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資料 運営8-4
平成23年度業務計画(案)
電磁界情報センター 2資料 運営8-4
電磁界情報センター1平成23年度業務計画の考え方
<平成20〜22年度の活動>
• 情報収集ノウハウ習得、基本的なデータベースの構築、セミナーやフォーラムの
開催など、基本業務を確立した。
• その結果、問い合わせ件数も増加しており、電磁界情報センターの社会的認知
が向上した。
<平成23年度の活動>
電磁界情報センターの確固たる存在感の獲得と、効果的・効率的な情報提供手段
の確立を目指し、
• 重要情報に関する詳細調査(文献・訪問など)を充実し専門性を高める。
• 一般市民を対象としたセミナー・フォーラムを継続するとともに、行政・教育・メ
ディア・医療など、情報の媒介者を対象とした活動に重点を置いていく。 3資料 運営8-4
電磁界情報センター21.情報収集・調査
1-1.電磁界関連情報(1次情報)の収集
• 【報道内容】新聞記事検索会社、コンサルタント会社との情報配信契約によ
る情報収集。
• 【研究動向】コンサルタント会社との情報配信契約による情報収集。
• 【社会動向】市民団体機関誌購読、イベント参加やコンサルタント会社との
情報配信契約による情報収集。
1-2.入手した1次情報の詳細調査(重点取り組み業務)
• 職員による文献調査、関係者インタビュー、現地調査などによる情報検証。
• 海外駐在邦人や現地コンサルタント等を活用した効率的な情報検証。
2.情報整理・評価
2-1.電磁界データベースの整備(重点取り組み業務)
• 過去論文約1万件について、日本語でその概要を整理し随時データベース
に登録する(今後3年間で)。国内外の電磁界関連公文書の登録も計画的
に登録する。
年度業務計画【情報調査G】(1/2) 4資料 運営8-4
電磁界情報センター32-2.報道等の内容精査(重点取り組み業務)
• 新聞記事および最近出版された書籍を中心に、記事内容について、関係者
インタビューや関係文献の調査を行い、結果の公表、報道機関への連絡等
を行う。
2-3. 研究論文の個別評価(重点取り組み業務)
• 専門家ネットワーク、Rapid Response Groupを活用した迅速な論文評価と
速報の公表を行う。
3.磁界レベルに関する調査
• 「磁界測定プロジェクトチーム」により、電気自動車などから発生する直流お
よび変動磁界の実態把握を行う(文献調査等)。
4.「電磁過敏症」問い合わせ対応方法の検討
• 「電磁過敏症」に関する問い合わせや相談に関して、センターとして対応可
能な内容や範囲について専門家のアドバイスを得ながら検討する。
年度業務計画【情報調査G】(2/2) 5資料 運営8-4
電磁界情報センター41.情報提供ツールの整備
1-1.ホームページ
• これまで3年間で蓄積した問い合わせ事例からFAQの内容を充実する。
1-2.パンフレット
• 解説版パンフレットの作成に着手する。
1-3.ニュースレター・メールマガジンの発行
• ニュースレター・メールマガジンの継続的発行。内容の充実。
1-4.わかりやすい情報提供ツールの開発
• 専門家ネットワークを活用した「わかりやすい」情報提供ツールの検討・作
成(例:簡易実験による「磁界」「電界」の可視化、「疫学」概念の理解支援
ツール、身の周りのリスクと電磁界リスク)。
2.双方向コミュニケーションの実践
2-1.問い合わせ対応
• 問い合わせ対応支援システムを活用した迅速的確な対応。
• 職員研修による専門性とコミュニケーション能力の向上。
• 各分野の専門家との連係による問い合わせ対応支援体制構築。
年度業務計画【情報提供G】(1/3) 6資料 運営8-4
電磁界情報センター52-3. 電磁波セミナー(初級向け)の開催
• 市町村の「後援」を受けた公共性の高いセミナーを地道に継続する。
2-4.電磁界フォーラム(中級向け)の開催
• 電磁界の工学から医学、生物学、国際動向やリスクコミュニケーションまで
体系的な理解を促進するためのフォーラムを引き続き企画・実施する。
2-5.対象層に特化した啓発活動の実施(重点取り組み業務)
• 行政・医療関係者向けセミナーの企画。
• 報道関係者との定期的な電磁界勉強会の実施。
• 父兄と養護教員への正しい情報提供を目指した、専門家招聘による「教育
現場における電磁界の知識啓発検討会」活動。
2-6.要請による電磁界説明会の実施(重点取り組み業務)
• 各消費者生活センターへのダイレクトメール郵送による説明会ニーズの掘り
起こしと要請への積極的な対応。
• 消費者団体等からの講師派遣要請への積極的な対応。
年度業務計画【情報提供G】(2/3) 7資料 運営8-4
電磁界情報センター63.リスク・コミュニケーション促進活動
3-1.情報の送り手を対象としたリスク・コミュニケーション研修の実施
• 電気事業者等を対象としたリスクコミュニケーション研修の企画・運営。
3-2.リスク・コミュニケーション事例調査・手法検討
• 嫌悪施設立地に伴うコミュニケーション事例の文献調査・現地調査。
3-3.電磁界に関する市民の意識調査
• 電磁界に関する市民の意識に関する社会調査可能性の詳細検討・試行。
3-4.磁界測定器リスク・コミュニケーション効果検証調査
• 磁界測定器による測定(機器貸出し)による一般市民の電磁界理解促進度
合いやセンターとのコミュニケーション促進度合い等を調査し、低周波磁界
測定器貸出し業務の効果を評価する。
年度業務計画【情報提供G】(3/3) 8資料 運営8-4
電磁界情報センター71.新規賛助会員募集、賛助会員数の維持・拡大(重点取り組み業務)
• 第2号会員・第3号新規会員および継続に向けた積極的な広報活動。
• 新規第1号会員の獲得努力。
2.各種委員会の開催
2-1.運営委員会
• 議論を中心とした年2回程度の開催運営。
2-2.専門家ネットワーク
• 新規該当者への委嘱業務等の取り扱い。
3.規程類の検討・整備
• 業務の円滑化および品質統一化を目的とした規程体系の整備。
4.業務効率化(重点取り組み業務)
• 固定費、管理費の削減による効率的な業務運営。
5.センター内教育の企画・管理
• 職員の知見向上に資するセンター内教育の企画と管理。
年度業務計画【管理G】

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