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公益財団法人 九電みらい財団
環境分野の次世代育成支援活動助成事業
2024 年度 募集要項
1 募集テーマ
九州の未来を担う子どもたちの自然を大切にする心を育む
2 趣 旨
公益財団法人九電みらい財団は、九州の豊かな自然環境を未来につなげるとともに、
子どもたちの体験活動を通じた健やかな成長を目的に、九州各地の諸団体が取り組む
「子どもたちの自然を大切にする心を育む活動」への助成を行います。
都市化が進み、子どもたちが自然に触れる機会が年々減少傾向にある中、子どもたち
が自らの体験活動を通じて自然を大切に思うきっかけをつくり、将来の九州の環境保全
につながる活動に取り組む団体を応援するための助成事業です。
申請金額が上限 100 万円までの枠に加え、
上限 20 万円のコースも用意しています。小規模で活動される団体さまも含め、多くの皆さまからのご応募をお待ちしています。
3 募集する活動
しろまる 九州地域において、子どもたちを対象に取り組む以下のような活動を募集します。
(注記)活動の対象となる子どもの年代は、概ね高校生までとします。
1 山・川・海などの保全活動
・ 植樹、下草刈、間伐、伐採などを通じて、森づくりの大切さを実感できる活動
・ 身近な里山や雑木林を整備する活動を通じて、自然を守ることを考えるきっか
けづくりとなる活動
・ 川の水質・生物調査、清掃活動等を行い、環境保全の重要性を学ぶ活動
・ 竹を使ったモノづくりを通じて、放置竹林問題など、身近な自然を大切にするこ
とを学ぶ活動
活動例:食べて貢献!糸島で竹林整備、
めんま、竹炭や竹粉肥料作り体験学習
(糸島九大ちくわの会:福岡エリア)
2023 年度助成団体
福岡県糸島市で、小中高生を対象に、地域の
放置竹林問題について学び、九大生や地域住
民・こども食堂等と連携し、竹林整備やメン
マづくりなど伐採後の竹の有効活用に取組む。
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2 自然の大切さを学ぶ活動
・ 苗植えから収穫まで行う農業体験を通じて、自然の恵みの大切さを学ぶ活動
・ 地元に生息する動植物を知り、保護・育成に取り組む活動
・ 自然災害の復旧活動を通じて、自然環境保全の重要性を知り、防災意識を啓発
する活動
・ 森林散策などを通じて動植物の生態系を学ぶ活動
・ 海洋漂着ゴミの清掃等を通じて、山・川・海のつながりを学ぶ活動
3 資源の大切さを学ぶエコ活動
・ リユース工作などのリサイクル活動を通じて、資源の大切さを実感できる活動
【対象とならない活動】
・上記の「3.募集する活動」に該当しない活動
〈不採択の事例〉
1 大人が主体の環境保全活動
(理由)子どもたちを対象としていないため
2 子どもも参加可能な竹林伐採作業
(理由)活動の目的が環境整備となっているため
3 子どもが参加するスポーツ等のイベント準備に伴う清掃活動
(理由)環境体験活動ではないため
4 環境に関する本・雑誌等媒体の作成
(理由)子どもが環境に関する体験できる活動ではないため
活動例:三井楽自然体験プログラム
(みいらく寺子屋実行委員会:長崎)
2023 年度助成団体
長崎県五島市内の三井楽・福江地区で、
離島留学生を含む小中高生を対象に、ジ
オパーク内の動植物との共生や保護につ
いて学びながら自然観察などを行う
活動例:自然材料などを使ったもの
づくり体験を伴う環境学習
(エコ村伝承館:熊本)
2022 年度・2023 年度助成団体
熊本県内で、未就学児から中学生を対象
に、竹などの自然素材や廃棄材料を使っ
たものづくり体験・エコ活動」などを通
じて環境を守ることや自然を大切にする
ことを学ぶ
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・特定の個人又は団体のみが利益を受ける活動
〈不採択の事例〉
1 決められた地区の小学生限定の活動
(理由)エリアが限定されるため
2 特定の会員のみが参加できる活動
(理由)対象が限られているため
・営利を目的とする活動
・受領した助成金を使用して、他の団体を助成するような活動
・学校での授業・部活動等
・政治や宗教に関わる活動
(注記)官公庁や他企業等の補助金や助成金との併願可
4 助成対象団体
しろまる 九州地域で活動する非営利団体(法人格の有無は問いません。)・ 主となる住所地が九州地域に所在し、九州地域にて活動する団体であること
・ 当財団と協働で活動することが可能であること
・ 原則、応募の日までに、設立後1年以上にわたり継続的に活動していること
(注記)当助成事業における"非営利団体"
・ 特定非営利活動法人(NPO法人)
、財団法人等の非営利活動を行う法人
・ ボランティアサークルなどの社会貢献活動を行う任意団体
(規約や会員名簿を整備し、組織的に活動をしている団体)
(注記)対象とならない団体
・ 宗教活動又は政治活動を主たる目的とした団体
・ 営利を目的とした団体
・ 予め受益対象者が特定されている活動を行う団体(自治会など)
・ 暴力団、暴力団員が役員となっている団体、暴力団又は暴力団員と密接な関係を
有する団体
5 活動期間
しろまる 2024年4月1日(月)〜2025年3月31日(月)
6 助成金額
【A...1件名あたりの上限金額 100 万円】
【B...1件名あたりの上限金額 20 万円】 (注記)提出書類を簡素化できます。
助成総額は最大約 800 万円です。
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(注記)助成金お支払い後、助成決定金額を超えた追加のお支払いは致しません。
(注記)助成決定後、原則予算の内訳は変更できません。応募時に申請内容を精査して
ご応募ください。
応募いただいた内容を確認させて頂き、活動予算書に記載されている金額を調整す
る場合があります。その際は、事前に電話やメールにて相談させていただきますの
で予めご了承ください。
(注記)事前にご相談させて頂く方(2名)の連絡先のご記入をお願いします。
しろまる 助成の対象は応募する活動に直接要する経費に限らせて頂きます。
(注記)団体運営の管理費は対象外とします。
7 助成対象経費
しろまる 助成の対象となる経費は、応募する活動に直接必要な以下の経費に限ります。
しろまる 経費の領収書発行日付が活動期間外である場合は、助成対象外とさせて頂きます。
科 目 内 容 対象外
謝礼金
o外部講師に支払う謝礼金
(注記)略歴をご提示ください
(注記)1日あたり上限1万円以内の実費
・外部講師以外への
謝礼金
人件費
o活動当日のスタッフ人件費
(注記)上限8千円以内の実費
(上限の目安:@800〜@1,000/1 ×ばつ1 時間)
・企画検討や打合せ、
事前準備など、活動当
日以外の人件費
旅 費
o活動当日の移動にかかる旅費
及び宿泊費の実費
【旅 費】
・公共交通料金、有料道路料金
・自家用車のガソリン代
(走行距離 k×ばつ15 円)
・駐車場料金
【宿泊費】
・1泊あたり上限8千円以内の実費
・打合せ、事前準備時の
旅費及び宿泊費
・タクシー料金
消耗品費
o文具、材料、道具、苗木、種、医療品等の
購入費 (注記)単価 1 万円未満
o活動当日の参加者やスタッフの軽食及び飲料代
(1,000 円/人 未満程度)
・打合せ、事前準備時等
の飲食費
備品費
o資機材・道具等の購入費
(注記)「九電みらい財団の助成事業」であることを
要貼付(報告時写真提出)
(注記)申請時に「見積書」を必ずご提示ください
・活動以外でも使用
可能な汎用性が
高いもの(例:カメラ、
パソコン、パソコン周
辺機器など)
広告費
o助成対象活動のパンフレット・ポスター
・チラシ制作費
o助成対象活動のホームページ当該箇所制作費
o一般参加者募集のためのSNS広告費
(注記)九電みらい財団の助成事業であることを
要明記
・団体をPRするホーム
ページの構築・維持管
理費用
・団体名をPRするため
のグッズ(のぼりや法
被等)
通信運搬費 o郵送代、機材運搬費等
・電話・FAX・インターネット
料金
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保険料 o傷害保険、ボランティア保険等 ・活動期間を超えたもの
賃借料
(事業者からの
賃借に限る)
o会場使用料、設備利用料、リース料等
(注記)申請時に「見積書」を必ずご提示ください
o農業体験等の活動に利用する農園のための土地の
賃借料
・個人所有物等を借りた
場合に発生する料金
・打合せ時の会議室等
使用料
・水道光熱費・家賃
整備費
o当該活動に使用する会場の整備にかかる委託費用
(専門業者にしか出来ない工事)
(注記)申請時に「見積書」を必ずご提示ください
・当該団体が自前で整備
する場合の人件費
その他
o上記区分以外で、当財団が活動に必要不可欠な経
費と認めるもの
・セミナー等の受講料、
研修費、資格取得費用
8 応募方法
1 提出書類
【A:助成金額上限 100 万円ご応募の方】
1 応募書類
(様式A-1)活動計画書
(様式A-2)収支計画書
(様式A-2-1)助成申請金額の内訳
(様式A-3)役員、職員(活動関係者)名簿
2 2023年度の事業計画書・収支予算書、2022年度の収支報告書
(法人の場合は、理事会等で承認された活動計算書/注記含む、財産目録等)
(注記)冊子の場合は、該当ページのみ印刷して添付ください。
3その他参考資料〔任意〕
(注記)A4サイズ 10 枚(両面 20 ページ)以内に収めてください。
(注記)上記以上の分量の参考資料は、選考に考慮されませんのでご了承ください。
〔その他参考資料の例〕
・活動内容が分かる既存の資料(団体パンフレット、チラシ、過去の活動の写真、行政が
活動を紹介したパンフレットなど)
・解決すべき課題の現状について参考となる資料(各種データ資料、新聞記事など)
(注記)参考資料は必要な部分をA4サイズの用紙にコピーして添付ください。
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【B:助成金額上限 20 万円ご応募の方】
1 応募書類
(様式B-1)活動計画書
(様式B-2)収支計画書
(様式B-2-1)助成申請金額の内訳
(様式B-3)役員、職員(活動関係者)名簿
2 その他の参考資料〔任意〕
(内容はA-3のとおり)
しろまる 本募集要項を必ず確認の上、同意の上でご応募ください。
しろまる 以下の当財団ホームページからダウンロードした応募書類に必要事項を漏れなく
記入し、
「1 提出書類」を「3 提出先」までご郵送またはメールでご提出く
ださい。
(URL⇒https://www.kyuden-mirai.or.jp/support/2024/boshu.html#bosyu)
しろまる 応募に係る経費は全て貴団体の負担となります。
しろまる 提出資料は返却いたしませんので、必ずコピーをとり、お手元で保管ください。
しろまる ご提出の際は、
「付箋」や「インデックス」を使用しないでください。
また、
「ホチキス止め」も行わないでください(クリップ使用可)。2 応募受付期間
2023年11月1日(水)〜2023年12月22日(金)当日消印有効
3 提 出 先
郵送 :〒810-8720 福岡市中央区渡辺通二丁目 1-82 電気ビル第二別館3F
公益財団法人九電みらい財団 行
メール:josei@kyuden-mirai.or.jp
4 お問合せ先
電話:092-982-4627(9:00〜17:00)(注記)土日・祝日を除く
E-mail:josei@kyuden-mirai.or.jp
9 選考方法
「九州の未来を担う子どもたちの自然を大切にする心を育む」とのテーマに合致し、
「子どもたちを対象」とする活動であること。また、以下の観点をもとに、外部の有識
者の意見をいただきながら決定します。
1 活動の目的・必要性(活動の目的が、当助成の目的に合致しているか)
2 活動の実現性、予算の妥当性(人員・体制、計画性・具体性、予算の妥当性)
3 活動において期待される成果
(実現に向けた明確性と効果、
参加者数、
社会的意義)
4 活動の発信力(他地域の活動への波及効果、ホームページやSNS・広報誌等に
よる情報発信力、活動テーマや内容の独自性や話題性)
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(注記)審査の際、
応募内容について、
電話でのヒアリングをさせていただく場合があります
ので、ご了承ください。
10 選考結果の発表
しろまる 2024 年3月下旬に、採択された応募者に対してメールと文書でお知らせします。
また、当財団のホームページでも助成決定団体を公表します。
しろまる 審査の経緯や決定の理由については、採択の結果に関わらず、お問い合わせには
応じかねますので、予めご了承ください。
11 スケジュール
しろまる 応募締切 2023 年 12 月 22 日(金) (注記)当日消印有効
しろまる 書類審査等 2024 年1〜3月頃 (注記)必要に応じて電話やメールでヒアリング
します。
しろまる 助成決定 2024 年3月下旬 (注記)助成決定団体様へメールと文書にて通知します。
しろまる 助成金振込 2024 年4月下旬
しろまる 助成金贈呈式 2024 年4月中旬〜6月
しろまる 報告書提出 活動終了後1カ月以内
(注記)活動終了日が 3 月となる場合は、2025 年4月 11 日(金)まで
12 助成金の振込
しろまる 覚書の締結・預り証の受領
事前に覚書を締結のうえ、この覚書にもとづき助成金をお支払いします。
助成金の入金確認後、速やかに「預り証」の発行をお願いします。
13 決定後に実施いただくこと
しろまる ホームページ、ポスター、SNS、及びチラシ等へ、当財団のロゴを使用するとと
もに本助成による活動である旨を明記(都度、当財団に報告ください。)しろまる 助成金贈呈式への参加(4月中旬から6月)
しろまる 活動時に当財団 PR チラシの配布、及び活動参加者へのアンケートのご協力
しろまる 当財団による活動時の取材や当財団ホームページおよびSNS掲載等への協力
(注記)公表可能な素材(写真・原稿)をご提出ください。
本活動は、公益財団法人九電みらい財団
の助成を受けています。
(注記)イメージ
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14 活動報告について
しろまる 活動終了後、当財団の様式による「活動報告書」を活動終了後1か月以内、活動終
了が 3 月になる場合は 2025 年4月 11 日(金)までにご提出いただきます。
しろまる 助成決定後にメールにてお送りする「活動報告書」に必要事項を記載し、
「収支
報告書・領収証(原則:原本)
」を作成いただきます。
(注記)ご注意ください・「活動計画書」にて申請していないもの、領収証等の証拠書類がないものは、
助成金支出の対象として認められません。
・活動費用(助成対象分の支出金額)が助成額に満たない場合は、差額について戻
入をお願いすることとなります。
・提出資料に虚偽があった場合や、
「13 決定後に実施いただくこと」に実施いただ
けない場合などは、助成金を返金していただきます。
【個人情報の取扱いについて】
しろまる 応募用紙に記載いただきました個人情報につきましては、
「個人情報保護に関する
法律」に則り個人情報として厳正に管理し、以下の目的に限り利用します。
1)応募に対する審査及び審査結果の通知
2)助成決定後の諸手続きの連絡3)助成団体決定の公表
(団体名、
活動名、
代表者名、
所在地、
団体HPアドレス)
4)当財団内管理業務
1〜4に関して、
目的に達するため、
九州電力(株)及び九州電力送配電(株)に情報提供
する場合がございます。
(参考)応募書類一覧
以 上

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