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資料 運営16-4
平成27年度業務計画(案)
電磁界情報センター
電磁界情報センター
平成27年度業務計画の考え方(1/2)
<平成27年度の活動>
しろまる信頼できる「第三者機関」としての存在感の獲得と、効果的・効率的な情報提供
手段の確立を目指し、
•国際的機関との連携および重要情報に関する詳細調査(文献・訪問など)を充実し
専門性を高めるとともに、身近な電磁界の測定調査などを行い、その結果を公開す
る。
•一般市民を対象としたセミナー等を継続するとともに、行政・教育・メディア・医療な
ど情報の媒介者を対象とした情報提供活動および対象層特化活動の充実を図る。
に重点を置く。
東日本大震災・津波被害・原子力発電所事故を通じて、
•国や事業者が発信する情報への信頼低下
•放射線をはじめ、さまざまなリスクに対する感受性の高まり(リスク情報の要求)
信頼できる「第三者機関」からの情報発信、リスクコミニュケーションの
重要性が高まっている。1 電磁界情報センター
平成27年度業務計画の考え方(2/2)
<平成27年度業務計画の具体的力点>
1.情報調査業務
• 国際的機関との連携により最新論文収集とデータの着実な蓄積に努める。
• 人々が興味を持つ身近な磁界発生源について、自ら磁界測定を実施し、電
磁波セミナー、学会、ホームページ等で結果を公開していく。
• 商用周波を基本としつつ、新たな発生源にも対応できるよう、情報収集する
周波数範囲を拡大していく。
2.情報提供業務
• さまざまな関心事項や知識レベルにあわせた情報提供ができるよう、ホー
ムページを中心としたコミュニケーションツールの充実を図る。
• さまざまな機会を通した情報提供を行うために、行政や諸団体からの講師
派遣依頼など各種要請に積極的に対応する。
• 情報の媒介者を対象とした情報提供活動を継続して実施する。
• 対象層特化活動の充実を図る(妊婦等への情報提供を実施)。2 電磁界情報センター
1.情報収集・調査
1-1.電磁界関連情報(1次情報)の収集
• 【報道内容】新聞記事検索会社、コンサルタント会社との情報配信契約によ
る情報収集。
• 【研究動向】より幅広い情報収集を目指し、ドイツ・アーヘン大学が運営す
る世界最大の情報データベースであるEMF-Portalと連携を図る。
• 【社会動向】市民団体機関誌購読、イベント参加やコンサルタント会社との
情報配信契約による情報収集。
1-2.入手した1次情報の詳細調査
• 職員による文献調査、関係者インタビュー、現地調査などによる情報検証。
2.情報整理・評価
2-1.電磁界データベースの整備
• EMF-Portalとの連携により入手する学術論文を整理・登録を行うとともに、
JEICデータベース(学術論文)のEMF-Portalへの移行を継続実施。
(詳細別ページ)
• 国内外の電磁界関連公文書も継続的に登録する。
年度業務計画【情報調査G】(1/2)3 電磁界情報センター
2-2.報道等の内容精査
• 新聞記事および最近出版された書籍を中心に、記事内容について、関係
者インタビューや関係文献の調査を行い、結果の公表、報道機関への連
絡等を行う。
2-3. 研究論文の個別評価
• 専門家ネットワーク、Rapid Response Groupを活用した迅速な論文評価
と速報の公表を行う。
3.磁界レベルに関する調査
• 「磁界測定プロジェクトチーム」によるIH調理器から発生する磁界測定結果
を学会で発表した。
• 身近な発生源からの磁界測定を実施し、ホームページなどへ公表する。
(詳細別ページ)
年度業務計画【情報調査G】(2/2)4 電磁界情報センター
1.情報提供ツールの整備
1-1.ホームページ
• これまでに蓄積した問い合わせ事例から適宜FAQの内容を充実する。
1-2.パンフレット
• 最新情報にあわせ都度パンフレットを改訂する。
(WHOファクトシート集の改訂作業中、今年中に見直し予定)
1-3.ニューズレター・メールマガジンの発行
• ニューズレター・メールマガジンの継続的発行。内容の充実。
2.双方向コミュニケーションの実践
2-1.問い合わせ対応
• 問い合わせ対応支援システムを活用した迅速的確な対応。
• 職員研修による専門性とコミュニケーション能力の向上。
• 各分野の専門家との連係による専門的な問い合わせに対する対応実施。
年度業務計画【情報提供G】(1/3)5 電磁界情報センター
2-2. 電磁波セミナー(初級向け)の開催
• 市町村の「後援」を受けた公共性の高いセミナーを地道に継続する。
2-3.対象層に特化した啓発活動の実施
• 学校保健関連等の学会、大会への出展およびランチョンセミナーの開催。
(詳細別ページ)
• 妊婦への正しい情報提供を目指した、専門家招聘による「妊婦への電磁界に関
する知識啓発検討会」の実施。 (詳細別ページ)
2-4.要請による電磁界説明会の実施
• 各消費者生活センターへのダイレクトメール郵送による説明会ニーズの掘り起こ
しと要請への積極的な対応。
• 消費者団体、地方公共団体等からの講師派遣要請への積極的な対応。
(詳細別ページ)
年度業務計画【情報提供G】(2/3)6 電磁界情報センター
3.リスク・コミュニケーション促進活動
3-1.磁界測定器貸出の実施
• 低周波磁界測定器の貸し出しを継続実施。 (詳細別ページ)
3-2.情報の送り手を対象としたリスク・コミュニケーション研修の実施
• 電気事業者等を対象としたリスクコミュニケーション研修の企画・運営。
3-3.リスク・コミュニケーション事例調査・手法検討
• 欧州におけるリスクコミュニケーション事例等調査。
年度業務計画【情報提供G】(3/3)7 電磁界情報センター
1.新規賛助会員募集、賛助会員数の維持・拡大
• 新規会員および継続に向けた積極的な広報活動。
2.各種委員会の開催
2-1.運営委員会
• 議論を中心とした年2回程度の開催運営。
3.規程類の検討・整備
• 業務の円滑化および品質統一化を目的とした規程体系の整備。
4.業務効率化
• 業務削減による効率的な業務運営。
5.センター内教育の企画・管理
• 職員の知見向上に資するセンター内教育の企画と管理。
年度業務計画【管理G】8 電磁界情報センター
1. EMF-Portalへの参画(スライド10〜11)
2. 磁界測定プロジェクトチーム(スライド12)
3. 磁界測定器無料貸出の状況(スライド13)
4. 対象層に特化した啓発活動(スライド14〜16)
5. 妊婦への電磁界に関する知識啓発検討会(スライド17〜18)
詳 細 説 明9 1.EMF-Portalへの参画について(1/2)
しろまるEMF-Portal参画: 2014年9月
(注記)EMF-Portal 電磁界に関する一般向けの広範囲なデータベース
(登録件数 約20,000件 内約5,000件詳細情報掲載:世界最大規模)
・アーヘン工科大学(ドイツ)医学部病院
職業病医学研究所生体電磁気相互作用研究センター(femu)が運営
しろまる日本語版運用開始予定:ベータテスト:H27年第2四半期、フルリリース:第3四半期
しろまる電磁界情報センターが実施する作業
・既登録情報の翻訳および最新情報の翻訳
(進 捗 状 況(既登録情報翻訳)
(注記) 当初は用語集、既登録学術論文の一部情報および最新情報等で運用開始
(日本語版用の新システム及び新Webページの開発はアーヘン工科大学が担当
電磁界情報センター10作業内容 最終 2015年9月 終了予定
用語集の翻訳 約3,000語 完了 -
Web記載内容翻訳 - 50% 2016年3月
論文タイトル翻訳 約20,000件 約13,500件(68%) 2019年9月
論文詳細情報翻訳 約5,000件 約 740件(15%) 2019年9月
電磁界情報センター111.EMF-Portalへの参画について(2/2)
しろまる 日本語ホームページ(ベータ版)
身のまわりの磁界発生源の測定について
電磁界情報センター12にじゅうまる身のまわりの家電製品などの磁界測定を実施
【目的】
・講演で使用している家電製品などの磁界の強さは、行政機関の作成した10年以上昔
のデータ。
・ブラウン管テレビなど現在使われていない製品や省エネ性能が進んだ製品がある。
・近年のデータとして家電製品協会の測定データがあるが、評価方法が従来と異なり(注記)
一般市民にはわかり難くなっている。
・家電製品協会のデータは貸出している磁界測定器の測定値や健康影響の話題であ
0.4μTとの比較が行えない。
((注記)複数周波数の磁界を発生する機器は、各周波数成分ごとに国際的ガイドラインの参
考レベルに対する評価を行い、結果を合算して機器全体の評価をする必要がある。この
場合、評価値は参考レベルに対しての比率(%)表示となる。正確な評価ではあるもの
の、一般市民にとっては200μTや0.4μTといった具体的な数値ではないのでわかり難い)
【実施内容】
・現在使われている家電製品を対象とする
・各家電製品について、3種類程度の測定を実施
・H27〜28年度にかけて測定を実施
・実施結果はホームページやパンフレットなどで公開 13測定数値 満足度 心配度の変化
しろまる自ら測定することで、 満足度が高く、電磁波に対する心配度は和らぐ傾向がある。
アンケート結果による評価
電磁界情報センター010020030040050060070012月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月9月
H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
申込累計
貸出累計627459件数
磁界測定器貸出によるリスク・コミュニケーション状況 H24年度H25年度H26年度
実績 実績 実績 実績 予定
学校保健関連
ランチョンセミナー 1 1 2 2 1
出展 2 4 6 1 1
広告 1 2
折込 1 2 1
9 3 4
合計 4回 8回 9回
衛生関係
ランチョンセミナー 1 2 1 1 3
出展 1 1
広告 2
折込
2 1 5
合計 2回 2回 2回
H27年度7回6回
対象層に特化した啓発活動(1/3)
電磁界情報センター14学校保健・衛生関係関連学会等への参加状況
しろまる電磁波の健康影響に関する啓発効果が、高いと考えられるランチョンセミ
ナーへ積極的に参加。
しろまるランチョン・出展・広告・折込など重複する協賛は、慎重に検討。
(注記)実績値はランチョンセミナーや出典に合わせて行った広告等の重複計上は行っていない。
対象層に特化した啓発活動(2/3)
電磁界情報センター15ランチョンセミナー 抄録集等への広告掲載
(ランチョン)日本地域看護学会、
日本養護教諭教育学会など
(広告)日本産業看護学会、
全国学校保健・安全研究大会など 4816525615412240 5 10 15 20 25 30 35
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
行政
団体
事業者
学校
対象層に特化した啓発活動(3/3)
電磁界情報センター
身のまわりの電力設備、家電製品やIH調理器、携帯電話等から発生する
電磁波の健康影響に関する講演等
講師派遣依頼等への対応状況
(件数)
実績26件
実績20件
実績7件16計画30件
電磁界に関する妊婦の知識啓発検討会(1/2)
電磁界情報センター17超低周波電磁界の健康影響については、「小児白血病」との関連が指摘されていることも
あり妊婦等からの電磁界ばく露に伴う胎児への健康不安の問合せが多数寄せられおり、妊
婦の過大な不安を払拭させ、正しい理解促進に繋がるような知識啓発活動が重要と考えら
れる。 したがって、日頃、妊婦と接する機会が多い医療・保健関係者と連携した『電磁界に
関する妊婦の知識啓発検討会』を設置し、知識啓発に関して検討を実施。
1.検討期間
平成26年1月〜(2か年程度)
2.検討体制
中林正雄 委員長(母子愛育会総合母子保健センター所長)他5名
3.検討状況
• H26年 3月17日 第1回検討会実施(委員長選任、趣旨説明、検討方針確認など)
• H26年 6月 妊婦等を対象に電磁波に関するアンケート調査を実施
• H26年10月20日 第2回検討会実施(アンケート結果報告、今後に検討方針など)
• H27年 1月14日 第3回検討会実施(パンフレット原案検討、アンケート調査など)
• H27年 4月 妊婦向けイベントでドラフト版パンフレットのアンケート調査を実施
• H27年 7月13日 第4回検討会実施(パンフレット改訂案検討、伝達ルート確認など)
4. 今後の予定
• H27年10月中旬 パンフレット確定
• H27年11月 妊婦向けイベントへ出展、パンフレット配布開始
• 〜H2 7年12月 伝達ルートの確認、確立
検討概要
電磁界に関する妊婦の知識啓発検討会(2/2)
電磁界情報センター18妊婦向けパンフレットの配布ルート電磁界情報センター妊婦及び母子保健関係者
マタニティ&ベビーフェス
タなどイベント出展
保健所・市町村窓口産科医院学会など検討会メンバーオンラインサイト

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