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災害を「自分ごと」として捉え防災行動につなげるための新たな取り組みです。災害の教訓を伝える施設や優れた地域活動として「防災資産」に長崎県内で2件が認定されました。
「NIPPON防災資産」は内閣府と国土交通省が2024年に定めた認定制度です。
全国から140件の応募が寄せられ、長崎県内では「雲仙岳災害記念館」と「念仏講まんじゅう配り」の2つが認定されました。
雲仙岳災害記念館は雲仙・普賢岳の噴火災害を展示で分かりやすく伝えたり、語り部による講話を行ったりと様々な形で災害の教訓を伝えている点が評価されました。
「念仏講まんじゅう配り」は長崎市の山川河内地区で160年以上受け継がれた風習です。
江戸時代に起きた土砂災害の犠牲者を弔うまんじゅうの配布は年1回に減ったものの、当時の災害を今に伝えています。
42年前の長崎大水害の際も住宅や畑に被害が出ましたが、犠牲者はいませんでした。
山川河内自治会 山口和也 会長
「安心して暮らせる自治体にずっとしていかないといけない」
認定証を受け取った関係者は、防災への思いを新たにしていました。