生産設備の冷却・
加熱温度が過剰に
なっていないか確
認しましょう。
冷却・加熱温度の見直し
072-O
ロ ボ ッ ト や モ ー
ター、軸受などの生産
設備への冷却が過剰に
なっていないかチェッ
クしましょう。
また、生産量や製品
温度などの状況に合わ
せて設備の設定温度等
を適正に見直しましょ
う。 全体を冷却せず負荷が高い軸のモー
ターだけを冷却する
モーターなどは、エンコーダ部分を中心
に冷却する
生産設備への過剰な冷却
対 策 例
加熱設備の設定温度の見直し
省エネ対策のポイント
・過負荷にならないように、夏場の最高気温時を基準に冷却条件を決めましょう。
・季節ごとに冷却条件を見直すことが大切です。
対 策 例
各種洗浄機 各種乾燥炉・熱処理炉
設定温度低減
例 : 60°C → 55°C
設定温度低減
例 : 800°C → 750°C
省エネ対策のポイント
・洗浄機(循環加温式)の設定温度を下げることで、ヒートポンプやヒーターの
消費電力を削減できます。
・乾燥炉や熱処理炉の設定温度を下げることで、炉の消費電力を削減できます。
・製品品質への影響を確認しながら設定温度を見直しましょう。
ヒーター
ロボットへの冷却 モーターへの冷却
工場特有設備 『運用変更』
冷却・加熱温度の見直し
072-U
製品の過剰な冷却の見直し
対 策 例
改善前
改善後
省エネ対策のポイント
・製品内部まで十分に冷却されていない場合は、表面温度が再び上昇することがあるため注意が必要です。
・冷却装置がインバータ化されている場合は、周波数を下げることで消費電力の削減ができます。
製品
製品
製品
製品
冷却工程において、製品の搬送途中で既に目標冷却温度に達している
冷却工程内の各ゾーンでの製品温度を確認し、目標冷却温度に達した
ゾーンより下流の冷却設備を停止する
停止する