九州電力 CSR 報告書 2010
持続可能な社会
用語集
経営理念
九州電力の思い
「快適で、
そして環境にやさしい」
そんな毎日を子どもたちの未来につなげていきたい。
それが、私たち九州電力の思いです。
ずっと先まで、明るくしたい。
この思いの実現に向けて、
私たちは次の4つに挑戦しつづけます。1 地球にやさしいエネルギーをいつまでも、
しっかりと
私たちは、お客さまに毎日の生活を安心して送ってい
ただけるよう、エネルギーや環境に関する豊富な技術
や経験をもとに、
世の中の動きを先取りしながら、
地球
にやさしいエネルギーをいつまでも、
しっかりとお届け
していきます。2「なるほど」
と実感していただくために
私たちは、お客さまの信頼を第一に、さまざまな声や
思いをきっちりと受け止め、
お客さまに楽しさや感動を
もって
「なるほど」
と実感していただけるようなサービ
スでお応えしていきます。3 九州とともに。
そしてアジア、
世界へ
私たちは、
九州の皆さまとともに、
子どもたちの未来や
豊かな地域社会を考え、行動していきます。そして、そ
の先に、
アジアや世界をみます。4 語り合う中から、
答えを見出し、
行動を
私たちは、人間の持つ可能性を信じ、個性を尊重し合
い、
自由・活発に語り合う中から、
明日につながる答え
を見出し、
行動していきます。九州電力グループ経営の基本的な考え方
九州電力グループは、
各社の自立を基本に、
以下のグループ全体での経営の基本的な考え方を共有し、
グループ一体となった経営を推進していきます
1 基本理念
私たちは、
いつの時代においても、
お客さまに電力・エネルギーをしっかりとお届けするとともに、社会・生活の質を高めるサービスを提供することを通じ、
快適で環境にやさしい持続可能な社会の創造に
貢献します
2 経営姿勢
私たちは、
お客さまや地域社会をはじめとする事業活動に関わる全ての方々と共に考え、
行動するこ
とで、
持続的に企業価値を生み出していきます
しろまる
私たちは、
お客さまの声を聴き、
お客さまにとって価値のある商品・サービスをまごごろを込めてお届けします
しろまる
私たちは、公正な事業活動、責任ある環境活動、地域への貢献を果たすとともに、地域・社会との協働による持続
可能な地域・社会づく
りに貢献します
しろまる
私たちは、
すべてのビジネスパートナーと公正な取引を行い、
相互の信頼関係を築き、
共に価値を生み出します
しろまる
私たちは、
社員一人ひとりが仕事を通じて働きがいを得て、
成長していく組織をつく
ります
しろまる
私たちは、
社会のニーズに応え続けていくとともに、
絶え間ない改善に取り組むことを通じ、
財務的な成果を生み出
します
株主・投資家の皆さま➡経営方針・経営計画➡九州電力グループ経営の基本的な考え方
ホームページ 九州電力 CSR 報告書 2010経営理念
2010 Corporate Social Responsibility Report
コンプライアンス
循環型社会
用語集
地球環境問題
九州電力グループ行動憲章
九州電力グループは、
「お客さま」
を全ての企業活動の原点として、
エネルギーを中核にした商品・サービス
の提供を通じ、
自らの企業価値を持続的に創造することにより、
社会とともに発展することを目指しています。 同時に、
国内外を問わず人権を尊重し、
快適で豊かな社会の創造に貢献するため、
グループ一体となっ
た事業運営を展開しています。 このような企業活動を社会の信頼と共感のもと着実に遂行するため、以下の原則に基づきコンプライ
アンス経営を推進してまいります。1 お客さま満足の向上
お客さまにとって価値のある商品・サービス
を、
個人情報の保護を徹底のうえ、
安全かつ確実
にお届けし、
お客さま満足の向上を図る。
2 誠実かつ公正な事業活動
公正、
透明、
自由な競争や適正な取引を行うと
ともに、
政治、
行政との健全かつ正常な関係を保
つなど、
誠実かつ公正な事業活動を遂行する。
3 安全文化の醸成
社会安全確保のための設備対策や技術改善は
もとより、
公衆安全や作業従事者の安全確保を最
優先するという
「安全文化」
を醸成する。
4 コミュニケーション活動
積極的な情報開示をはじめ、広く社会とのコ
ミュニケーションを図り、そのニーズを的確かつ
迅速に事業活動へ反映する。
5 環境経営の推進
地球環境問題や循環型社会形成へ積極的に取
り組み、
環境経営を推進する。
6 地域・社会への貢献
事業活動や社会貢献活動を通じ、
地域・社会の
皆さまと協力し、
その発展に積極的に寄与する。
7 明朗な企業風土づくりの推進
従業員の多様性、
人格、
個性等を尊重し、
公正
な評価のもと、
人材の積極的な育成・活用を行う
とともに、快適で働きやすい環境を確保し、ゆと
りと豊かさを実現する。
8 国際社会との協調
国際的な事業活動においては、国際ルールや
現地法を遵守することはもとより、現地の文化や
慣習を尊重し、
その発展に寄与する経営を行う。
9 法令遵守
法令やルールを遵守することはもとより、市民
社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的な勢
力とは断固として対決する。
10 本憲章の精神の徹底と経営トップの責務
経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの
役割であることを認識のうえ、
率先垂範するとと
もに、
実効ある社内体制の整備を行い、
社内に徹
底のうえ、
取引先に周知する。
法令違反その他本憲章に反するような事態が
発生した場合は、
経営トップ自ら問題解決にあた
り、原因究明のうえ、早急な是正措置を講じ、再
発防止を図るとともに、自らを含めて厳正な処
分を行う。
 九州電力 CSR 報告書 2010
エネルギーセキュリティ
持続可能な社会
用語集
地球環境問題
長期経営ビジョン・中期経営方針
当社は、
「ずっと先まで、明るくしたい。」をブランド
メッセージとする
「九州電力の思い」
の実現に向けて、今後予
想される経営環境の変化や電気事業の特性を踏まえ、
"今、着手しないと手遅れになるおそれがある"
課題への取
組みを着実に推進していくため、
2009年3月、
「長期経営ビジョン」
を策定しました。
また、
このビジョンにおける経営の方向性に向かって、
今、
取り組むべきことを明確にするため、
「中期経営方針
(2009〜2011年度)」を策定しました。
1 経営環境の長期的な見通し
1エネルギーセキュリティや地球環境問題の重要性が高まります
2エネルギー需要構造の変化が加速すると考えられます
3当社の電力設備の高経年化が進みます
4価値観の多様化が進むとともに、
少子高齢化の進展などに伴って人や業務をめぐる環境が変化していきます
2 経営の方向性
1エネルギー情勢が大きく変化する中でも、
環境にやさしいエネルギーを安定的にお届けします
2持続可能な社会の形成に向け、
お客さまや地域社会などと共に考え、
行動します
3社員一人ひとりが仕事を通じて働きがいを得て、
成長していく組織をつく
ります
長期経営ビジョンの概要
株主・投資家の皆さま➡経営方針・経営計画➡長期経営ビジョン
ホームページ「九州電力の思い」長期経営ビジョン
持続的な
企業価値の創出
経営の方向性
1エネルギー情勢が大きく変化する中でも、
環境に
やさしいエネルギーを安定的にお届けします
2持続可能な社会の形成に向け、
お客さまや地域
社会などと共に考え、
行動します
3社員一人ひとりが仕事を通じて働きがいを得て、
成長していく組織をつく
ります
お客さまの満足
持続可能な社会への貢献
ビジネスパートナーとの共創
社員の働きがいや成長
財務的な成果
【事業活動を通じて生み出す価値】(イメージ図)
九州電力の思い
九州電力グループが
目指す姿
長期を見据えた
方向性
3カ年の
方針・取組み
3カ年の実行計画
グループ各社の理念
長期経営ビジョン
九州電力グループ経営の基本的な考え方
【基本理念・経営姿勢・事業領域】
中期経営方針
本部・支店 中期事業計画 グループ各社 事業計画
しかく九州電力グループ大での理念・ビジョン・方針の体系 九州電力 CSR 報告書 2010長期経営ビジョン・中期経営方針2010 Corporate Social Responsibility Report
再生可能エネルギー
持続可能な社会
用語集
新エネルギー
地球環境問題
CO2排出クレジットIPP
しかく基本的な考え方(1)経営姿勢 「ずっと先まで、明るくしたい。」をブランド
メッセージとする
「九州電力の思い」
の実現に向け、大きな時代の変化に的確
に対応し、CS
Rの観点に基づいた経営を推進することを通じ、当社の事業活動に関わる全ての方々の価値を持続的に生
み出していく(2)対象期間の位置付け
(2009〜2011年度)
現状の厳しい経営環境へ的確に対応するとともに、
「長期経営ビジョン」
を踏まえ、中長期的な観点から
"今、着手しな
いと手遅れになるおそれがある"
課題への取組みをスタートする期間
しかく事業領域の考え方
しろまる
「環境にやさしいエネルギー事業」
をコア事業として、
積極的な展開を図る・「九州におけるエネルギー事業」:九州における責任あるエネルギー事業者として、
エネルギー・地球環境問題に対す
る積極的な取組みを推進・
「海外におけるエネルギー事業」:保有する技術やノウハウを活かし、対象国・地域におけるエネルギーの安定供給や
効率向上、
地球規模でのC
O2排出量削減に貢献
しろまる保有する有形無形の経営資源を活用し、
社会的な意義の大きい
「社会・生活サービス事業」
を展開
しろまる事業の社会的意義やコア事業などとの相乗効果、
リスク・収益性評価を踏まえた展開を図る
しかく重点的な取組み(1)将来を見すえた電力の安定供給への取組みと地球環境問題への対応(2)快適性・環境性の両立した付加価値の高いサービスの提供(3)九州やアジア、
世界における持続可能な社会づくりへの貢献(4)情勢変化に対応できる収支構造を目指した取組み(5)次代のニーズに対応した働き方の改革や組織づくり
中期経営方針の概要
【事業領域のイ
メージ】
社会・生活サービス事業
九州におけるエネルギー事業
情報通信
事業
コア事業との相乗効果
電気事業
海外における
エネルギー事業
環境にやさしいエネルギー事業
(コア事業)
・新エネルギー発電事業
・お客さまニーズに即したソリューション事業
・ガス事業
・原子力の推進
・再生可能エネルギーの
開発・導入
・需給両面における
エネルギー効率の向上 など
・再生可能エネルギー発電事業
・省エネ・環境関連コンサル事業
・IPP事業
・燃料に関する権益やCO2排出
クレジットの取得 など
事業の社会的意義やコア事業との相乗効果、
リスク・収益性評価を踏まえた事業展開
生活サービス
事業
環境・
リサイクル
事業
国内事業との相乗効果
事業の社会的意義や
国内事業との相乗効果、
リスク・収益性評価を
踏まえた事業展開
株主・投資家の皆さま➡経営方針・経営計画➡中期経営方針
ホームページ

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