使用済み自動車 (ELV) の適正管理に向けた包括的制度構築プロジェクト
Project for Establishment of Comprehensive End-of-Life Vehicles (ELVs) Management System in Thailand
実施中案件
- 国名
- タイ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2024年8月〜2028年2月
プロジェクト紹介
タイ王国は2030年までに国内製造車両の30%を電気自動車にする目標を掲げており、今後タイにおいて乗換需要が高まり使用済み自動車の急増が予想されますが、適正管理のための制度・体制が構築されていません。不適切な解体・処理によって、廃油・廃液・廃材による土壌汚染・水質汚濁といった環境汚染、さらにはフロン類の大気放出によるオゾン層破壊や温室効果促進が懸念されます。
本事業は、タイにおいてELVが適正に回収、リサイクル、処理、廃棄されるメカニズムと実施体制を検討し、パイロットプロジェクトの実施により実現可能性を検証します。これによって、ELV管理制度案と実施計画案策定を図り、もってELV管理制度の構築開始に寄与することを目的とします。
【上位目標】
実施計画に基づき、ELV 管理制度の構築が開始される。
【プロジェクト目標】
ELV 管理制度(案)とその実施計画(案)が策定される。
【成果】
成果 1:ELV管理の問題点や現状について共通の理解を得た上でプロジェクト実施体制が確立される。
成果 2:ELVの回収、運搬、解体、リサイクル、処理/処分の追跡メカニズムが提案される。
成果 3:ELVの回収メカニズムが提案される。
成果 4:ELVのリサイクルメカニズムが提案される。
成果 5:ELV管理制度(案)と実施計画(案)が策定される。
成果 6:ELV管理制度(案)がパイロットプロジェクトの実施を通じて検証される。
協力地域地図
使用済み自動車 (ELV) の適正管理に向けた包括的制度構築プロジェクトの協力地域の地図
事業評価
協力現場の写真
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解体されたエンジン
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ガレージ近辺に放置された車両(1)
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タイ側カウンターパート機関との会議
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タイ側カウンターパート機関へのレクチャー
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車検現場でのヒアリング
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車両の車検の様子
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解体された部品
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中古部品販売店で車両由来のオイルが広がっている
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ガレージ近辺での放置車両(2)
- 解体されたエンジン
- ガレージ近辺に放置された車両(1)
- タイ側カウンターパート機関との会議
- タイ側カウンターパート機関へのレクチャー
- 車検現場でのヒアリング
- 車両の車検の様子
- 解体された部品
- 中古部品販売店で車両由来のオイルが広がっている
- ガレージ近辺での放置車両(2)
関連情報
関連・連携プロジェクト
関連・連携プロジェクトはありません。
本プロジェクトの他の期・フェーズ
本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。