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JOGMEC 独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構

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ペルーの共同資源開発基礎調査実施状況について

2006年4月13日

金属資源探査推進グループ

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC理事長:掛札勲)は、経済産業省の委託を受けて共同資源開発基礎調査ペルー共和国パシュパップ地域を実施中である。調査初年度である平成17年度には地質調査及びボーリング調査を実施した。

ボーリング調査(6孔、総掘進長1,997m)の結果、6孔すべてで斑岩型銅鉱化帯を捕捉した。中でもJMPP-01孔は、掘進深度240mから439.5mまでの199.5m間で0.32%Cu,0.03%Mo(換算銅品位(注記):0.50%)を示した。

平成17年度の調査結果はパシュパップ地域における斑岩型銅鉱床賦存の可能性を示唆するものであり、調査第2年次にあたる平成18年度において調査範囲を拡大してボーリング調査を実施し、引き続き銅鉱床存在の可能性を評価する。

(注記)換算銅品位=×ばつ6.00

プロジェクトの概要

1)調査地域
パシュパップ(Pashpap)地域はペルー共和国アンカッシュ州北部、首都リマの北約450kmに位置する山岳地帯で標高2,800‐4,700m。
2)調査内容
調査地域内には斑岩型銅鉱床に特有な変質帯の存在や銅の鉱徴が確認されており、新たな斑岩型銅鉱床発見を目指して地質調査及びボーリング調査を実施した。
3)基本合意書(Letter of Intent and Preliminary Agreement)
平成17年6月17日付けにて、カナダのノーザンペルーカッパー社(NorthernPeruCopperCorp.)との間で締結。内容は、JOGMECが4年間で5.0百万米ドルの探査費用を負担して25,000mのボーリングを実施することにより、プロジェクトの51%の権益獲得の権利を得ることが可能というもの。JOGMECが本プロジェクトの運営者(オペレータ)である。
(参考)
ノーザンペルーカッパー(Northern Peru Copper Corp.)社概要
カナダ、バンクーバーに本拠地を置く非鉄金属資源の探鉱・開発企業でトロント株式市場に公開。ペルーにパシュパップとエルガレノの権益を保有している。
共同資源開発基礎調査
我が国の鉱物資源の安定供給の確保を図るとともに、開発途上国の経済発展に資するため、経済産業省からの委託を受けてJOGMECが資源探査実施組織と共同で資源開発調査等を実施するもの。
調査地域位置図

この記事に関するお問い合わせ先

広報担当:総務部広報課

電話 03-6758-8106

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(法人番号 4010405009573)

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電話(代表)03-6758-8000

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