27 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 014
CSR推進会議
CSRの推進のため、CSR担当役員を任命するととも
に、社長を委員長とするCSR推進会議を設置し、CSR
行動計画の策定等を行い、CSRの取組みの充実を図っ
ています。
グループCSR推進部会
九州電力グループでのCSRの取組推進のため、グ
ループCSR推進部会を設置し、CSR行動計画のPDCA
を行っています。
当社では、
CSR 報告書をコミュニケーションツールとして、
お客さまをはじめとするステークホルダーの
皆さまの
「声」
をお聴かせいただき、
その
「声」
を事業運営に反映させるCSRマネジメントサイクルを
構築しています。
CSRマネジメント
取締役会 社長CSR推進会議
コンプライアンス
委員会
グループ経営
協議会
環境委員会
九電グループ
社長会 グループ技術開発推進部会 技術開発活動 など
グループ海外事業推進部会 海外事業案件検討 など
グループ環境経営推進部会 グループ環境活動計画 など
グループ人事労務部会 グループ合同研修 など
グループCSR推進部会 コンプライアンス など
グループ営業推進部会 グループ営業推進 など
グループ総務・企画部会 グループ経営に関する事項 など
経営会議
〔役割〕
CSR活動全般の方針・計画等の審議
〔構成〕
委 員 長:社長
副 委 員 長:CSR担当の副社長又は執行役員
委 員:
副社長、取締役、常務・上席執行役員を
基本
(委員長が指名する)
出 席 者:常勤監査役
〔開催〕
原則として年2回
CSR推進会議の概要(2014年6月現在)
〔役割〕・グループ全体でのCSRマネジメン
トサイクルの確立・コンプライアンスに関する施策のグループ会社への
確実な浸透
〔構成〕
部 会 長:
九州電力
(株)
地域共生本部 部長
(総務担当)
副 部 会 長:九州電力
(株)
地域共生本部 部長
(法務担当)
構 成 会 社:52社
〔開催〕
原則として年2回
グループCSR推進部会の概要(2014年6月現在)
▼CSR推進体制
用 語 集
コンプライアンス
ステークホルダーCSRPDCA
(PDCA サイクル) 28九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 014
CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2014CSRマネジメントCSR報告書2013アンケート結果
当社では、
CSR報告書アンケー
ト調査を通じ、
皆さまからいただいた
「声」
を事業運営にとり入れています。
2013年7月に行ったアンケート結果では、
「社会とのコミュニケーション」
など、若干改善が見られる項目はあるものの、
全体的には依然として
「どちらともいえない」
との回答が多く、
大きな改善は見られませんでした。
このアンケー
ト結果を踏まえ、
今後ともCSR
の取組みを更に充実し、
改善を図っていきます。
しかく アンケート概要
1 取組内容に関する評価
調査期間:2013年7月4日〜 7月16日 調査対象:九州在住の18歳以上の方 件数:1,440件
取組項目 2013年度評価
(2013年7月) 2012年度評価
(2012年9月)
20 40 60 80 100
(%) 100(%)2000 40 60 80
あまり評価できない、
全く評価できない
どちらとも言えない
大変評価できる、
評価できる2 CSRを推進していく上で重要だと思うテーマ
(複数選択:3つまで)
35.6 38.8 25.6
33.9 44.0 22.1
39.9 39.9 20.1
44.1 37.8 18.1
45.4 40.8 13.8
49.7 33.8
40.8 41.5 17.7
27.0 44.1 28.816.531.6 42.4 26.0
34.2 40.6 25.2
31.8 45.0 23.1
40.5 41.1 18.4
46.2 34.3 19.6
45.1 42.0 12.941.738.343.838.714.623.0
原子力発電所の安全・安心
信頼再構築に向けた取組み
社会とのコミュニケーションを
大切にします
安全・安心を第一に考えます
地域と協働してよりよい
社会づくりに貢献します
環境にやさしい企業活動を
目指します
コンプライアンス経営を
推進します
人権を尊重し
働きやすい職場をつくります
安全・安心を第一に考えます
(原子力発電所の安全対策を含む)
お客さまを意識した事業運営を行います
再生可能エネルギーの開発・導入を積極的に行います
環境にやさしい企業活動を目指します
電力の安定供給に向けた取組みを進めます
社会とのコミュニケーションを大切にします
地域と協働してよりよい社会づくりに貢献します
コンプライアンス経営を推進します
人権を尊重し働きやすい職場をつくります
0 200 400 600 800 1000 1200
(人)
1,124521518511488383324282141
コンプライアンスCSR用 語 集
29 九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 014
温室効果ガス
コンプライアンス
ステークホルダー
ゼロエミッションCSRPCB
(ポリ塩化ビフェニル)
用 語 集
項 目 2013年度の主な活動実績
2013年度のCSR行動計画の実施状況について、
CSR報告書アンケー
ト等から収集したステークホルダーの皆さまのご
意見を踏まえて、
自己評価を行い、
2014年度のCSR行動計画を策定しました。
安全・安心を
第一に考えます
しろまる重大事故や災害等の再発防止策を全社で水平展開するなど、
設備保安及び安全確保を推進しました。
しろまる公衆の安全を考慮した工事施工や安全対策を実施しました。
しろまる原子力発電所の安全対策等を実施し、国に対して、川内1・2号機及び玄海3・4号機について、新規制基
準への適合性確認申請を行いました。
しろまる国主催の原子力総合防災訓練への参画など、
防災体制の強化を図りました。
社会との
コミュニケーションを
大切にします
しろまるあらゆる機会を捉えた
「お客さま対話活動」
を全社で展開しています。
しろまる日常業務や対話活動等でいただいたお客さまのご意見を、
事業運営に反映しました。
しろまる当社及びグループ会社で発生した事故など、
マイナス情報も積極的に発信しました。
しろまる
「でんき予報」
等を通じ、
電力の需給状況をタイムリーに提供しました。
しろまる原子力発電所の安全対策や原子力防災への対応状況等について、
積極的な情報公開を行っています。
地域と協働して
よりよい
社会づくりに
貢献します
しろまる九州ふるさとの森づくりや九電みらいの学校
(出前授業、エコ・マザー活動)
など、社員の活動を中心と
した人的貢献の取組みを実施しています。
しろまるNPO等との協働によるボランティア活動をグループ大で実施しました。
しろまるまちづくり支援など、
九州の持続的発展に向けた官民協働事業を実施しています。
環境にやさしい
企業活動を
目指します
しろまる
再生可能エネルギーの積極的な開発・導入など、温室効果ガス排出抑制に向けた電気の供給面と使用面
での取組みを実施するとともに、国内外でのコンサルティング事業
(環境関連・工場の省エネ調査等)
を実
施しています。
しろまる
廃棄物のゼロエミッション活動や環境配慮製品の調達を継続しています。
しろまる
大気汚染対策やPCB使用機器の適正な保管・管理を徹底しています。
しろまる
次世代層へのエネルギー・環境教育や、地域との協働による環境保全活動としての
「九州ふるさとの森づ
くり」
を実施しています。
人権を尊重し
働きやすい
職場をつくります
しろまる
人権・同和問題研修の実施など、
グループ一体となって人権尊重意識の啓発に取り組んでいます。
しろまる
育児休業・短時間勤務など、両立支援制度を充実させ、働きがいのある活き活きとした職場づくりを推進
しています。
しろまる
女性の活躍推進に向けた意識改革や風土の醸成、
高年齢者の雇用環境の充実など、
多様な人材が活躍で
きる環境を整備しています。
コンプライアンス
経営を推進します
しろまるコンプライアンス委員会の定期的な開催や、社内外の相談窓口の設置など、コンプライアンス経営を推
進しています。
しろまるコンプライアンス意識向上を目的とする研修をグループ大で行いました。
しろまる当社及びグループ会社従業員のコンプライアンス意識調査を実施し、
取組みに反映しました。
しろまる法令に対する理解・認識不足による不法行為等の未然防止に向けて、
法的リスク管理の強化を図っています。
2014年度九州電力グループCSR行動計画 30九 州 電 力 C S R 報 告 書 2 014
CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2014CSRマネジメント温室効果ガス
コンプライアンス
ステークホルダー
ゼロエミッション
地球温暖化
ヒューマンエラー
用 語 集
ワーク・ライフ
・バランスCSR主な評価 2014年度の主な行動計画
しろまる
重大事故や災害発生の防止に向けた取組
みの継続・強化が必要
だいやまーく引き続き、原子力発電所の事故を想定した
安全対策の実施や防災体制の強化が必要
しろまる重大事故や災害、
ヒューマンエラーによる供給支障事故等の再発防止や、高経年化
設備等の設備保安強化を徹底します。
しろまる公衆の安全を考慮した工事施工や安全対策を徹底します。
しろまる
原子力発電所の安全対策や、全社一体となった原子力防災体制の強化に向けた取
組みを行います。
しろまる
幅広いお客さまの声を収集・分析し、事業
運営に反映することや、お客さまに対する
分りやすい情報発信が必要
だいやまーくマイナス情報の迅速・的確な発信が必要
しろまる
幅広いお客さまとの双方向コミュニケーションの強化に向けた広聴・広報活動を展開
します。 ・
お客さまの声を事業運営に反映します。 ・幅広いお客さまに対して、
当社の活動や取組み姿勢を積極的に発信します。
しろまるマイナス情報の発信を徹底します。
しろまる原子力発電所の安全対策等の取組みをご理解いただくため、分りやすい情報発信を
行います。
しろまる
地域との協働による地域ニーズに沿った活
動の充実が必要
だいやまーくお客さまや地域との関係を強化するための
活動の充実が必要
しろまる
地域ニーズに沿った人的貢献の取組みを充実させ、地域とのつながりを深めていき
ます。
しろまる当社の地域・社会共生活動を象徴する取組みを検討し、
実施に向けて準備します。
しろまる当社の情報やノウハウ等を最大限に活用し、九州の持続的発展に向けた官民協働事
業を実施します。
しろまる
地域の発展につながる効果的な環境コミュ
ニケーション活動の展開が必要
だいやまーくCO2排出抑制など、
環境負荷低減に向けた
取組みの継続・強化が必要
しろまる
温室効果ガスの抑制に向けて、国のエネルギー基本計画及び今後国が策定する地球
温暖化対策計画を踏まえた新たな目標を検討し、
取組みを推進します。
しろまる廃棄物のゼロエミッション活動や、
発電所・変電所等の地域環境の保全を徹底します。
しろまる
次世代層へのエネルギー・環境教育や、
「九州ふるさとの森づくり」
などの環境保全活
動を実施します。
しろまる
社員の育児支援の取組みが評価され、次
世代認定マーク
「くるみん」
を取得
だいやまーくワーク・ライフ・バランスや、多様な人材
が活躍できる環境の整備に向けた取組み
の強化が必要
しろまる
人権尊重意識を高める教育を着実に実施します。
しろまる多様な働き方の拡大や、育児支援制度を利用しやすい環境整備など、働きがいのあ
る活き活きとした職場環境を構築します。
しろまる環境変化を踏まえた変革意識・意欲を向上させる教育・研修等を行います。
しろまる
不祥事撲滅に向けて、
従業員の自覚を促し、
自制心を高く維持する取組みの継続が必要
だいやまーく不祥事が起きた場合の再発防止や情報公
開の徹底が必要
しろまるコンプライアンス委員会の継続的な開催など、
コンプライアンス経営の推進を徹底し
ます。
しろまるグループ大でのコンプライアンス研修を継続実施し、従業員の意識向上に取組み
ます。
しろまるグループ全体の法令違反リスク低減に向けて、法令関連情報の共有化やグループ大
での実務勉強会などを検討・実施します。
だいやまーく印は、
2013年度の報告書アンケート等でいただいたステークホルダーの皆さまからの主な意見・評価です。

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