拉致被害者御家族との面会

面会する岸田総理1
面会する岸田総理1
面会する岸田総理2
面会する岸田総理2
面会する岸田総理3
面会する岸田総理3
面会する岸田総理4
面会する岸田総理4

令和3年10月18日、岸田総理は、総理大臣官邸で拉致被害者御家族と面会しました。

総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日は大変御多忙の中、こうしてわざわざ官邸に足をお運びいただきましたこと、心から感謝申し上げます。私が以前、外務大臣を務めていた時代にお会いした、横田滋さん、そして、有本嘉代子(かよこ)さんが、お嬢様のめぐみさん、そして恵子さんとの再会を果たすことなく、昨年お亡くなりになられました。その無念の思いを思い出すときに、本当に胸の詰まる思いがいたしますし、言葉がありません。心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。そして、今なお多くの拉致被害者の方々が、北朝鮮に取り残されたままであるということにつきまして、改めて、心からお詫(わ)びを申し上げなければならないと思っています。
私の内閣におきましても、間違いなく、変わりなく拉致問題は、最重要課題です。私も総理大臣に就任した翌日に米国バイデン大統領と電話会談を行い、その際に、拉致問題について改めて、理解と協力を、しっかりと求めさせていただき、そして、バイデン大統領の方からも、力強い支持の言葉をもらいました。そしてその後も、中国、ロシア、こういった国々のトップとも直接電話会談を行いまして、その際に、必ず拉致問題をしっかりと先方に伝え、そして、引き続きましての理解、そして協力を求めた次第であります。
被害者の御帰国を、待ち望んでおられる御家族の皆様の思いを、これからもしっかりと胸に刻み、私自身先頭に立って取り組んでいかなければならないと強い覚悟を持って、思いを胸に刻んでおります。全ての拉致被害者の方々の、一日も早い帰国実現に向けて、私自身も、条件を付けずに、金正恩(キムジョンウン)委員長と、直接向き合う決意でありますし、そして、何よりも、国際情勢は刻々と変化しています。関係国との連携の中で、あらゆるチャンスをものにしなければいけない。チャンスをしっかり掴(つか)んで、直接向き合うことを実現し、そして、拉致被害者の方々の帰国を実現しなければならないと強く思うところでございます。
今日は、本当にお忙しい中、わざわざ足をお運びいただきましたが、こうした思いを、改めて申し上げさせていただくとともに、皆様方が長年思っておられること、積年心に感じておられることを、改めてお聞かせいただき、これからの取組にしっかりと、大きな追い風として感じ、努力をさせていただく、そうした機会にさせていただければと思っております。御協力いただきますことを改めて、心からお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」

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