手数料軽減申請書のイメージデータの作成例(Windows10)
2020年3月
スキャナーを使用せずに、パソコン上でインターネット出願ソフトに添付する「手数料軽減申請書」のイメージデータを作成する方法を紹介します。
※(注記) なお、紹介するのはWindows10による作成例となっています。
イメージデータの作成方法について<操作手順>
以下の操作手順に従って作成してください。
なお、作成したイメージデータをインターネット出願ソフトで添付する方法は、「インターネット出願ソフト 手数料軽減申請書(イメージデータ)の提出方法について」をご参照ください。
- 1. Word等のワープロソフトを使用して「手数料軽減申請書」を作成します。作成後も画面は、開いたままにしておきます。
- 2. スタートメニューから、Windowsアクセサリ-ペイントをクリックしてペイントを起動させます。
図:Windowsスタートメニューの「ペイント」表示画面
- 3. 「サイズ変更」をクリックして「サイズ変更と傾斜」画面を表示させます。
図:ペイントの「サイズ変更」表示画面
- 4. 「サイズ変更と傾斜」画面で以下のように操作します。
図:(1) 「単位(B):」で「ピクセル」を選択する。(2) 「縦横比を維持する(M)」のチェックを外す。(3) 「水平方向(H):」に「2677」(半角数字)と入力する。(4) 「垂直方向(V):」に「4015」(半角数字)と入力する。(5) 「OK」ボタンをクリックする。
- 5. 画面右下にあるスムーススライダーの「-」をクリックし、画像部分(白い部分)を縮小表示させ、画像部分の全体が画面に収まるようにします。
図:スムースライダーの「-」をクリックして画像部分が画面に収まるように調整します。
- 6. 手数料軽減申請書を作成したWord等のワープロソフトの画面に戻り、申請書に入力した文字データすべてをクリップボードにコピーします。
図:Wordで文字を選択後、コピーを選択する画面
- 7. ペイントの画面に戻り、テキスト入力用枠の作成を以下の操作で行います。
図:(1)画面上部「ツール」にある「 A 」(テキスト)をクリックします。
図:(2)画像部分の左上隅から右画面上部までをドラッグしてテキスト入力用枠を作成します。枠はなるべく画像部分の全体になるように作成します。
- 8. 文字データの貼り付け及びフォントサイズの調整を以下の操作で行います。
図:(1)7.で作成したテキスト入力用の枠の中にマウスを合わせて右クリックし、表示されるショートカットメニューから「貼り付け」を選択し、軽減申請書の文字データの貼り付けを行う。(ショートカットキー Ctrl + V でも代用可能)。なお、「貼り付け」が使用できない場合、6.の操作を実行後、再度(1)の操作を行います。
図:(2)7.で作成したテキスト入力用の枠の中にマウスを合わせて右クリックし、表示されるショートカットメニューから「すべて選択」を選択し、貼り付けた文字データのすべてを選択状態にする。(ショートカットキー Ctrl + A でも代用可能)。
図:(3)フォントの「▼」をクリックして「48」を選択し、フォントサイズを48ポイントにします。
図:ペイントで文字サイズが48ポイントになっている画面
- 9. 文字データの貼り付けが正しく行えているか確認します。なお、画像部分の拡大縮小は、画面右下にあるスムーススライダーの「+」、「-」をクリックする等して行います。
図:ペイントのスライダー表示画面
- 10. ファイルの保存を以下の操作で行います。
図:(1)ツールメニューの「ファイル」をクリックします。(2)「名前を付けて保存(A)」の場所にマウスのポインタを移動させ、「名前を付けて保存」のメニューを表示させます。(3)「PNG画像(P)」をクリックし、「名前を付けて保存」の画面を表示させます。
図:(4)保存先のフォルダを指定します。(5)保存するファイル名を指定します。(6)「保存(S)」ボタンをクリックします。
- 11. インターネット出願ソフトから10.で保存したファイルを手数料軽減申請書として添付します。
なお、添付すると以下のようなメッセージが表示されることがありますが、「OK」ボタンをクリックして、次処理に進んでください。
図:アラート表示画面:イメージ変換にて警告が発生しました。正常な形式に変更しましたのでビューアにてイメージを確認してください。
[更新日 2024年5月20日]
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