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[2021年7月30日:公表]

SNSで知り合った人に暗号資産(仮想通貨)を使った投資を勧められたが、信用できるか

質問

SNSで知り合った人から、「必ずもうかる良い話がある。日本円を暗号資産に換えて海外事業者の専用口座に送金すると高い利息がつく」と暗号資産を使った投資を勧められた。信用できるか。

回答

暗号資産が詐欺的な投資の勧誘に利用されているケースがよくみられます。「必ずもうかる」という投資はありえません。安易に投資することはやめましょう。取引をする前には、暗号資産交換業の登録業者であるかを必ず確認しましょう。

解説

暗号資産とは

暗号資産は、インターネットを通して電子的に取引されるデータであり、日本円やドルのように、国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。様々な要因によって価格が変動するため、価格が急落し、損をする可能性があります。

よく寄せられる暗号資産のトラブル

全国の消費生活センター等には、友人や知人、SNS、出会い系サイトやマッチングアプリ等で知り合った人に「もうかる」と勧められて暗号資産の投資をしたが、返金されない・出金できない、投資した後、事業者と連絡が取れなくなったなどの相談が寄せられています。出金できなくなるケースでは、利用している投資サイト自体が架空のものである可能性もあり、勧誘者や事業者と連絡が取れなくなると、被害を回復することは困難です。

登録業者であるかを必ず確認

暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録が必要です。取引を行う前に、暗号資産交換業の登録業者であるかを金融庁のウェブサイトで必ず確認してください。海外に拠点を置く暗号資産交換業者であっても、日本国内で暗号資産交換業を行う場合や暗号資産交換業に係る取引の勧誘を行う場合には登録が必要です。

ただし、登録業者であっても、信用性が担保されているわけではありません。暗号資産の取引にはリスクが伴うことを十分に理解するようにしましょう。

お困りの際にはお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)にご相談ください。

参考

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