。
・石炭火力発電を保有する企業として、
石炭火力は賦存
量が多く、
経済性に優れているだけでなく、
環境技術が
進歩していることを広く知ってもらうための努力が必要。
・情報発信の目的やターゲッ
トの明確化や、
効果の高い発信
方法
(参加者、
協働先、
マス・
メディアを活用した情報発信)
について検討していきます。
地域環境活動における情報発信力を高め、
お客さまとの
コミュニケーションを促進するための方法について
・自社で主催し、
自社の媒体での情報公開だけでは、発信力の面で限界がある。地域、
OB、
社員の活動をサポ
ートすることで、
社外からの自発的な発信を促してはど
うか。
・協働先については、
現場の意見を踏まえつつ、
学生並びに
地域で活躍しているOB等への協力要請も視野に入れなが
ら検討していきます。
効果的なコミュニケーションを図るための
協働先について
・環境を専門にしている学校は九州にも多くあるため、ディスカッションする場を設けてはどうか。
また、
地域協議会などにメンバーとして参画すると社外
との接点が増え、
ステップアップに繋がる。SDGs:
2015年9月に国連サミッ
トで採択された国際社会全体の
「持続可能な開発目標」
であり2030年を期限とする17の目標で構成 (17の目標の下に、
細分化された169のターゲッ
トで構成)
E S G:環境(E)、
社会(S)、
企業統治(G)の3つの要素に着目して企業を分析し、
優れた経営をしている企業に投資するESG投資の基となる考え方
2017年6月に発行した
「2017九州電力環境アクションレポート」
の読者アンケートを通じて、
九電グループの環境活
動のあり方などについて、
424名の皆さまから貴重なご意見をいただきました。
ご協力いただき誠にありがとうござい
ました。
2017年度は
「レポートのわかりやすさ」、「環境への取組みの評価」
が、
ともに2016年度より高い結果となりました。
2018年度については、
再生可能エネルギーの開発と受入れについて詳しく紹介するとともに、
事業活動における重要
な環境課題の特定プロセスの説明
(P9参照)
など、
読者の皆さまにより親しみやすくご理解いただけるよう、
内容・構成
を見直しました。61再生可能エネルギーの積極的な開発と
最大限の受入れ
安全の確保を大前提と
した原子力発電の活用
特集2
将来を担う次世代の環境を大切にする
心を育んでいます/森を楽
しみながら学ぶイベント「Play Forest」
を九州各地で開催/くじゅう九電の森での環境教育活動
項 目
(上位5項目)
順位
選択数
関心あ
り 合計
主な理由・
ご意見
しかく 九州電力の取組みについて、
ご関心を持たれた項目と、
その理由やご意見1423
・毎日使っている電気だからこそ、
安定供給には今のと
ころは
原子力発電が必要。ただ
し、
何かあってからでは遅いので、
使用
している一消費者と
して知っておく必要がある
・原子力の安全確保が、
九電の最大で最重要な仕事
・家電製品の買い替えなど電気の更なる節約で、
国を挙げて
省エネルギー化に努める必要がある
と感じた・原子力発電のCO2排出量は確かに低いが、
事故が起きなか
った場合であ
り、
安易に比較できない
・様々な取り組みの中で、
次世代を担う子供たちを対象とする
活動に取り組む姿勢を評価した。願わくば、より多く
の街(特に発電所立地自治体)
で開催
して欲
しい
・九州各地で開催さ
れている事を知ら
ない人が多いと思う。もう少しCM等を通
して教えてほ
しい
・再エネの積極的な開発のため、
九州の豊富な地熱資源を活用し地域との共生を図り
ながら導入を進めてほ
しい
・再エネ
を積極的に利用していかなければ、
エネルギー問題は
解決でき
ないと感じる・エネルギーの有効活用について、
一人一人が考えていくべき
時がきている
・省エネに関
しては特に主婦層の関心が高いと思うので、
特集化して
も良いと思う
(注)
「最も関心あ
り」
の選択数で順位付け。
最も関心ありは1つ、
関心ありは4つまで選択可能
お客さまとともに進める省エネ活動
最も関心あり6051483333393948564999909689824特集1
CO2排出抑制に向けた需給両面での取組み/
原子力発電の活用によるCO2排出量削減/
家庭か
ら出るCO2排出量削減の必要性
(回答者数=424)
大変評価できる16.3%
評価できる53.8%
普通
27.8%
評価でき
ない 1.7%
全く
評価でき
ない 0.5%
(2017年度 回答者数=424) (2017年度 回答者数=424)
当社の環境への取組みに対する評価 当社の環境への取組みに対する評価
(注)
「大変評価でき
る」、「評価でき
る」
の回答割合2014201520162017
0 20 40 60 80 100(%)(年度)
73.0%
68.9%
67.7%とて
もわかりやすい
15.1%
わかりやすい
38.9%
普通
38.9%
わかりづらい 5.7%
非常にわかりづらい 1.4%
(2017年度 回答者数=424) (2017年度 回答者数=424)
レポートのわかりやすさ
しかく ご意見の経年変化
しかく 2017九州電力環境アクションレポート アンケート結果
レポートのわかりやすさ
(注)
「とてもわかりやすい」、「わかりやすい」
の回答割合2014201520162017
0 20 40 60 80 100(%)
(年度)
52.6%
49.3%
69.8%
アンケート結果、
お客さまの声
54.0%
70.1% 62 保護者の方々と保育園等の先生を対象に、
エコ・マ
ザー活動
(P52)
に関するアンケートを実施しています。
アンケートでいただいた貴重なご意見については、今後のエコ・マザー活動に活かしていきます。
<アンケート回答数>
保護者:2,880 保育園等の先生:167
しかく エコ・マザー活動へ参加後の変化
(保育園の先生)
Q:エコ
・マザー活動後に、
お子さ
まに変化がありま
したか
しかく 家庭での環境への取組み
(保護者)
(複数回答可)Q:ご家庭で取り組む環境に配慮
した行動について、
エコ
・マザーから 子ど
もたちに伝えてほ
しいことは何ですか
しろまる 照明はこ
まめに消すことしろまる 歯を磨く
時に水を止めること
しろまる テレビ
を見る時間や使い方の工夫
しろまる シャワーをこ
まめに止めること
しろまる 冷暖房の設定温度への配慮
しろまる ゴミを極力出さ
ないようにする工夫
しろまる エコバッ
グの利用
しろまる 使用
しない時の家電製品のプラ
グ抜き
しろまる その他
74.6%
69.1%
55.7%
49.6%
42.8%
34.8%
34.3%
33.0%2.7%しかく 読み聞かせ後の子どもたちの変化
(保護者 保育園の先生)
しろまる 節水するようになった
しろまる 節電するようになった
しろまる 節水・節電の声かけを
していた
しろまる
「もったいない」
と言うよう
になった
しろまる 環境紙芝居に登場する合言葉を言うよう
になった
しろまる
「CO2が出る」
と言うよう
になった
しろまる 給食を残さ
ないと言うよう
になった
しろまる ゴミを分別
した
り減らすようになった
51.5%
25.1%
14.4%
13.2%7.8%7.2%3.6%3.0%
あった
92.8%
なかった2.4%未記入4.8%しかく 環境に関する主なお問い合わせ内容と対応
(2017年度)
対応概要
主な内容 「フロ
ン排出抑制法」
に基づく、
対象フロ
ンの排出量に
ついては、
2017九州電力環境アクショ
ンレポー
トP14
「環境負荷量」、P18
「ハイ
ドロフルオロカーボン
(HFC)」の項に記載
している旨を
ご説明。 「地球温暖化対策の推進に関する法律
(温対法)」で
は、
国に温室効果ガスの排出量を報告する際は、
電気の
購入先である電気事業者の当該年度の
「前年」
のCO2
排出係数を用いて算定することとさ
れている。
このため、
お客さ
まが2017年度のCO2排出量を算定される場合は、
当社の2016年度のCO2排出係数を
ご使
用いただくようご説明。 CS
R報告書に、
2015年に施行さ
れた
「フロン排出抑
制法」
に基づく、
対象フロンの排出量を記載して欲しいと
のご提案。
2017年度の電力のCO2の排出係数を用いてCO2排
出量を調べたいが、
九州電力のホームページでは2016
年度の実績が最新と
なっている。
2017年度のCO2排出量を計算する上では、
2016年
度の排出係数0.483kg-CO2/kWhを用いてよいのか。
項目 件数1ご提案
ご質問 1
エコ・マザー活動におけるアンケート
環境に関するお問い合わせ等への対応

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