ショーケースの吸込
み口を塞ぐような商品
品列は、冷気の流れを
損ねるため、冷却負荷
の増大を招く恐れがあ
ります。
そこで、ショーケー
スの吸込口を塞がない
ような陳列を行い、冷
気の流れを確保するこ
とにより省エネを図り
ます。
『運用変更』
商品陳列の際は、
冷気の吸込口を塞
がないようにしま
しょう。
対 策 例
ショーケース陳列改善
068-O
現 状 陳列改善後
省エネ対策のポイント
・基本的に商品を陳列しすぎると、冷却できなかったり、凍結の原因にも
なりますので、ロードラインを超えないように商品を陳列するようにし
ましょう。
・吸込み口だけでなく、吹出し口も塞がないよう注意してください。
・エアコンの風がエアカーテンを乱している場合があるため、風向きの確
認もしましょう。
参 考
<冷凍冷蔵ショーケースに有効な省エネ対策例>
○しろまる空きショーケースの停止
商品が入っていないショーケースの運転を停止することで、節電になります。
また、多段式のショーケースは冷気漏れが多いため、冷気漏れの少ない平型ショー
ケースに集約することで節電になる場合があります。
○しろまる防露ヒーターの停止
ショーケースの結露防止用ヒーターを停止することで節電になります。
ただし、ヒーター停止後、ショーケース内に結露が発生した場合は、すみやかに
防露ヒーターを稼動させてください。
※(注記)なお、ショーケースの性能等によって実施できない場合がありますので、具体的な
実施にあたっては、メーカーへご相談ください。
※(注記)ロードラインとは、エアカーテンをつくる冷気の内側の境目のことN.G吹出口
吸込口O.Kロードライン
エア
カーテン
吹出口
吸込口
吸込み口を商品や値札で塞い
でしまっているため、冷気の
流れが乱れて、冷却負荷の増
大を招く
吸込み口を塞がないように陳
列しているため、冷気の流れ
が乱れないため、冷却負荷の
ムダがない