自衛隊東京大規模接種センター視察等についての会見
(接種会場の視察、今後の課題等について)
本日から東京と大阪で、自衛隊が民間の協力を得て、大規模接種をスタートいたしました。初日ということで、多少の混乱はあるのかなと、そういう思いの中で、防衛大臣と一緒に視察させていただきました。正に現場を見るにつれて、自衛隊らしく、組織で整然と接種が行われている、その現場を見まして、なんとなくほっとしております。それと同時に、接種された高齢者の皆さんは、安心している御様子だった、そのことが非常に印象的でありました。
正にこの、新型コロナ感染拡大を防止する切り札というのは、ワクチン接種であると考えています。世界の主要国でも、その効果が明らかにされております。国民の皆さん一人一人に、一日でも早く接種することができるように、そして命と健康を守る、それが政府の役割だと思っております。また、全国の御協力いただいている自治体の皆さん方から、打ち手を確保してほしい、さらには、接種料の上乗せ支援をしてほしい、そうした声も届いています。こうしたことにはしっかり応えていきたいと思っています。そして、ワクチン接種加速化という、経験したことがない未知のことに挑戦するわけでありますけれども、何としてもこのことをやり遂げて、国民の皆さんが一日でも早く安心した日常を取り戻すことができるように、内閣を挙げて取り組んでいきたいと思います。
(ワクチン接種加速化の施策について)
現状の中で、医師会の皆さんの御協力を頂きながら行っているわけでありますけれども、そうした皆さんへの御協力をしっかりお願いしたい。それは看護師さんもそうです。それと同時に、救命救急士さんであるとか、あるいは他の業種の中でも、現実的に接種している、よく血液検査とか接種している団体の皆さんにも今最終的な打合せをしています。そうしたことで、数万人の方を確保したいと思っていますので、そういう中で、そうした打ち手不足の所には派遣することができるように全力を挙げて取り組んでいきたい。今接種に協力している民間の方と話をしてきましたけれども、看護師さんは、まだまだ大丈夫ですから、そういう要員を確保します、ということもありました。そうしたことで、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
(打ち手の参加の動機付けについて)
ですから私申し上げましたけれども、接種の費用を上乗せしてほしい、そうした御要望もあります。そうしたことはしっかりと支援していきたいと思っています。また、勤務されている看護師の皆さんで、従来兼業がなかなかできていない、そういう所に対しても、全体としてコロナに対してはお願いして、本人がそうした自治体とかそういう所に行っても仕事ができるような、そうした仕組み、緩和策も今採っているところです。
(髙橋洋一内閣官房参与の辞任について)
今回ありましたので、本人から、大変申し訳ない、訂正したいとおわび申し上げております。そういう中で、これ以上御迷惑をお掛けすることはできないということで、辞任されました。大変反省しておられました。
(本日の意見交換について)
医官の方や看護官の方ですから、そこは使命に基づいてしっかりと職務に専念しているという感覚がひしひしと伝わってきて、また民間の看護師さんとも連携してこの接種会場が運営されているんだなと、大変頼もしく思いました。
(髙橋洋一内閣官房参与の辞任について(再))
自ら辞職したいということでありました。
(髙橋洋一内閣官房参与の辞任について(再))
ですから申し上げましたように、不適切な発言ということを御本人が取り消して謝罪しておりますので、そういう中で責任を感じてということでありました。