令和6年8月8日(木)午前

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繰上げ閣議の概要について

まず、私(官房長官)から繰上げ閣議の概要について申し上げます。 政令、人事が決定をされました。大臣発言として、岸田内閣総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理について」、御発言がありました。
閣僚懇談会におきましては、自見大臣から「令和6年の地方分権改革に関する提案募集の取組について」、御発言がありました。

岸田総理のカザフスタン、ウズベキスタン及びモンゴル訪問について

もう1件、岸田総理は、8月9日から12日まで、カザフスタン、ウズベキスタン及びモンゴルを訪問する予定です。カザフスタンでは、2004年に日本が他国に先駆けて立ち上げた「中央アジア+日本」対話が、本年20周年の節目を迎える中、初となる首脳会合に出席し、これまで築いてきたパートナーシップ及び互恵的協力を更に深化させる考えです。また、この機会に、今回訪問するカザフスタン及びウズベキスタンを含め、中央アジア各国との間で首脳会談を行い、二国間案件や国際場裏での協力等について議論する予定です。モンゴルでは、首脳会談を通じて、「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」に基づく多層的な協力の進展を確認する予定です。

拉致問題に関する中学生サミットについて

もう1件、北朝鮮による拉致問題に関連し、明日8月9日、都内におきまして、全国の都道府県及び政令指定都市教育委員会から推薦をされました中学生が参加をする、「拉致問題に関する中学生サミット」を開催し、私(官房長官)も出席して、開会の挨拶を行う予定です。拉致問題の解決のためには、国民が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現への強い意思を示すことが、問題解決に向けた力強い後押しとなります。こうした観点から、政府としては、拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代への啓発を強化してきておりまして、本年も昨年に続き、中学生を対象とした本件行事を開催することとしたものであります。
明日の行事におきましては、全国各地からの中学生の代表が集まり、拉致被害者御家族の講話を通じて、拉致問題に対する理解を深めるとともに、拉致問題を同世代、家族、地域の方々に自分事として考えてもらうための動画のアイデアを、中学生同士で話し合った上で、劇として発表してもらう予定にしております。こうした取組を通じて、参加した中学生が、各地方において、拉致問題の啓発に関わる取組を支えるリーダーとなることを期待をしております。また、当日、中学生が考えたアイデアについては、これを基に、後日、広報動画を作成し、今後の広報活動に活用していくということを考えております。今後とも、若い世代を対象とした取組を含め、拉致問題の啓発活動に積極的に取り組んでまいります。私からは以上です。

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