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17 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 016
CSR推進会議
CSR担当役員を任命するとともに、社長を委員長とす
るCSR推進会議を設置し、CSR行動計画等の審議を行
い、
取組みの改善・充実を図っています。
グループCSR推進部会
グループCSR推進部会を設置し、
グループ各社におけ
るコンプライアンスなどCSRの取組みを推進しています。
CSR報告書2015アンケート調査(CS
Rの取組み対する社外評価1)
当社グループでは、お客さまをはじめ事業活動に関する皆さまのご期待・ご要請を踏まえ、CSR の取組みを
改善・充実していくマネジメントサイクルを構築しています。
CSRマネジメント
一般のお客さまに
「九州電力CSR報告書2015」
を読んでいただいた上で、CSRの取組み状況等について評価していた
だくアンケー
ト調査を実施しました。 〔調査方法、
対象〕
インターネッ
ト調査、
九州在住の20歳以上 〔回答者数〕
1,467名 〔調査期間〕
2015年6月25日〜7月13日
【調査結果の概要(CS
R重点項目の取組みの評価)】あまり評価できない、
全く評価できない
どちらともいえない
大変評価できる、
評価できる
0 20 40 60 80 10048.350.846.541.744.445.6 47.946.345.044.140.9
37.6 14.18.39.413.39.36.5%
・安全・安心の追求
・環境にやさしい企業活動
・誠実で公正な事業運営
・社会とのコミュニケーション
・地域・社会共生活動
・人権尊重・働きやすい職場づくり
取締役会 社長CSR推進会議
コンプライアンス
委員会
グループ
経営協議会
環境委員会
九電グループ
社長会 グループ技術開発推進部会 技術開発活動 など
グループ海外事業推進部会 海外事業案件検討 など
グループ環境経営推進部会 グループ環境活動計画 など
グループ人事労務部会 グループ合同研修 など
グループCSR推進部会 CSR全般、
コンプライアンス など
グループ営業推進部会 グループ営業推進 など
グループ総務・企画部会 グループ経営に関する事項 など
経営会議
〔役割〕
CSR活動全般の方針・計画等の審議
〔構成〕
委 員 長:社長
副 委 員 長:CSR担当の副社長又は執行役員
委 員:
副社長、取締役、常務・上席執行役員を
基本
(委員長が指名する)
〔開催〕
原則として年2回
CSR推進会議の概要
(2016年6月現在)
〔役割〕・ グループ全体でのCSRマネジメン
トサイクルの確立・ コンプライアンスに関する施策の推進
〔構成〕
部 会 長:
九州電力地域共生本部 部長
(総務担当)
副 部 会 長:九州電力地域共生本部 部長
(法務担当)
構 成 会 社:49社
〔開催〕
原則として年2回
グループCSR推進部会の概要
(2016年6月現在)
▼CSR推進体制
用 語 集 環境経営
コンプライアンスCSR 18
九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 016
CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2016CSRマネジメントお客さまモニター会合(CS
Rの取組みに対する社外評価2)
社外専門家会合(CS
Rの取組みに対する社外評価3)
お客さまや専門家の皆さまからのご意見を踏まえた取組みの改善・充実
お客さまからCSRの取組みへの期待やご意見をいた
だく会合を開催しました。
〔開催日〕
2015年8月9日
〔参加者〕
お客さまモニター33名
お客さまからのご意見を踏まえ、専門的な知見から
ご助言をいただく会合を開催しました。
〔開催日〕
2015年9月29日
(第1回)、10月1日
(第2回)
〔出席者〕
石窪 奈穂美 様
:消費生活アドバイザー
古賀 桃子 様
:ふくおかNPOセンター代表
林田 スマ 様
:大野城まどかぴあ館長
宮原 哲 様
:西南学院大学文学部教授
森沢 徹 様
:(株)野村総合研究所上席コンサルタント 山口 裕幸 様
:九州大学教育学部長
当社のこれまでの課題認識やお客さま及び専門家の皆さまからいただいたご意見を踏まえ、
今後の方向性についてCS
R推進会議において審議し、CSRの取組みの改善・充実を図っています。
〔改善・充実した主な取組み〕 ・
環境活動、
次世代育成支援活動を行う
「九電みらい財団」
の設立 ・
お客さまの声を事業運営により一層反映する社内の仕組みの強化 ・
原子力発電所周辺地域におけるコミ
ュニケーション活動の充実 今後とも、
皆さまのご期待・
ご要請にお応えするCSR
の取組みを行っていきます。
【主なご意見】 ・CO2を多く排出する事業者として、
環境保全活動への期待
が大きい。・環境保全と教育を組み合わせた活動や、
子どもたちの記憶
に残るイベン
トなど、
体験型の活動に期待。
・消費者のニーズにしっかりと応えてくれる姿勢が見えると
信頼につながる。
・本気で声を聴く姿勢を示すには、声に対応したことだけで
はなく、
今後検討することも発信していくことが大事。
・原子力の情報を知らないことが、漠然とした不安や不満、
誤解につながっている。
・原子力の安全性だけが強調されていることに不信感が
ある。・社員との対話は、
社員の顔が見え、
信頼・共感を得やすく、
それが小集団であれば、意見交換を通して思いや情報が
伝わる。
第1回会合 第2回会合
【主なご意見】
・子どもたちへの環境教育・体験を通して、学びや気づきを
与え、子どもたちの行動につなげていくプログラムにする
ことが大事。
・幅広い地域課題に対応し、会社の収支に限らず地域の
活動を継続的に支援する仕組みを作ることが期待されて
いる。
・社外の声を取り入れるだけでなく、
どのような声があったか、
声をどう活かしたかについても、
示すことが信頼につながる。
・困り事があればすぐに問い合わせができ、
「こんな質問には
こう答えます」
とか、
「この部署が答えます」
とかが分かる
よう、
九電の
「聴く姿勢」
をもっとアピールすべき。・原子力に賛否どちらでもない幅広い中間層へのアプローチ
が重要。・消費者は自分の声が届いていないと感じているため、
大人数
の一方通行の説明会ではなく、小集団による双方向の対話
を通して、
一緒に考えていく姿勢を示すことが大事。CSR用 語 集

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