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資料 運営17-3
電磁界情報センター
平成27年度業務実績の概要
電磁界情報センター
平成27年度情報調査業務の概要(1/3)
電磁界情報センター11.情報収集・調査
1-1.電磁界関連情報(1次情報)の収集
• 新聞記事検索会社、コンサルタント会社等への委託契約による情報収集および市
民団体機関誌購読、イベント参加などによる情報収集
(報道記事約21件、研究動向約1,962件、社会動向約37件収集)
〈平成28年3月7日現在〉
1-2. 1次情報の詳細調査
• 職員、コンサルタント会社等による文献調査、関係者インタビュー、現地調査
(予定)
 イギリスにおける磁界規制等現地調査 (3/23実施予定)
 BfS(ドイツ連邦放射線防護庁)が作成した各国の非電離放射線に関する規制
の比較報告(原文入手済み、現在翻訳中)
電磁界情報センター
平成27年度情報調査業務の概要(2/3)22-2.海外機関との連携(詳細別ページ)
• 電磁界資料に関する世界最大レベルのデータベースである"EMF-portal"
を構築しているドイツ・アーヘン工科大学と、データベース構築作業の連携に
関する契約を締結した(H26年9月)。
• 順次、"EMF-Portal"に登録されている情報の日本語訳を実施。
(用語集:約3,000件(昨年度完了)
タイトル:約15,500件(約22,500件中)
詳細情報:約750件(約5,500件中)
〈平成28年3月2日現在〉)
2.情報整理・評価
2-1.電磁界データベースの整備
• 学術論文や社会動向情報の登録約850件(累計14,615件)
(学術論文はEMF-portal今年度新規追加情報が対象)
〈平成28年3月2日現在〉
電磁界情報センター
平成27年度情報調査業務の概要(3/3)33. 磁界レベルに関する調査
• 磁界測定プロジェクトチームで検討および実施
3-1. IHクッキングヒーターから発生する磁界測定・分析ならびに学会発表
・BioEM2015にポスター発表(平成27年6月14日〜19:アメリカ)
3-2. 家電製品から発生する磁界測定(詳細別ページ)
・〜H28年度までに、身のまわりの家電製品から発生する磁界を測定し、
一般の方にわかりやすい磁界測定値の情報を提供をする。
1. 情報提供ツールの整備
1-1. ホームページによる情報提供
• 最新情報の随時提供(3/10現在 : 更新回数70回)
• 英語版の充実化
1-2. パンフレットの適宜改訂
• WHOファクトシート集 (10月改訂)
1-3. ニューズレター・メールマガジンの発行
• 隔月ニューズレターを発行(通算43号発行)
平成27年度情報提供業務の概要(1/3)
電磁界情報センター4 2. 双方向コミュニケーションの実践
2-1. 問い合わせ対応(詳細別ページ)
• 電話、メール、Fax、来所などでの電磁界の健康影響に関する問合せに対応
(H26年度:967件(平均80.6/月)
→H27年度:807回(平均73.4件/月)(2月末現在)
2-2. 電磁波セミナーの開催(詳細別ページ)
• 全国で計8回開催(3月に1回計画中)
2-3. 階層別啓発活動の検討と実施(詳細別ページ)
• 学校保健、衛生学関係の学会、研究会へ出展、ランチョンセミナー、
広告等を実施
2-4. 要請による電磁界説明会(詳細別ページ)
• 教育関係者、自治体関係者、事業者、各種団体への電磁界説明を実施
平成27年度情報提供業務の概要(2/3)
電磁界情報センター5 3. リスクコミュニケーション促進活動
3-1. 情報の送り手を対象としたリスクコミュニケーション研修の実施
• 事業者電磁界担当者を対象としたリスクコミュニケーション講演会を実施した。
・『メディア報道とカウンター情報』 (講師:小島正美先生)
3-2. 磁界測定器の貸出状況(詳細別ページ)
• H27年度約164件の貸出(H28.2末現在)
平成27年度情報提供業務の概要(3/3)
電磁界情報センター64. 国際貢献
4-1.ITU(国際電気通信連合:国際連合の専門機関)がWEB上に提供して
いる電磁界教育ツール(ITU EMF Guide)においてNGO区分で紹介。
4-2.海外行政機関等からの訪問
• KEPCO(韓国電力公社)
1.賛助会員の獲得
• 新規会員10件(2号会員2件、3号会員8件)の入会を得た。
• 退会会員10件(2号会員1件、3号会員9件)
• 総会員数は1号会員1件、2号会員16件、3号会員61件
2.各種委員会の開催
• 運営委員会2回(平成27年10月8日、平成28年3月10日)実施。
3.規程類の検討・整備
• 業務マニュアル15件を整備した。
4.業務効率化
• 経理ソフト等の改良15回により業務削減に努めた。
平成27年度管理業務の概要
電磁界情報センター7 電磁界情報センター
詳 細 説 明81.EMF-Portalへの参画について
2.磁界測定プロジェクトチーム
3.問い合わせ対応
4.電磁波セミナーの開催
5.階層別啓発活動の検討と実施
・依頼講演、ランチョンセミナー、妊婦の知識啓発
6.磁界測定器の貸出状況
1.EMF-Portalへの参画について(1/3)
しろまるEMF-Portal参画: 2014年9月
(注記)EMF-Portal 電磁界に関する一般向けの広範囲なデータベース
(登録件数 約22,500件 内約5,500件詳細情報掲載:世界最大規模)
・ドイツ・アーヘン工科大学医学部病院
職業病医学研究所生体電磁気相互作用研究センター(femu)が運営
しろまる日本語版運用開始: 2016年2月〜
しろまる電磁界情報センターが実施する作業
・既登録情報の翻訳および最新情報の翻訳
(進 捗 状 況(既登録情報翻訳)
(注記) 当初は用語集、既登録学術論文の一部情報および最新情報等で運用開始
(日本語版用の新システム及び新Webページの開発はアーヘン工科大学が担当)
電磁界情報センター9作業内容 最終 2016年3月2日時点 終了予定
用語集の翻訳 約3,000語 完了(100%) -
Web記載内容翻訳 - 80% 2017年3月
論文タイトル翻訳 約22,500件 約15,500件(70%) 2019年9月
論文詳細情報翻訳 約5,500件 約750件(15%) 2019年9月
電磁界情報センター101.EMF-Portalへの参画について(2/3)
しろまる 日本語版トップページ
電磁界情報センター111.EMF-Portalへの参画について(3/3)
しろまる 新規登録論文概要(直近30日分)
2.磁界測定プロジェクトチーム(1/2)
電磁界情報センター12目的
・パンフレットやセミナーで紹介する家電製品より発生する磁界測定値の更新を
行う。なお、現在使用しているデータは平成15年のもの。
・平成25年、家電製品協会は最新家電の測定値を公開。しかし、国際的な規格
(IEC62233)に基づいた測定のため、ガイドライン値に対する割合(%)のみの公
表となっている。
・家電製品協会のデータは、複数の周波数成分を評価した正確なものではある
が、超低周波磁界の健康影響で話題となる0.4μTとの比較はできない。また、貸
出している測定器の数値とも比較できない。
⇒ 正確ではあるものの、一般の方にはわかりにくい。センターで測定を行い、結
果はホームページやパンフレット・セミナーなどで公開する。
計画
平成27年〜平成28年度末までに身のまわりの主な家電製品40種目をそれぞ
れ3台程度測定する。
家電製品から発生する磁界の測定 050100150
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9050100150
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
2.磁界測定プロジェクトチーム(2/2)
電磁界情報センター13実施結果
・平成27年度は「扇風機、掃除機、アイロン、電気シェーバー、ヘアドライヤ、マッ
サージ器、電子レンジ、電気やかん」の8種類、23台について測定を実施した。
家電製品から発生する磁界の測定
今後の計画
・平成28年度は冷蔵庫、テレビ、ホットカーペットなどの32種類、96台について測
定を行う。
扇風機 掃除機 アイロン 電気シェーバー ヘアドライヤ マッサージ機器 電子レンジ/オーブン 電気やかん
IEC 30cm 30cm 30cm 0cm 10cm 0cm 30cm 30cm
JIEC 30cm 30cm 0cm1 0cm 10cm 0cm 30cm 30cm
磁界の強さ200(μT)
凡例
さんかく:国際規格(IEC62233)に基づく測定距離での測定値
だいやまーく:身体に触れて使用する機器の測定距離を0cmとした
場合の測定値(JEIC)(注記)掃除機のハンドルは除外 02040608010012011月1月3月5月7月9月11月1月3月5月7月9月11月1月3月5月7月9月11月1月3月5月7月9月11月1月3月5月7月9月11月1月3月5月7月9月11月1月3月5月7月9月11月1月H20年度H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
件数
電磁界情報センター
3.平成27年度問い合わせ状況(1/4)14(注記)H27年度は2月末時点の数値
年度 件数 月平均
21年度 321 26.8
22年度 643 53.6
23年度 715 59.6
24年度 599 49.9
25年度 921 76.8
26年度 967 80.6
27年度 807 73.4
問い合わせ件数推移
3.平成27年度問い合わせ状況(2/4)
静電磁界 8%
低周波 45%
中間周波 6%
高周波 23%
電離放射線1%その他 18%
電磁界情報センター15周波数別問い合わせの割合
電力設備 25%
電子レンジ 2%
IH器具 4%
電気毛布 1%
電気カー
ペット 1%
その他家電製品13%携帯電話 7%
携帯電話基
地局 6%
無線LAN 2%
その他電波 5%
自動車 2%
電車・リニア2%太陽光発電 4%
医療用機器 1%
その他発生源25%電磁界情報センター16発生源別問い合わせの割合
3.平成27年度問い合わせ状況(3/4)
電磁界情報センター17健康影響 33%
磁界測定 25%
電磁波攻撃 11%
電磁過敏症 8%
電磁干渉 3%
家屋土地の購入3%電磁波の性質 2%
磁界低減対策 2%
電磁界規制 2%
電磁波防護グッズ1%体内埋込型医療器
具 1%
その他 10%
3.平成27年度問い合わせ状況(4/4)
内容別問い合わせの割合
電磁界情報センター
4.電磁波セミナー(初級者向け説明会)の開催
〔H27年度実績〕
・全国各地で8回開催(参加者合計:228名)
開催月 開催都市 参加者数 開催月 開催都市 参加者数
4月 松江 25名 9月 山形 35名
7月 旭川 58名 9月 高岡 17名
7月 宮崎 16名 10月 姫路 23名
8月 岐阜 31名 3月 石垣 -
8月 さいたま 23名 - - -
合 計 228名
電磁波セミナー18 電磁界情報センター
15.5 %UP14.5%UP4.電磁波セミナーのアンケート結果(1/3)19Q. 電磁界情報センターにどのような印象を持っていますか(持ちましたか)
1信頼できる組織である
2専門性のある組織である
(注記)アンケート結果は、H27年4月〜H28年2月までのセミナーアンケートを集計。
57.5%
73.0%
65.2%
79.7%
セミナー開始前・終了後の印象変化
電磁界情報センター
12.7%UP12.0%UP4.電磁波セミナーのアンケート結果(2/3)203公正・中立な立場で
情報提供している
4市民とのコミュニケー
ションを大事にしている
55.5%
68.2%
51.2%
63.2%
電磁界情報センター
29.9 %DOWN4.電磁波セミナーのアンケート結果(3/3)21Q.今回ご参加いただいて、全体として満足いただけましたか。
Q.今、あなたは、電磁波の健康影響についてどのように感じますか?
64.7%
34.8%
非常に満足できた、満足できたをあわせると76.8%が満足されている
76.8%
全体満足度
心配度の変化(セミナー前後)
電磁界情報センター
〔活動趣旨〕
• 対象の関心にあわせた講演会・説明会を開催し、特定の課題解決や業務等へ
活用頂くことを目指す。
〔H27年度の活動実績〕
(1)教育・看護関係者(詳細別ページ)
• 学校保健関係学会・大会等への共催。(例年同程度)
(H26年度:9回(ランチョン・出展・広告・折込回数) → H27年度:8回)
(2)衛生関係者(詳細別ページ)
• 公衆衛生関係学会・大会等への共催。(共催回数増)
(H25年度:2回(ランチョン・広告回数)→ H27年度:5回)
(3)個別要請による講師派遣(詳細別ページ)
• 各種団体からの要請により講師派遣を実施。
(H26年度:26件 → H27年度:32件)
(4)自治体関係者
• 全国の消費生活・生涯学習窓口へ、講師派遣の案内文を郵送。(1,712箇所)
5.階層別啓発活動の検討と実施(1/5)22 5.階層別啓発活動の検討と実施(2/5)
電磁界情報センター23学校保健・看護関連、公衆衛生関係関連学会等
への参加状況
しろまる電磁波の健康影響に関する啓発効果が、高いと考えられるランチョンセミ
ナーへ積極的に参加。
しろまるランチョン・出展・広告・折込など重複する協賛は、慎重に検討。
(注記)実績値はランチョンセミナーや出典に合わせて行った広告等の重複計上は行っていない。
5.階層別啓発活動の検討と実施(3/5)24ランチョンセミナー 学会出展
抄録集等への広告掲載 ちらし折込 (ランチョンセミナー)
日本公衆衛生看護学会学術集会
日本養護教諭教育学会など
(出展)全国養護教諭連絡協議会など
(広告)日本地域看護学会、全国養護教諭
研究大会、日本養護教諭教育学会など
(折込)全国保健主事研究協議会など
5.階層別啓発活動の検討と実施(4/5)25(件数)
26件
20件7件32件3月予定
目標30件
身のまわりの電力設備、家電製品やIH調理器、携帯電話等から発生する
電磁波の健康影響に関する講演等
電磁界情報センター26妊婦向けパンフレットの配布ルート電磁界情報センター妊婦及び母子保健関係者
マタニティ&ベビーフェスタなどイベント出展
・H27年11月7〜8日
ママキッズフェスタ・住まいフェスタ(福岡)出展
・H28年4月2〜3日
マタニティ&ベビーフェスタ(横浜)出展
保健所・市町村窓口
検討中
産科
医院
学会など
・H28年1月
日本助産師会機関誌
「助産師」 2月号 広告、折込
・H28年5月27〜28日
日本助産師学会(仙台)出展
• H28年10月14〜15日
日本母性衛生学会総会・学術集会
ランチョンセミナー
検討会
メンバー
オンラインサイト
H27年10月 JEICホームページで公開
5.階層別啓発活動の検討と実施(5/6)
電磁界に関する妊婦の知識啓発(平成27年10月パンフレット発行)
電磁界情報センター275.階層別啓発活動の検討と実施(6/6)
電磁界に関する妊婦の知識啓発
パンフレット 折込ちらし
表 裏
3月7日現在 日本助産師会・NPO法人こそだてシップ等 1,305部配布
6.磁界測定器リスク・コミュニケーション状況(1/2)010020030040050060012月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月H23年度H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
貸出累計
測定器貸出件数 累計
164件
22.6%
45.9%
36.3%
37.0%3.4%0.7%
15.1%
12.3%
13.0%3.4%9.6%0.7%0% 20% 40% 60% 80% 100%
貸出後
貸出前 心配
どちらかといえば心配
どちらともいえない
それほど心配でない
全く心配でない
未記載
電磁界情報センター
非常に不安な方は半減。全体で23.9%の方が不安ではなくなった。29測定数値 満足度
心配度の変化
6.磁界測定器リスク・コミュニケーション状況(2/2)
72.6%
15.8%2.1%0.7%8.9%非常に役に立った
やや役に立った
わからない
役に立たない
未記載
アンケート結果による評価
13.7%
38.0%
18.8%
15.8%
2.1% 11.6%
非常に低かった
低かった
想像程度
高かった
非常に高かった
未記載
(注記)アンケート結果は、H27年4月〜H28年2月上旬までの146件を集計。
24.0 %DOWN82.9%
58.9%

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