沖縄地方の地震活動
沖縄地方の地震活動に関する定期資料および沖縄地方で確認された繰り返し地震に関する説明を掲載しています。
月・年活動図
最新24時間の地震活動の状況<沖縄地方>(気象庁HPへリンク)
震央分布図を表示します。過去一週間までの活動がご覧になれます。
週間地震概況(全国)(気象庁HPへリンク)
毎週金曜日に発表。発表日前日の木曜日から過去一週間分の全国で発生した震度1以上を観測した地震の表がご覧になれます。
1919年から2日前までの期間で、過去に震度1以上を観測した地震を県別・観測点別に検索できます。
繰り返し地震
繰り返し地震の説明
●くろまる繰り返し地震(もっとくわしく)
発生場所や規模がほぼ同じで、一定間隔で繰り返し発生している地震のことを言います。
相似地震や固有地震などとも呼ばれており、観測される地震波形も互いによく似ている特徴があります。
繰り返し地震の発生場所付近(右図)では、フィリピン海プレートや太平洋プレートがゆっくりと 陸のプレートの下に沈み込んでいますが、プレートの境界で固着の強いところ(アスペリティ)があり、 「プレート面が一定期間固着してエネルギーを溜め込んだ後に、急激なすべりを起こして地震として エネルギーを解放する」ことを繰り返しています。大きなアスペリティほど固着している時間が長く、 すべりを起こすときに規模の大きな地震が発生します。
繰り返し地震の発生場所付近(右図)では、フィリピン海プレートや太平洋プレートがゆっくりと 陸のプレートの下に沈み込んでいますが、プレートの境界で固着の強いところ(アスペリティ)があり、 「プレート面が一定期間固着してエネルギーを溜め込んだ後に、急激なすべりを起こして地震として エネルギーを解放する」ことを繰り返しています。大きなアスペリティほど固着している時間が長く、 すべりを起こすときに規模の大きな地震が発生します。
●くろまる沖縄地方の繰り返し地震
沖縄地方で見つかった繰り返し地震は右の図のようになっています。
それぞれの発生間隔や規模は下の表をご覧ください。
※(注記) 宮古島南方沖についてはサンプル数が少ないため規則的に発生しているか確認されていません。
※(注記) グループAなどの名称は各領域ごとに便宜上つけているもので、同じ名称でも異なる領域であれば関連性はありません。
それぞれの発生間隔や規模は下の表をご覧ください。
※(注記) 宮古島南方沖についてはサンプル数が少ないため規則的に発生しているか確認されていません。
※(注記) グループAなどの名称は各領域ごとに便宜上つけているもので、同じ名称でも異なる領域であれば関連性はありません。
沖縄本島近海
(沖永良部島西方沖) マグニチュード
(M) 過去の地震で
観測された震度 発生間隔
平均(1995年〜2020年の最短〜最長)
(沖永良部島西方沖) マグニチュード
(M) 過去の地震で
観測された震度 発生間隔
平均(1995年〜2020年の最短〜最長)
グループA
M5.1程度
震度4程度
6.4年(5.4〜7.5年)
グループB
M5.0程度
震度4程度
7.5年(5.5〜8.7年)
沖縄本島近海
(国頭村東方沖) マグニチュード
(M) 過去の地震で
観測された震度 発生間隔
平均(1994年〜2022年の最短〜最長)
(国頭村東方沖) マグニチュード
(M) 過去の地震で
観測された震度 発生間隔
平均(1994年〜2022年の最短〜最長)
グループX
M4.0程度
震度2程度
2.4年(1.8〜3.2年)
グループA
M3.1程度
震度1程度
1.2年(0.9〜1.4年)
グループB
M2.8程度
無感〜震度1
1.1年(0.7〜1.5年)
宮古島近海
マグニチュード
(M) 過去の地震で
観測された震度 発生間隔
平均(1997年〜2023年の最短〜最長)
(M) 過去の地震で
観測された震度 発生間隔
平均(1997年〜2023年の最短〜最長)
グループX
M5.1程度
震度4〜3
6.0年(5.0〜7.0年)
グループA
M4.4程度
震度3程度
2.3年(1.2〜3.6年)
グループB
M4.2程度
震度3〜2
2.5年(2.0〜3.5年)
グループC
M3.9程度
震度2程度
1.8年(1.2〜2.3年)