▼地域・社会共生活動に関する支出内訳
(2005年度)
文化・芸術28%28%22%9%2%1%4%9%
地域振興
合計
1,280
百万円
学術・教育
スポーツ
健康・医療
国際交流
環境保全
その他1%社会福祉
九州国立博物館設置に向けた協力
九州国立博物館設置に向けた協力
九州交響楽団と共演して
13歳の誕生日は私にとって忘れ
られない素晴らしい記念日になり
ました。その日は,オーケストラ
との共演の日だったからです。
先生や九響のメンバー,関係者
の方の暖かさに支えられて,自分
なりの演奏ができました。
今回,良い経験をさせていただいて
感謝の気持ちでいっぱいです。この
気持ちを忘れ
ず,これから
も練習に励ん
でいきます。
本当にあり
がとうござい
ました。 西川のばらさん
(ヴァイオリン) 2005年10月,九州国立博物館は,日本で4番目の国立博物館として開館し
ました。
地元の長年の夢だったこの博物館は,誘致活動から募金活動まで官民一体と
なって進められてきたプロジェクトであり,その中で当社は,同博物館の設置
を推進する団体への役員就任や専任スタッフの派遣などを通じ,その中心的役
割を果たしてきました。
古来よりアジアとの交流
の窓口であった九州の地に,
「日本文化の形成をアジア史
的観点から捉える」という視
点で設置された同博物館は,
今後アジアとの交流の新たな
拠点として,文化の香り高い
九州の創造に貢献することが
期待されています。
(注記)環境会計に計上さ
れる費用を除く。55 当社は,「地域・社会との共生」
を目指し,より豊かな社会を創造
するために何ができるかを考え,
事業活動や地域貢献活動を通じて,
地域・社会の発展に向けた取組み
を行っています。
具体的には,九州各地において,
文化・芸術,スポーツ,地域活性
化,社会福祉など様々な分野にお
いて支援や協力を行っています。
地域・社会との共生活動
快適で豊かな地域・社会の実現と,その持続的な発展を目指し,良き企業市民として,積極的に地域・社会
共生活動を推進します。
九州電力CSR報告書2006様々な分野での共生活動
文化・芸術への取組み
芸術・文化は,ゆとりと潤いを
実感できる心豊かな生活を実現す
るうえで不可欠なものであるとの
考えのもと,文化の香り高い九州
の実現に向け,地域に根ざした文
化活動への支援や地域の文化レベ
ル向上に寄与する活動を積極的に
推進しています。
しかく音楽文化支援
九州における音楽文化の普及の
ため,様々な取組みを行っていま
す。具体的には,九州唯一のプロ
オーケストラである九州交響楽団
の活動を全面的に支援しています。
また,九州の皆さまにプロのオ
ーケストラに触れる機会を提供す
るため,同楽団によるコンサート
を主催しています。
くろまる九電ふれあいコンサートの開催
1985年から,生演奏を鑑賞す
る機会の少ない市町村で,九州交
響楽団による親子のためのクラシ
ックコンサートを開催しています。
1995年からは,全日本学生音
楽コンクール福岡大会の上位入賞
者との共演も実施しており,才能
ある若手音楽家の育成にも努めて
います。
2005年度は,5,092名のお客さ
まが来場され,演奏者と一体とな
って楽しいひと時を過ごされました。
なお,本コンサートの入場整理
券代は地域の福祉団体等へ寄贈し
ています。
九州国立博物館
▼若手工芸家研修内容(2005年度)
中 国イタ
リア
沖縄県
宮崎県
遼瓷か
ら高麗陶磁への技術伝播の
研究
ヴェネツィ
アングラスの造形
(手吹・装飾)
からカ
ッティ
ングまでの工程技術の習得
沖縄壺屋焼のロクロ成形、
伝統技法
の加飾か
ら焼成までの技術習得
大島紬製作のための技法・技術の
習得
研修先(国・
地域)
研修内容562006年度の活動項目 2006年度の主な行動計画
街づくり・地域づくりへの参画
地域文化,スポーツ活動,ボランティア
活動などへの継続的な取組み
しろまる若手工芸家国内外派遣研修制度の継続実施
しろまるまちづくりシンポジウムの開催
しろまる地域・社会共生活動推進体制の構築
しろまる各所における地域・社会共生活動の継続実施
九州電力CSR報告書2006くろまる九電文化の森コンサートの開催
1993年から,著名なソリストや
指揮者を招いて,九州交響楽団に
よる本格的なクラシックコンサー
トを九州各地で開催しています。
2005年度は9,732名のお客さま
にご来場いただきました。
なお,本コンサートの入場整理
券代は「九響支援募金」として,
九州交響楽団に寄贈しています。
しかく地域のまつりへの参加
地域文化保存の一環として,ま
た,地域の皆さまとの絆を深める
ため,2005年度は各事業所の
3,544名の社員が地域のまつりに
参加しました。また,グループ会
社でも,地域のまつりへの参加・
運営を行っています。
しかく伝統工芸支援
九州各地の伝統的工芸品は,長
い歴史と伝統を誇っており,その
洗練された技術は九州にとって貴
重な財産となっています。それら
の継承のため,当社は様々な取組
みを行っています。
具体的には,各地域で行われる
工芸品展や工芸教室,講演会など
に協賛しています。
また,当社独自の取組みとして,
若手工芸家国内外派遣研修制度を
設けています。
くろまる若手工芸家国内外派遣研修制度
九州に住む若手工芸家の方々の
知識や技術の習得を目的とした国
内外の研修プランに対し,資金的
支援を行う制度です(1996年創設)。 これまでに42名(国外27名,国
内15名)がこの制度を活用して,
国内外で研修を行い,研修終了後は,
研修成果を創作活動に活かすとと
もに,情報交換や合同展示会の実
施など,研修先との継続的な交流
により,伝統的工芸品の発展に努
められています。
しかくお茶の間論文・エッセイ募集
1985年から,広く多くの方々
が参加できる文芸作品の募集活動
を,各支店と地元新聞社との共催
で実施しています。2005年度は,
4,457編の応募がありました。
しかく次世代層を対象とした文化活動
各支店では,高校生以下の次世
代層を対象に,作文募集や絵画コ
ンクール,音楽発表会など,地域
に密着した独自の文化活動を行っ
ています。地域・社会との共生活動中国での研修の様子
わっしょ
い百万夏祭り
(北九州支店)
「お茶の間エッセイ」
入賞作品集
「わた
しの絵コンクール」
入賞作品展
(鹿児島支店)
http://www.kyuden.co.jp/company̲
social-action̲dento̲young
スポーツ振興への取組み
しかく地域のスポーツ大会への支援
1993年から,地域におけるス
ポーツ活動の活発化及びレベルの
向上を図り,明るく健康的な地域
社会の形成を目指し,子ども,一
般成人からお年寄りの方まで幅広
い層を対象とした地域のスポーツ
大会を実施しています。
2005年度は,各事業所で18種目,
113の大会を開催し,53,211名が
参加されました。
しかくシンボルスポーツの導入
当社は,2005年,従来から当社
を代表するスポーツであるラグビー
部を「シンボルスポーツ」と位置
づけ,国内最高峰のトップリーグ
へ参入することを目指すとともに,
地域の皆さまから愛され,応援さ
れるチーム創りを行っています。
併せて,各地域の少年ラグビー
スクールへの指導,イベントへの
参加など更なる地域スポーツの活
性化に取り組んでいます。
福岡県飯塚市での
「ま
ちづくり
シンポジウム」
(北九州支店)
ラグビー部によるラグビー教室
九電杯少年サッ
カー新人大会
(佐世保営業所)
福岡県
飯塚市
福岡県
柳川市
佐賀県
多久市
長崎県
雲仙市
大分県
国東町
熊本県
八代市
ユビキタス時代の衣・食・
住を展望する
子ど
もたちを犯罪からま
もるために
日本の未来は地方が創る
「農」と「観」
でひらく新しい雲仙のカタチまちづくり
は健康から歴史をたずね,
文化と
出会うまち やつしろ
170名
150名
250名
250名
600名
400名
実施
場所
参加
人数
テーマ
▼まちづくりシンポジウム実績(2005年度)
地域活性化への取組み
しかく
「ま
ちづくり
シンポジウム」
の開催
九州地域の活性化のために,自
治体などと協力し,「まちづくり
シンポジウム」を開催しています。
毎年,講演者やパネリストの方を
お招きし,その地域における現在
の課題や,文化や特性を活かした
地域振興のあり方などについて議
論し,より良い地域づくり・まち
づくりに向けて取り組んでいます。 しかく知的イ
ンフラの創造
当社は,九州地域における新た
な知的インフラの創造にも積極的
に取り組んでいます。
特に,九州・アジアで活躍する
ビジネスリーダーを輩出し,社会
全体の利益増進に貢献するために,
九州の産学官27機関で設立した「(特非)
九州・アジア経営塾」
を当社は設立当初から全面的に支
援しています。57九州電力CSR報告書2006http://www.kail.jp
福岡西方沖地震被災地への支援
2005年3月20日,福岡県西方沖地震(震度6弱)により,福岡県内及び周辺では
家屋の倒壊や土砂崩れなど,多大な被害を受けました。特に被害が大きかった玄
界島住民の方々は,避難期間が長期化し不自由な生活を余儀なくされました。
当社は,ライフラインである電気の復旧作業はもちろんのこと,その他被災者
への支援活動を展開しました。具体的には,避難所である「九電記念体育館」に
隣接した当社施設「あかりの館」を食事場所として開放するとともに,復旧支援
のための義捐金として,1,000万円を福岡県共同募金会を通じ寄付しました。
さらには,2005年5月,「博多どんたく港まつり」期間に合わせて地元行政と
企業が連携して展開した「元気バイ!!ふくおか」キャンペーンに,当社も積極
的に協力し,地震被害に負けない元気な都市福岡をアピールしました。
食事場所と
して開放した
「あかりの館」 「元気バイ!ふく
おか」
どんた
く隊
地域環境保全への取組み
各事業所において,地域の清掃
活動などを通して,地域の皆さま
が快適に過ごせる環境づくりに取
り組んでいます。
主な活動として,毎年6月の環
境月間や10月の「九電お客さま
ありがとうございますキャンペー
ン」期間を中心に,河川敷や海岸,
史跡などの清掃を経営幹部と従業
員が一体となって実施しています。 社会福祉への取組み
各事業所において,地域の特性
を踏まえた社会福祉への取組みを
行っています。
主な活動として,「九電お客さ
まありがとうございますキャンペ
ーン」期間等を中心に,文化財や
独居老人宅の配線診断・照明器具
の清掃等のサービスをはじめ,社
会福祉施設への慰問,聴覚障害者
協会や聾学校等への字幕放送用テ
レビチューナー寄贈などを実施し
ています。
また,スペシャルオリンピック
ス熊本地区大会や大分国際車いす
マラソン大会の運営の参加や飯塚
国際車椅子テニス大会等への協力
も行っています。
字幕放送用テレビチューナーの寄贈
(佐賀営業所)
独居老人宅の照明器具清掃サービス
(武雄営業所)
社長が参加した
「櫛田神社清掃活動」
(福岡支店)
岡城址の石垣清掃
(竹田営業所)
野焼きの様子
2005年11月,当社大分支店が,「くじゅう坊ガツル(大分県竹田市)・タデ原(同
九重町)湿原」のラムサール条約*登録記念式典において,これまでの継続的な湿原
保護への協力に対し,竹田市から感謝状をいただきました。
当支店では,1999年に地元関係団体などとともに「坊がつる野焼き実行委員会」
を発足させ,以降,毎年ボランティアとして委員会の運営や野焼き活動への支援・
協力を続けています。
今回のラムサール条約登録
により,今後,野焼き活動は
ますます重要性を増していく
ことから,引き続き地元の方々
とともに,湿原保全に向けた
取組みに協力していくことと
しています。坊(ぼう)
ガツル野焼き活動への協力
ここのえ58地域・社会との共生活動
地域・社会との共生活動
九州電力CSR報告書2006 当社の前身である九州配電(株)
の清算余剰金で設立された「(財)
九配記念育英会」を通して,1957
年から,大学または専修学校に在学
する心身健全,学力優秀で,学校の
推薦を受けた方(留学生を含む)に,
学資の給与を行っています。
現在,毎年約30名に対し,一人
あたり22万円を支給し,支援を行っ
ています。
(財)
九配記念育英会
(注記)用語解説/*ラムサール条約:「特に水鳥の生息地と
して国際的に重要な湿地に関する条約」
のこと国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を進めること,湿地の適正な利用を進めることを目的と
している
出資
出資
業務執行
出資
側面支援
(株)
コア・コンピタンス九州と
一体のファン
ド運営会社
(株)
CCQプリンシパル・
インベス
トメント(無限責任組合員)
(株)
九電工を
はじめとする
九州内外の
有力企業の
協力・連携
投資
(株式,
社債等)
新事業展開
第二創業
新興
中小企業
株式上場
(IPO)
株式譲渡
(M&A)

老舗
中小企業
トーマツ・ベンチャー
サポート(株)
中小企業
基盤整備機構
九州支部
ベンチャー
支援センターチャレンジ九州!中小企業がんばれファンド
(株)
九電工
(有限責任組合員)
中小企業基盤
整備機構
(有限責任組合員)
九州地域の各自治体
経営
経営・販売支援
販売支援
(ハンズオン支援
支援)
経営・販売支援
(ハンズオン支援)
当社グループの
(株)
九電工は,
中小企業
基盤整備機構
(以下中小機構)
と共同出資で,
(株)
コア・
コンピタンス九州プリンシパル・インベス
トメン
トをファン
ドの運営会社と
した
「チ
ャレンジ九州!中小企業がんばれファンド」を総額10億円で設立しま
した。
中小機構の
「がんばれ!中小企業ファン
ド」
のスキームを活用したファン
ドとしては九州初
となります。株式公開を指向しない中小企業
に対しても,
融資・新株予約権付社債等,
様々
な形態での支援を行うことが出来る点が最大
の特徴です。 (株)
九電工は,このファン
ドを通じて,
九州
地区を主な拠点とする中小企業の新規事業
展開,
第二創業を幅広くサポー
トします。
http://www.kyudenko.co.jp
タイ地方電力公社
(PEA)
との定期交流
国際交流・国際協力の取組み
海外(9か国)の13の電気事業
者と交流協定に基づき交流を深め,
また人材育成や技術提供を通し,
途上国の持続的発展に貢献してい
ます。
しかく国際交流
英国やフランス,韓国などの電
気事業者とは,電力市場の自由化
などについて情報交換等を実施し,
中国やタイ,ベトナムなどの電気
事業者とは,当社が保有する発電・
送電・配電に関する技術やノウハ
ウの提供を通した交流を行ってい
ます。
しかく国際協力
途上国の電気事業の発展に寄与
するため,国際協力機構(JICA)
や海外電力調査会を通じ,アジア
諸国を中心に,研修生の受入や専
門家の派遣などを実施しています。
地域社会が抱える課題解決に向け
た取組み
しかく地域防犯活動への協力
地域に密着した事業形態を活か
し,地域の皆さまや企業,警察と
協力し,地域パトロールや子ども
が犯罪に巻き込まれない環境づく
り等の地域防犯活動を各地で実施
しています。
鹿児島支店では,グループ会社の(株)
九電工と協力会社,合わせ
て7企業で,2006年から本格的に
「こども110番」活動を実施して
います。
しかく不法投棄パトロールへの協力
パトロール中などに廃棄物の不
法投棄を発見した際,自治体へ情
報提供を行う「廃棄物の不法投棄
対策に関する協定」を,22事業
所で,延べ77の地元自治体と締
結し,実践しています。
社用車での
「こども110番」
活動
(鹿児島支店)
社用車にもステッカー
を貼り不法投棄抑止をPR59「チャレンジ九州!中小企業がんばれファンド」
の設立 −
(株)
九電工の取組み−
九州電力CSR報告書2006 従業員が積極的にボランティア
活動に取り組めるよう,ボランテ
ィア休暇制度や費用補助,情報提
供,啓発活動など,環境づくりと
支援を行っています。
しかくボランティア休暇制度
従業員は,年間7日(ドナーは
必要日数)を限度に年次有給休暇
とは別にボランティア休暇を取得
することができます。(半日単位
取得可)
しかく地域社会貢献者表彰制度
永年にわたり地道に地域社会へ
の貢献活動を行っている従業員を
表彰しています。
しかく資格取得に対する支援
身障者老人福祉,スポーツ指導,
保健・衛生,
余暇活用の4分野で17
資格を対象に受験料や受講料,
交通
費実費を支給し,従業員の資格取
得を支援しています。
しかくボランティア啓発活動
従業員のボランティア活動に対
する意識高揚を目的として,事業
所単位でボランティア体験発表会
やセミナーの開催,福祉施設の訪
問など各種啓発活動を行っています。
当社は,従来から幅広い分野で
積極的に地域・社会との共生活動
を実施しており,これらの取組み
は,今後もますます重要になると
考えています。
加えて,これらの取組みを今後
更に充実したものにしていくため
には,取組目的や姿勢を明確にす
るとともに,地域・社会のニーズ
に応じた活動の更なる展開を図る
ことが必要であると考えています。
このようなことから,2006年4月,
活動を行ううえでの指針となるも
のとして,「地域・社会共生活動
基本方針」を制定するとともに,
各部門が行う活動を総括し,全社
最適の視点で部門横断的にマネジ
メントを行う体制を構築しました。
これらにより,地域・社会との
共生活動の更なる充実に繋げてい
きたいと考えています。
191.5
(日)
2001年度3452002年度
283.5
2003年度
261.5 296.5
2004年度 2005年度
▼ボランティア休暇の取得実績18(人)
2001年度192002年度352003年度
30 40
2004年度 2005年度
▼資格取得に対する支援実績49(人)
2001年度272002年度412003年度
21 25
2004年度 2005年度
▼地域社会貢献者表彰実績
従業員のボランティア活動支援 更なる活動の充実60 九州電力は,
快適で豊かな地域・社会の実現と,
その持
続的な発展を目指し,
以下の原則に基づき,
良き企業市民として,
積極的に地域・社会共生活動を推進します。1 「地域振興」
「文化・
芸術」
「スポーツ」
「学術・
教育」
「社
会福祉」
「健康・医療」
「国際交流」
「環境保全」
の分
野で,
魅力ある地域づく
りや次世代層の育成などを行うとともに,
地域・社会の課題解決に向けた取組みを行います。
2 当社の持つ経営資源を有効に活用した取組みを行い
ます。
3 活動内容を公表し,
皆さまとコミュニケーションを図るこ
とにより,
その声を諸活動に反映させるとともに,
地域・社
会の皆さまとの協働を進めます。
4 従業員が一市民と
して行う共生活動を支援します。
地域・社会共生活動基本方針
地域・社会との共生活動1234
九州電力CSR報告書2006地域・社会との共生活動
あしなが育英会を支援する会の活動を続けています。
中尾 朱実
(佐賀支店総務部広報グループ)あしなが育英会を支援する会
「佐賀・ビッグフット」
代表
親を病気・災害・自殺で亡
くしたこどもの支援活動(居
場所づくり),自殺防止対策
(自死遺児シンポジウムの開
催や行政への積極的な働きか
け)を8年間続けています。
その活動を評価いただき,当
社の地域社会貢献者として,
表彰を受けました。
自分がこの表彰を受けたこ
とで,このような活動が今の
社会において必要なことであり,当社の社員には,社会
が求めていることに活かせるノウハウやスキルが十分に
あり,ボランティアとしてできることがたくさんあると
いうことを一人でも多くの社員に,知ってもらい,社会
の中で活かしてほしいと願っています。

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