令和4年度第2次補正予算成立等についての会見

(第2次補正予算の成立について)

まず、従来からコロナ禍、あるいは世界的な物価高騰など、歴史を画するような課題を前にして、一つ一つ結果を出していくことが大事であるということを申し上げてきました。今回、総合経済対策の裏付けとなる補正予算が成立したことは、一つ結果を出したと思います。補正予算成立に向けて御協力いただきました関係者の皆様方に、心から感謝を申し上げます。そして、これによって来年年初めから電気料金の引下げ、あるいは子ども・子育て対策、さらには国内の投資促進による地方の活性化などの取組を1日も早く国民の皆様にお届けし、そして国民の皆様に実感してもらえるよう、政府として全力を尽くしていきたいと考えています。そして、今後を考えますときに、旧統一教会の被害者救済法案、さらには防衛力の強化、さらにはGX(グリーン・トランスフォーメーション)の推進など、大変重要な、大きな課題がまだ山積をしています。引き続き、気持ちを引き締めて、緊張感を持って、こうした一つ一つの課題に挑戦をし続けていきたいと考えています。政府として、全力でこうした課題に取り組んでまいります。

(救済新法について、野党との党首会談の選択肢は排除しない考えか)

今のところ、御指摘のような党首会談は予定されておりません。しかし、この国会に既に法律(案)を提出しております。1日も早い成立に向けて、政府としても全力で取り組んでいきたいと思っています。そして、是非この国会中に成立させたいと願っております。

(防衛費について)

防衛費については、新しい国家安全保障戦略の策定の議論と併せて防衛力強化の内容と予算と財源と、これを一体として年末に結論を出すように取り組んでもらいたいということを関係大臣に既に指示を出しています。浜田大臣、鈴木大臣にも、その後の状況についてお話をお伺いしていただいた、こうしたことであります。是非、指示を出しておりますように、年末に向けて政府・与党でしっかり結論を出していきたいと思っています。

(救済新法について)

政府としても、被害者の方々を救済する、また再発を防止する上で重要な法案であると考え、法律(案)を提出させていただきました。今後は国会において御審議をいただくことになります。それについて与野党でどのような議論を行っていかれるのか、これは政府としては、説明責任をしっかり尽くしながら、その状況を見守っていきたいと思っています。

(国民民主党の玉木雄一郎代表が年明けにも入閣との報道について)

どこからそういった情報が出たのかは知りませんが、私は全く知りませんし、私自身、考えてはおりません。

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