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2019
2019年2月4日
関西電力株式会社
ブロックチェーン技術を活用した「はぴeポイント」サービスの利便性向上等に向けた実証試験の開始について
当社は、K4Digital株式会社(以下、K4D)、富士通株式会社(以下、富士通)、株式会社レポハピと共同で、ブロックチェーン技術※(注記)1を活用した「はぴeポイント」サービス※(注記)2の利便性向上とポイント流通システムの構築・運用に係るコスト削減に向けた実証試験(以下、本試験)を2019年2月5日(火)から3月31日(日)の期間で実施します。
具体的には、K4Dと富士通との協業により構築したシステム※(注記)3を用いて、対象店舗のポイント加算履歴やお客さまのポイント残高等のポイント流通データを一元的に管理するとともに、対象店舗が来店するお客さまに対して本試験専用のポイント(「はぴeコイン」※(注記)4)を加算するスキームの中で、対象店舗やお客さまにおける利便性の調査や、ポイントシステムの構築・運用に係るコスト面での優位性を確認し、「はぴeポイント」サービスにブロックチェーン技術を活用することの有用性や受容性を検証します。
なお、本試験の中では、ポイント加算サービスを持たない飲食店でも専用のシステムや端末を構えることなく、簡単に「はぴeコイン」を加算できるとともに、お客さまもポイントをためる機会が広がる仕組みになっています。
- 【本試験の概要】
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- ◆だいやまーく対象(モニター)※(注記)5
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- ・店舗(飲食店):約20店
- ・店舗を利用し「はぴeコイン」を獲得するお客さま:約100名
- ◆だいやまーく期間※(注記)6
- 2019年2月5日(火)〜2019年3月31日(日)
今後は、お客さまが「はぴeポイント」をよりためやすく、使いやすくなるよう、本試験で構築したポイント流通システムと、他の方式のブロックチェーン技術を活用した他業種のサービスとの連携の可能性も検証する予定です。
当社は、引き続き、「電気」だけでなく「ガス」もお届けする総合エネルギー事業者として、より多くのお客さまからお選びいただけるよう、全力で取り組んでまいります。
以 上
- ※(注記)1:一般的に、分散型台帳と呼ばれており、取引データを分散し、参加者同士で管理し合う技術のこと。
- ※(注記)2:毎月の電気・ガス料金や、ネットショッピングのご利用等に応じてポイントがたまり、そのポイントを電気・ガス料金のお支払いや、他社のポイント、アイテムへの交換等にご利用できる「はぴeみる電」をご利用のお客さまを対象としたサービス。
- ※(注記)3:ブロックチェーン技術を活用した本試験専用のポイントを流通させるシステム。
- ※(注記)4:本試験専用のポイントで、本試験終了後に「はぴeポイント」へ交換予定。
- ※(注記)5:本試験対象地域にて、当社の電気・ガスをご利用中のお客さまの中から、当社および株式会社レポハピが選定。
- ※(注記)6:対象店舗がお客さまに累計で「はぴeコイン」40万コインを加算した時点で、期間中であっても本試験を終了する場合があります。