我が国への鉱物資源の安定供給確保に資する研究開発を推進するため、金属資源技術研究所の試験設備、分析機器を外部の方にもご利用いただいております。
- 鉱物単体分離解析装置(Mineral Liberation Analyzer: MLA)による自動車シュレッダーダストの単体分離度および粒径評価
- カラム浮選機を使った微細銅鉱物の浮選挙動解析
- マイクロウェーブ試料分解装置を使ったリチウム鉱石の定量分析
設備の外部利用は、機構の業務に支障を及ぼさないと認められる場合であって、かつ、次の各号の一に該当する場合に限ります。
- 我が国における鉱物資源の資源開発技術の向上に資すると認められる場合
- 公益性を有するものであると認められる場合
- 前各号のほか機構の業務に密接に関連があると認められる場合
設備のご利用は原則有償ですが、次の各号の一に該当する場合には無償でご利用いただけます。
- 機構の業務の普及宣伝又は委託のため必要があるとき。
- 実証又は調査のため必要があるとき。
- 金属資源技術研究所の業務に密接に関連すると認められるとき。
- 前各号のほか金属資源技術研究所長が特に必要があると認めたとき。
設備の外部利用により得られた成果等に係る知的財産権は、原則として外部利用者に帰属するものとします。ただし、当該成果等が機構の職員と共同して得られたものである場合には、当該成果等に係る知的財産権の帰属については、機構と外部利用者が協議の上決定するものとします。
現場ニーズ等に対する技術支援事業で機構と共同スタディを行う場合でも、金属資源技術研究所の設備を利用できます。