09-社会とのコミュニケーションp57-64.indd


57 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015
社会とのコミュニケーションを強化し、
いただいた声を事業運営に的確に反映するとともに、
情報をわかりやすく、
迅速に公開し、
事業活動の透明性を高めます。
▶広聴・広報活動 .........................................................................................................P58〜61
◦
日常業務や、お客さまとの対話などのコミュニケーション活動を通じて、広くお客さまの声をお聴きし、事業
運営に反映しました。
◦
ヒューマンエラーによる供給支障事故など、
当社のマイナス情報の公開を徹底するとともに、
お客さまの生活
に役立つ省エネ情報などを、
さまざまな媒体を通して発信しました。
▶停電発生時における情報発信の充実
....................................................................................P62
◦
台風等の非常災害時には、報道機関やホームページ等を通じて広く停電情報を発信しています。
◦
非常災害時以外の停電情報についても、速やかにホームページへ掲載するようにしました。
▶原子力関係情報の公開・発信とコミュニケーション活動 ............................................................P63
◦
原子力発電所の安全対策等についてご理解いただくため、訪問活動や見学会など、フェイス・トゥ・
フェイス
のコミュニケーション活動を実施しました。
▶株主・投資家ニーズを踏まえたIR活動 .................................................................................P64
◦
アナリスト・
投資家向け説明会・訪問活動の実施による双方向コミュニケーションに加え、当社の経営概況に
関する資料や財務情報などをホームページ上で公開しました。 ▶広聴・広報活動
◦
お客さまとのコミュニケーションの機会を大切にし、
これまで以上にお客さまの声に真摯に耳を傾け、
日常
の事業活動やお客さま対話活動、ホームページなど、あらゆる機会・接点を通じていただいた声を全社で
共有し、事業運営に反映していきます。
◦
フェイス・トゥ・
フェイスでのお客さまへの情報提供のほか、
さまざまな媒体を活用してわかりやすい情報発
信を行っていきます。
▶停電発生時の情報公開
◦
供給支障事故発生時には、お客さまの視点に立った迅速かつ積極的な情報公開に努めていきます。
▶原子力関係情報の公開・発信とコミュニケーション活動
◦
原子力発電に対する地域の皆さまの安心感を高めていただくため、地域の皆さまの不安や疑問の声を丁
寧にお聴きするコミュニケーション活動を充実させていきます。
◦
原子力災害時等、
危機発生時の広報対応訓練を実施し、
マスメディア等を通じた迅速な情報発信など、広報対応を充実させていきます。
▶株主・投資家ニーズを踏まえたIR活動
◦
株主・投資家からのニーズが高い経営層による説明会や面談を引き続き実施し、建設的な対話を行うととも
に、ホームページ上の開示情報を拡充するなど積極的な情報発信を行うことで、株主・投資家の皆さまとの
さらなるコミュニケーションの充実に努めていきます。
2014年度の主な取組み内容
2015年度の主な行動計画
社会とのコミュニケーション
ヒューマンエラーIR用 語 集 58九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015社会とのコミュニケーションCORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2015
九電のホームページは、
知りたい情報が
どこにあるかわかりにくい 2015年4月から、
非常災害時以外の停電情報についても、
速やかにホームペー
ジへ掲載するようにしました。
停電発生日時や復旧日時、
停電地区、
停電原因など
をお知らせしています。
2014年10月分から
「口座振替日指定サービス」
を開始しました。
詳しくは、
当社
ホームページをご覧いただくか、
お近くの当社営業所
(コールセンター)
までお問
い合わせください。
お客さまが必要とされる情報をわかりやすく表示するため、2015年4月に、
当社ホームページのト
ップページ等のレイアウ
トを変更しました。 当社ホームページに口座振替払いや振込票の取扱い金融機関を掲載してい
ます。
当社ホームページの料金メニューや単価を紹介しているコーナーに、
農事用電
力契約の最低保証料金の具体例を、
図を活用しわかりやすく案内しています。
お客さまの声に基づく業務改善の事例
給与振込日など、
自分が指定する日に電
気料金を口座から引き落としてほしい
台風などの非常災害時以外の停電情報
も知らせてほしい
電気料金の振込ができる金融機関を
ホームページに掲載してほしい
農事用電力契約の最低保証料金の仕組
みを教えてほしい
お客さまの声を大切にした事業運営
お客さまからの電話でのお問い合わせなどの日常の事業活動や、
お客さまとの対話などのコミ
ュニケーション活動など
を通じて、
広くお客さまの声をお聴きし、
事業運営に反映しています。
広聴・広報活動
▼お客さまの声を大切にした事業運営の仕組み
▼お客さまの声に基づく事業運営の改善事例
【お客さまとの接点】
【お客さまとの接点】
レインボーシステム
お便りBOX
アンケート など
ホームページ
【お客さまの声の流れ】
【お客さまの声の流れ】経営層各部門
( )
ご意見やご要望、
質問など、
お客さまが当社ホームページから入力
( )
ご意見やご要望など、
いただいたお客さまの声を社員が入力
対応・検討結果も含め、
全社員が閲覧可能
事業運営に反映
日常の事業活動
(電話・窓口・現場対応)
お客さま対話活動
(訪問活動・懇談会・説明会等)
トップページ➡停電情報
ホームページ
個人のお客さま➡お支払い方法➡口座振替によるお支払い
ホームページ
個人のお客さま➡お支払い方法➡口座振替によるお支払い
ホームページ
個人のお客さま➡料金メニューや単価➡料金単価表➡農事用電力
➡最低保証料金のご案内
ホームページ
また、当社関係者を装った電話・訪問活動について、当社ホームページにおける主な事例の紹介に加えて、次のとおり
注意喚起を行いました。
1当社ホームページでの詐欺・勧誘等に関する注意喚起の実施について、
「電気ご使用量のお知らせ」
の裏面にてPR
2当社ホームページ
〔九電チャンネル
(YouTube)〕や当社Facebookで、
わかりやすい動画による注意喚起を実施
59 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 01520122013
2014 3,832
(件)
3,850
2,884
情報公開の徹底
情報公開への基本姿勢
当社は、事業活動の透明性を高め、お客さまや地域・
社会のご理解と信頼をいただけるよう、
情報公開の基本
的な姿勢を示した
「九州電力情報公開の心構え」
を制定
しています。
この心構えのもと、経営情報や発電所でのトラブル、
原子力発電所での安全対策、企業P
R等、事業活動全般
の情報について、記者発表やホームページ、パンフレット・チラシ等、さまざまな媒体を通して、積極的に公開・
発信しています。
当社は、企業としての社会的責任を深く認識し、
「九州
電力グループ行動憲章」
に基づいた公平・公正な事業活
動に徹するとともに、公益を担うものとして地域共生の
基本理念のもとに、事業活動の透明性を確保し、お客さ
まのご理解と信頼を得るよう努めていかなければなりま
せん。
このため、社員一人ひとりが、以下の心構えで、情報
公開を推進していくこととします。
1 お客さまに対し、
積極的に情報を公開しよう。2 お客さまの気持ちに立って、わかりやすく、迅速、的
確な情報公開を心掛けよう。3 あらゆる機会を通じて、お客さまの情報ニーズを把握
しよう。4 お客さまとの間に意識・認識のズレが生じないよう、
常に自己点検しよう。
1999年4月制定
▼九州電力情報公開の心構え20122013
2014 3,255
(件)
2,579
3,954
◦レインボーシステム
全社員が個別のパソコンからお客さまの声を入
力・検索することができる
「レインボーシステム」を活用し、お客さまからいただいた声を共有するとと
もに、業務計画へ反映するなど業務改善を行うこと
で、
お客さま満足の向上に努めています。
◦お便りBOX
当社ホームページに設けた、
「お便りBOX」
を通し
てお客さまからいただいたご意見やご要望、
質問な
どについて、個別にお応えするとともに、お客さま
からいただいた声を社内で共有し、お客さま満足の
向上に努めています。
◦お客さま対話活動
お客さまから幅広いご意見をお聴きできるよう、
「お客さま対話活動」
を推進しています。
2014 年度実績 約 12.8 万名
2013 年度実績 約 11 万名
▼お客さまの声の件数
用 語 集
スマートグリッド
ヒューマンエラー60九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015社会とのコミュニケーションCORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2015
北九州支社では、
地元コミュニティFMラジオに社員が出演し、
地域の皆さまへ当社に関する
情報をお伝えしています。
社員が出演するのは、
「Jumpin KITAQ」
の中の
「Talk with Kyuden」
というコーナーです。
出演のきっかけは、
お客さま対話活動において、
ラジオ局
「FM KITAQ」
の社長からいただいた
「お客さまからもっ
と九電に親しみを感じてもらうため、
番組に出てはどうか」
というご提案でした。
毎週金曜の15時から10分間、
番組パーソナリティとお話ししながら、
電力の需給状況や原
子力発電所の安全対策、
省エネ情報などを、
工夫を
凝らしながら分かりやすくお伝えしています。
社 員 の 電波に乗せて、
お伝えし
ます。
九重の自然を守る会 副会長 高橋さんからのメッセージ
社 員 の
北九州支社 企画・総務部
広報グループ 堀 考浩
ほり たかひろ
当社の目標である
「災害ゼロの達成」
に向けて、
支社においても各種安全教育を定期的に
実施しており、
「なぜ災害がゼロでなければいけないのか」
等、
ゼロ災運動の基本を繰り返し
教えています。
また、
現場で作業を指揮する方には、
「そもそも現場に安全は存在しない、
常に存在するのは
危険である」
との意識付けを行い、
現場や作業に潜む危険を事前に見つけて対策を行う
「先取りの安全活動」
等について教育しています。
安全を確保するためには、
このような教育を積み重ねて、
社員の安全意識を高める事が
重要であり、
今後も災害ゼロを目指して安全教育に
取り組んでいきます。
皆さん、
ご安全に!!
大分支社 人事労務部
労務安全グループ 安藤 俊二
あんどうしゅんじ
安全意識の醸成のために、
各種安全教育を行っています。
じゅうたん
報道機関対象の現場公開
(中央給電指令所) 発電所見学会時における現場説明会
(苅田火力発電所)
社長記者会見、
記者発表を通じた情報公開・発信
当社の事業活動を幅広くお伝えし、ご理解いただくた
め、社長記者会見や記者発表を通じて、情報公開・発信
を行っています。
図表などを用いてわかりやすさを意識した会見を行う
とともに、
会見時の動画について、
ホームページに掲載し
ています。
また、
当社事業に関する正確な報道につながるよう、報道機関を対象とした現場公開や見学会、説明会なども実
施しています。
▼記者会見や報道機関を対象とした取組みの実績
2014年度実績
記者会見 12回
・社長記者会見・電気事業連合会での記者会見
記者発表 248件 ―
現場公開
見学会
説明会
38回・
川内原子力発電所安全対策の実施状況
及び重大事故等対応訓練の公開・苅田発電所見学会・薩摩川内市スマートグリッ
ド実証試験
など
▼事故等のマイナス情報の発信実績
2012年度 2013年度 2014年度
供給支障関係 32 24 36
原子力関係 4 2 1
設備トラブル 15 6 8
その他 12 2 1
合 計 63 34 46
【主な内容】
くろまる 
玄海原子力発電所第一放射化学室における発煙に
ついて
くろまるヒューマンエラーによる供給支障事故
くろまる 豊前発電所1号機の運転停止
情報公開の推進に向けたグループ大での取組み
当社では、
本店各本部に情報公開責任者を設置し、情報公開の推進体制を強化するとともに、
情報発信計画を
策定し、計画的・積極的な情報公開・発信に努めていま
す。
また、グループ大での情報公開の推進にも取り組んで
おり、当社及びグループ会社で発生した事故などお客さ
まや社会に影響を与える事象や、法令違反・企業倫理に
反する行為などについても、迅速・的確な情報公開に努
めています。
61 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015
トップページ➡でんき予報
(電力のご使用状況)
ホームページ
テレビ番組告知コーナーでの
節電のお願い
街頭での節電のお願い
(チラシ配布)
公式Facebookによる情報発信
2014年3月に開設した公式Facebookでは、電気設
備の点検など安定供給に向けた取組みや地域行事での
ボランティア活動、家庭の省エネ方法などお客さまの役
に立つ情報や、
九州をフィールドにさまざまな分野で活躍
する人・団体・企業の紹介など、興味をもっていただける
情報を日々発信しています。
ちょっと
した工夫で省エネにつながり、
家計も助かり
ます!でんきの
上 手な使いかた
冷 蔵 庫
設定温度は
適切に
エアコン
照 明 テレビ
詰め込み過ぎに注意!
便利なコの字収納。
傷んだパッキンは
取り替えて
冷蔵室は、
真ん中を空けてコの字
に収 納すると、
奥まで 見 渡 せる
だけでなく、
冷気の流れも
良く
なります。
ドアのパッキンが傷んでいると冷気
が漏れて消 費 電 力 量が 増えます。
名刺などをはさんで、
ずり落ちるようなら
取り替え時です。
器具の掃除で明るさアップ
照明のかさやカバーが汚れていると明るさが低下します。
こまめな掃除を心がけましょ
う。
一年中
「強」
にする必要はあり
ません。
部屋の温度や状況に合わせて、
設定
温度を
「中」や「弱」
にしましょ
う。
熱いものは冷ましてから
熱いものをそのまま入れると、
庫内温度
が上昇し、
他の食品の温度が上がったり、
消費電力量が増えます。
家庭でできる
省エネ
【その❶】
POINT3
POINT1
POINT1
POINT4
POINT2
POINT2
衣服などで調節して、
設定温度をで
きるだけ外気温に近づけましょ
う。夏は28°C、
冬は20°Cを目安に。
設定温度は
控えめに
POINT1
LED照明に取り替える 見る時間を
短縮する
POINT
植木鉢やごみ類などで吹き出し
・吸い込み口
をふさ
ぐと、
エネルギー効率が悪く
なり
ます。
室外機の周りはふさがずに
POINT3フィルターを月に
1〜2回清掃
POINT2
年間で電気 31.95kWhの省エネ
約720円の節約
年間で
約1,200円の節約
約680円の節約
年間で
年間で
ものを詰め込んだ冷蔵庫を
半分の量にしたら
年間で電気 43.84kWhの省エネ
年間で
約990円の節約
冷蔵庫の設定温度を
「強」
から
「中」
に変えたら
年間で電気 61.72kWhの省エネ
年間で
約1,400円の節約
冷房 設定温度を27°Cから
28°Cにしたら
年間で電気 30.24kWhの省エネ
暖房 設定温度を21°Cから
20°Cにしたら
年間で電気 53.08kWhの省エネ
(注記)節約金額は、
(一財)省エネルギーセンター
「家庭の省エネ大事典」
の省エネ試算値及び(一社)照明学会
「住まいの省エネBook
2014年度版」
の節電効果をもとに、
当社の従量電灯B・電力量料金(121kWh〜300kWhの単価22.63円)を適用。
(注記)電気使用量1位〜4位は、
(一財)
日本エネルギー経済研究所の試算結果
(世帯あたりの電気使用量の多い電化製品)。(注記)フィルターが目詰
まりしている場合
と清掃した場合の
比較
(2.2kWのエ
アコンの場合)
年間で約1,950円の節約
白熱電球
(54W)
をLED
(11W)
へ交換
年間で電気86.00kWhの省エネ
年間で約380円の節約
(注記)液晶テレビ (32V型)の 場合1日
1時間テレビを見る時間を減らしたら
年間で電気16.79kWhの省エネ
電気
使用量 1位2位4位3位九州電力CSRブッ
クレット/P3‐P443
▼社員による節電のお願い
お客さまへの積極的な情報発信
電気の需給情報の発信
「でんき予報」
電気の需給状況をお客さまにわかりやすくお知らせす
るため、
ホームページに
「でんき予報」
を掲載しています。 「でんき予報」
では、
当日や明日、
週間の予報のほか、現在の使用量及び使用状況の推移など、需給状況に関す
る詳細な情報をタイムリーに発信しています。
また、
さまざまな媒体を通じて、
お客さまへの節電のお
願いや、
省エネ情報を発信しています。
▼でんき予報の画面
▼検針票裏面での省エネ情報の発信 ▼パンフレッ
トでの省エネ情報の発信
(CSRブックレッ
ト2015)
料理レシピの紹介
(ニンジンクリームスープ)
地域行事紹介
(佐賀インターナショ
ナルバルーンフェスタ) 62九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015社会とのコミュニケーションCORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2015
停電発生時における情報発信の充実
ホームページへの停電情報公開の迅速・充実化
停電が発生した場合は、
お客さまからのお問い合せに
お答えするとともに、停電情報をホームページに掲載し
ています。
また、2015年4月からは、お客さまからの停電情報
の充実に関するご要望にお応えするため、
ホームページ
の停電情報をシステム化し、停電発生日時や復旧日時、
停電地域、停電原因などの情報を速やかに掲載してい
ます。
なお、
ホームページでは、
ご家庭の電気が消えたとき
の対処法も1分間の動画でご紹介しています。
非常災害時における停電情報の発信
台風等の非常災害時には、暴風等の影響で停電が広い
範囲で発生することがあるため、報道機関やホームペー
ジ等を通じて、
広く停電情報を発信しています。
ホームページでは、非常災害時の停電情報として、停
電戸数などの情報について、
県及び市区町村単位でお知
らせするとともに、台風通過後速やかに復旧見込みをお
知らせするなど、
停電情報の内容充実に努めています。
また、
『九州電力携帯メールサービス(注記)』として、事前に
会員登録いただいたお客さまの携帯電話へのメールで
のお知らせも行っています。
このメールサービスは、当
社ホームページでご登録いただけます。
(注記)パソコンへのメール配信も可能
▼停電情報の画面イメージ
▼非常災害時の停電情報
63 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015
2015年3月に、川内原子力発電所1号機の原子
炉建屋内の安全対策の実施内容について、報道陣
に公開しました。
格納容器内の水素濃度を低減させる装置や、使
用済燃料ピッ
トの水位をピッ
ト底部付近まで計測可
能な水位計、
設備の耐震補強など、
新規制基準に則
り、新たに設置した安全対策や、格納容器内への給
水訓練など、
訓練の状況についても公開しました。
2014年10月〜11月に、川内原子力
発電所の30km圏内に位置する
8市町の
首長の皆さまに、福島第一原子力発電
所の事故の教訓を踏まえた、発電所の
安全対策や、当社の安全への決意など
についてご説明させていただきました。
ご出席者
(個別に説明)
いちき串木野市長、
阿久根市長、
鹿児島市長、
出水市長、
日置市長、
姶良市長、
さつま町長、
長島町長
当社説明者
社長、
副社長
(原子力コミュニケーション
本部長)
川内原子力発電所の安全対策の実施内容の公開
川内原子力発電所周辺8市町の首長の皆さまとの意見交換
TO P I C S
TO P I C S
給水訓練の実施状況
(冷却水送水ホースの敷設)
意見交換の様子
使用済燃料ピッ
ト水位計の設置状況
原子力発電所の安全対策等に関するコミュニケー
ション活動
福島第一原子力発電所事故を踏まえた
•緊急安全対策の実施結果
•更なる安全性・信頼性向上対策の実施状況
•原子力規制委員会が策定した新規制基準への対応状況
など、当社原子力発電所の安全対策について、お客さま
や地域の皆さまにご理解いただくため、九州全域におい
て、
訪問活動や発電所見学会などのフェイス・トゥ・フェイ
スのコミュニケーション活動を実施しています。
今後も、あらゆる機会を捉えたコミュニケーション活
動を行い、皆さまのご理解や信頼を得られるように努め
ていきます。
原子力関連情報の公開・発信
原子力発電所の安全確保に向けた取組みや、発電所
の運転状況に関する情報などについて、
記者発表やホー
ムページを通じて、迅速・的確に情報を公開・発信して
います。
原子力関連情報の公開・発信とコミュニケーション活動
原子力情報の公開状況
(2014年度実績)
1 2014年度の原子力関係記者発表件数:37件
発表件名 件数
原子力発電所の新規制基準への適合性確認の取組み関連 11
原子力発電所の新燃料・放射性廃棄物等の輸送関連 2
訴訟関連 16
その他
(川内2号、
玄海1号高経年化技術評価 他) 8
2 当社ホームページへの掲載内容
くろまる 原子力発電所の概要
くろまる 原子力発電所の運転状況、
定期検査状況
くろまる 原子力発電所のトラブル情報
くろまるリアルタイムデータ
(発電機出力、
放射線データ)
くろまる 
原子力発電所の安全確保に向けた取組みについて
3 原子力情報公開コーナー
玄海エネルギーパーク及び川内原子力発電所展示
館等に設置された
「原子力情報コーナー」
では、
当社の原子力発電所に関するさまざまな情報を公開
しています。
【公開資料
(例)】
くろまる 当社原子力関係公表文 くろまる 安全協定
くろまる 原子炉設置
(変更)
許可申請書 くろまるトラブル報告書
くろまる 定期安全レビュー報告書 くろまる 原子炉施設保安規定
くろまる 高経年化技術評価書 くろまる 耐震安全性評価結果
くろまる 原子力発電所データ集
くろまる 原子力事業者防災業務計画 64九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 015社会とのコミュニケーションCORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2015
用 語 集 IR
株主・投資家ニーズを踏まえたIR活動
株主・投資家の皆さまとの双方向コミュニケーション
の充実により、
信頼関係の構築と満足度向上を図るため、
「IR基本方針」
を定め、さまざまなIR活動を推進してい
ます。
各種説明会や訪問活動を実施し、フェイス・トゥ・フェ
イスのコミュニケーションを図るとともに、
ホームページ
に説明会時の資料やIRツール、財務情報、株式情報な
どを公開し、積極的かつわかりやすい情報発信に努めて
います。
さらに、
株主総会においては、
•インターネッ
トによる議決権行使の仕組みの導入
•事業報告のビジュアル化
を行うなど、
株主の皆さまの視点に立った参加しやすくわ
かりやすい総会の運営に努めています。
企業・IR情報➡株主・投資家の皆さま
ホームページ
▼主なIR 活動
対 象 内 容
アナリスト機関投資家
・経営概況説明会
・国内・海外機関投資家訪問
・IR関連情報英訳版のホームページへの掲載
個人投資家・各種媒体を通じた株主・投資家への情報発信・個人投資家説明会
IR基本方針
基本姿勢
だいやまーく
当社は、
経営品質を高め、
企業価値の持続的向上を図ることによって、
株主・投資家の皆さまの満足度の向上に努めます。
だいやまーく
積極的な情報開示や双方向のコミュニケーションを継続的に実施することにより、資本市場から適正に評価していただくと
ともに、
株主・投資家の皆さまとの信頼関係を構築します。
行動指針
だいやまーく
適時・的確かつ積極的に伝えます ―透明性の高い情報開示―
くろまる 法令を遵守し、
適時・的確に開示します。
くろまる 投資判断に必要な会社情報を積極的かつわかりやすく開示します。
くろまる 開示情報へのアクセス機会の公平性を確保します。
だいやまーく皆さまの意見を適切に活かします ―双方向コミュニケーションの重視―
くろまる 
当社からの情報開示だけでなく、
株主・投資家の皆さまとの双方向のコミュニケーションを重視します。
くろまる 
株主・投資家の皆さまからのご意見やご要望を社内にフィードバックし、
業務運営に適切に反映させていきます。
だいやまーく全社一丸となって取り組みます ―組織的なIR活動の実践―
くろまる 
IRは、
経営の重要事項の一つであると認識し、
経営ト
ップのリーダーシップのもと、
全社一丸となった活動を展開します。
くろまる 
効果的な双方向コミュニケーションの前提となる全社IR意識の向上に努めます。
2006年7月制定
▼持株比率40.34.917.40.91.435.120132010 2011 2012050100(%)43.15.911.90.91.936.3
(年度)
個人その他
政府・
地方公共団体
金融機関
その他国内法人
外国人
証券会社44.36.210.80.91.336.5201442.15.215.20.90.735.942.64.718.10.90.932.8IRに関するお問い合わせは、ホームページ
「株主・投資家の皆
さま」内「IRお問い合わせ」
にて受け付けています。

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