19 九州電力 CSR 報告書 2012
持続可能な社会
用語集
九州電力の思い
「快適で、
そして環境にやさしい」
そんな毎日を子どもたちの未来につなげていきたい。
それが、私たち九州電力の思いです。
ずっと先まで、明るくしたい。
この思いの実現に向けて、
私たちは次の4つに挑戦しつづけます。1 地球にやさしいエネルギーをいつまでも、
しっかりと
私たちは、お客さまに毎日の生活を安心して送ってい
ただけるよう、エネルギーや環境に関する豊富な技術
や経験をもとに、
世の中の動きを先取りしながら、
地球
にやさしいエネルギーをいつまでも、
しっかりとお届け
していきます。
2「なるほど」
と実感していただくために
私たちは、お客さまの信頼を第一に、さまざまな声や
思いをきっちりと受け止め、
お客さまに楽しさや感動を
もって
「なるほど」
と実感していただけるようなサービ
スでお応えしていきます。
3 九州とともに。
そしてアジア、
世界へ
私たちは、
九州の皆さまとともに、
子どもたちの未来や
豊かな地域社会を考え、行動していきます。
そして、そ
の先に、
アジアや世界をみます。4 語り合う中から、
答えを見出し、
行動を
私たちは、人間の持つ可能性を信じ、個性を尊重し合
い、
自由・活発に語り合う中から、
明日につながる答え
を見出し、
行動していきます。
九州電力グループ経営の基本的な考え方
九州電力グループは、
各社の自立を基本に、
以下のグループ全体での経営の基本的な考え方を共有し、
グループ一体となった経営を推進していきます
1 基本理念
私たちは、
いつの時代においても、
お客さまに電力・エネルギーをしっかりとお届けするとともに、社会・生活の質を高めるサービスを提供することを通じ、
快適で環境にやさしい持続可能な社会の創造に
貢献します
2 経営姿勢
私たちは、
お客さまや地域社会をはじめとする事業活動に関わる全ての方々と共に考え、
行動するこ
とで、
持続的に企業価値を生み出していきます
しろまる
私たちは、
お客さまの声を聴き、
お客さまにとって価値のある商品・サービスをまごごろを込めてお届けします
しろまる
私たちは、
公正な事業活動、
責任ある環境活動、
地域への貢献を果たすとともに、
地域・社会との協働による持続可
能な地域・社会づく
りに貢献します
しろまる
私たちは、
すべてのビジネスパートナーと公正な取引を行い、
相互の信頼関係を築き、
共に価値を生み出します
しろまる
私たちは、
社員一人ひとりが仕事を通じて働きがいを得て、
成長していく組織をつく
ります
しろまる
私たちは、
社会のニーズに応え続けていくとともに、
絶え間ない改善に取り組むことを通じ、
財務的な成果を生み出
します
経営理念
株主・投資家の皆さま➡経営方針・経営計画➡九州電力グループ経営の基本的な考え方
ホームページ 20九州電力 CSR 報告書 2012
2012 Corporate Social Responsibility Report経営理念
コンプライアンス
循環型社会
地球環境問題
用語集
九州電力グループ行動憲章
九州電力グループは、
「お客さま」
を全ての企業活動の原点として、
エネルギーを中核にした商品・サービス
の提供を通じ、
自らの企業価値を持続的に創造することにより、
社会とともに発展することを目指しています。 同時に、
国内外を問わず人権を尊重し、
快適で豊かな社会の創造に貢献するため、
グループ一体となっ
た事業運営を展開しています。
このような企業活動を社会の信頼と共感のもと着実に遂行するため、社会の情勢変化に対する高い感
度を持ち、
以下の原則に基づきコンプライアンス経営を推進してまいります。1 お客さま満足の向上
お客さまにとって価値のある商品・サービス
を、
個人情報の保護を徹底のうえ、
安全かつ確実
にお届けし、
お客さま満足の向上を図る。
2 誠実かつ公正な事業活動
すべての事業活動において透明性を確保し、公正、
自由な競争や適正な取引を行うとともに、政治、
行政との健全かつ正常な関係を保つなど、誠実かつ公正な事業活動を遂行する。
3 安全文化の醸成
社会安全確保のための設備対策や技術改善は
もとより、
公衆安全や作業従事者の安全確保を最
優先するという
「安全文化」
を醸成する。
4 コミュニケーション活動
積極的な情報開示をはもとより、広く社会と対
話を重視したコミュニケーションを図り、その社
会の声を真摯に受け止め、的確かつ迅速に事業
活動へ反映する。
5 環境経営の推進
地球環境問題や循環型社会形成へ積極的に取
り組み、
環境経営を推進する。
6 地域・社会への貢献
事業活動や社会貢献活動を通じ、
地域・社会の
皆さまと協力し、
その発展に積極的に寄与する。
7 明朗な企業風土づくりの推進
従業員の多様性、
人格、
個性等を尊重し、
公正
な評価のもと、
人材の積極的な育成・活用を行う
とともに、快適で働きやすい環境を確保し、ゆと
りと豊かさを実現する。
8 国際社会との協調
国際的な事業活動においては、国際ルールや
現地法を遵守することはもとより、現地の文化や
慣習を尊重し、
その発展に寄与する経営を行う。
9 法令遵守
法令やルールを遵守することはもとより、社会
に損失を与える行為や迷惑を掛ける行為を行わ
ない。
また、
市民社会の秩序や安全に脅威を与え
る反社会的な勢力とは断固として対決する。
10 本憲章の精神の徹底と経営トップの責務
経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの
役割であることを認識のうえ、
率先垂範するとと
もに、
実効ある社内体制の整備を行い、
社内に徹
底のうえ、
取引先に周知する。
法令違反その他本憲章に反するような事態が
発生した場合は、全部署が一致協力して問題解
決にあたり、
原因究明のうえ、
早急な是正措置を
講じ、再発防止を図るとともに、経営トップを含
めて厳正な処分を行う。
21 九州電力 CSR 報告書 2012
エネルギーセキュリティ
持続可能な社会
地球環境問題
用語集
当社は、
「ずっと先まで、
明るくしたい。」をブランド・メッセージとする
「九州電力の思い」
のもと、
責任あるエネル
ギー事業者として、
安定した電力・エネルギーをお客さまにしっかりお届けすることを使命としており、
長期的視点
から
「長期経営ビジョン」
等を策定し、
事業活動を展開しています。
現在、原子力やエネルギー利用のあり方などエネルギー政策全般に関して、国レベルで議論が進められていると
ころであり、
電気事業を巡る中長期的な経営環境の不透明性が非常に高まっています。
また、
厳しい需給状況が続く
中、
収支を巡る環境も一層厳しさを増しています。
こうした極めて厳しい状況に的確に対応していくためには、喫緊の重要課題を明確にし、重点をおいた取組みを
全社一丸となって進めていくことが必要であることから、
「長期経営ビジョン」
における経営の方向性等を踏まえつ
つ、
「平成24年度経営方針」
を策定しました。
1 経営環境の長期的な見通し
1エネルギーセキュリティや地球環境問題の重要性が高まります
2エネルギー需要構造の変化が加速すると考えられます
3当社の電力設備の高経年化が進みます
4価値観の多様化が進むとともに、
少子高齢化の進展などに伴って人や業務をめぐる環境が変化していきます
2 経営の方向性
1エネルギー情勢が大きく変化する中でも、
環境にやさしいエネルギーを安定的にお届けします
2持続可能な社会の形成に向け、
お客さまや地域社会などと共に考え、
行動します
3社員一人ひとりが仕事を通じて働きがいを得て、
成長していく組織をつく
ります
長期経営ビジョンの概要
長期経営ビジョン・経営方針
株主・投資家の皆さま➡経営方針・経営計画➡長期経営ビジョン
ホームページ「九州電力の思い」長期経営ビジョン
持続的な
企業価値の創出
経営の方向性
1エネルギー情勢が大きく変化する中でも、
環境に
やさしいエネルギーを安定的にお届けします
2持続可能な社会の形成に向け、
お客さまや地域
社会などと共に考え、
行動します
3社員一人ひとりが仕事を通じて働きがいを得て、
成長していく組織をつく
ります
お客さまの満足
持続可能な社会への貢献
ビジネスパートナーとの共創
社員の働きがいや成長
財務的な成果
【事業活動を通じて生み出す価値】(イメージ図) 22九州電力 CSR 報告書 2012
2012 Corporate Social Responsibility Report長期経営ビジョン・経営方針再生可能エネルギー
ステークホルダー
CO2排出クレジット用語集(1) 信頼再構築に向けた取組み
お客さま、
地域の皆さまをはじめとするステークホルダーの皆さまからの信頼は、
当社の事業運営の基盤であ
り、
「経済産業省主催の県民説明番組への意見投稿呼びかけ」
等により損なわれた信頼の再構築に向け、全社一
丸となって取り組みます。
・企業体質や組織風土の改革に向けた事業の透明性確保・事業運営の再構築などの再発防止策を徹底します。
・ステークホルダーの皆さまのご意見やご要望を真摯に受け止め、
当社の事業運営に反映します。(2) 安定供給の確保
原子力発電所の運転再開に関する見通しが不透明で、厳しい需給状況が続く中、需給両面からあらゆる対策
に取り組み、
安定供給の確保に努めます。 ・ 供給面では、需要動向等を踏まえ、機動的な追加供給対策を実施することで安定供給の確保を図ります。ま
た、
原子力の更なる信頼性向上と安心・安全の確保を図るとともに、
再生可能エネルギーの積極的な開発・
導入を目指します。 ・ 需要面では、需給状況等に関する情報提供の充実や、お客さまの節電・省エネにつながる取組みを推進し
ます。(3) 収支改善に向けた
「緊急経営対策」
の推進
厳しさを増す経営環境を踏まえ、費用・投資について、安全・法令遵守・安定供給を確保しつつ、徹底した効
率化に加え、
当面の繰延べなど短期的対策を含むコスト削減にグループ一体となって取り組みます。 ・
電力の安定供給を確保した上で、工事の実施時期、範囲、工法等を見直し、設備投資及び修繕費を削減する
とともに、
経済的な調達により燃料コストの低減に取り組みます。 ・
広報活動や研究開発等の内容・規模を見直すなど、業務全般にわたる効率化を進め、諸経費の削減に取り
組むとともに、
業務運営の効率化や役員報酬・福利厚生費などの削減に取り組みます。
「平成24年度経営方針」
における重点課題と対応方針
株主・投資家の皆さま➡経営方針・経営計画➡平成24年度経営方針
ホームページ

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