Microsoft PowerPoint - 0501H22業務計画

17資料 運営6-5
電磁界情報センター
平成22年度業務計画(案)
電磁界情報センター
電磁界情報センター
1.情報収集・調査
1-1.電磁界関連情報(1次情報)の収集
• 【報道内容】新聞記事検索会社、コンサルタント会社等への委託契約による
情報収集
• 【研究動向】同行各種学会参加やELF Gateway・IEEEの活用、コンサルタ
ント会社委託契約による情報収集
• 【社会動向】市民団体機関誌購読、イベント参加やコンサルタント会社委託
契約による情報収集
1-2. 1次情報の詳細調査(重点取り組み業務)
• 職員による文献調査、関係者インタビュー、現地調査などによる検証
• コンサルタント会社、海外駐在邦人や現地コンサルタント等を活用した委託
による検証
年度業務計画【情報調査G】(1/2) 18資料 運営6-5
電磁界情報センター
2.情報整理・評価
2-1.電磁界データベースの整備(重点取り組み業務)
• 過去論文や社会動向情報の登録
• データベース検索画面の改良
2-2.報道等の内容精査
• 詳細調査すべき記事・書籍の選定、文献調査、関係者インタビュー、結果
の公表、報道機関への連絡
2-3. 研究論文の個別評価(重点取り組み業務)
• 専門家ネットワーク、Rapid Response Groupを活用した迅速な論文評価と
速報の公表
3.研究
• 磁界レベルに関する準備業務(関係文献の調査)
年度業務計画【情報調査G】(2/2)
電磁界情報センター
1.情報提供ツールの整備
1-1.ホームページ
• ホームページの維持。ホームページ抜本的改修の構想検討
1-2.パンフレット(重点取り組み業務)
• 電磁界パンフレット(解説版)の作成。読本構想検討
1-3.ニュースレター・メールマガジンの発行
• ニュースレターの見直し((注記)詳細説明有)
1-4.難解な用語・概念への対応(新規)
• 専門家ネットワークを活用した検討と作成(例:簡易実験による「磁界」「電
界」の可視化、「疫学」概念、身の周りのリスクと電磁界リスク)
2.双方向コミュニケーションの実践
2-1.問い合わせ対応(重点取り組み業務)
• 問い合わせ対応支援システムの構築
2-2.電磁過敏症への対応検討(新規)
• 「電磁過敏症」患者とのコミュニケーション方法の検討
年度業務計画【情報提供G】(1/3) 19資料 運営6-5
電磁界情報センター
2-3. 電磁波セミナー(初級者向け説明会)の開催(重点取り組み業務)
• 家電製品など身近にある電磁界とその健康影響について理解促進を図ると
共に、親しみやすくわかりやすいセミナーを企画・実施する。
• セミナーでの接遇向上や講演内容の正確性確認を目的に第三者から評価を
受ける。
2-4.電磁界フォーラム(中級者向け討論会)の開催(重点取り組み業務)
• 電磁界の工学から医学、生物学、国際動向やリスクコミュニケーションまで体
系的な理解を促進するためのフォーラムを企画・実施する。
• フォーラムの接遇向上やコミュニケーション能力について第三者から評価を
受ける。
2-5.階層別啓発活動の検討と実施(重点取り組み業務)
• 教育関係者・自治体関係者・医療関係者・報道関係者とのルート開拓・拡大
• 階層別セミナーの開催
• 「教育現場における電磁界の知識啓発検討会(仮称)」設置
年度業務計画【情報提供G】(2/3)
電磁界情報センター
2-6.磁界測定依頼に対する対応検討
• 当該業務実施に際しての準備業務(周辺情報の収集、測定器貸し出しの可
能性検討)
3.リスクコミュニケーション促進活動
3-1.情報の送り手を対象としたリスクコミュニケーション研修の実施
• 電気事業者等を対象としたリスクコミュニケーション研修の企画・運営
3-2.リスクコミュニケーション事例調査・手法検討
• 廃棄物処分施設など嫌悪施設立地に伴うリスクコミュニケーション事例の文
献調査・現地調査
3-3.電磁界に関する市民の意識調査
• 電磁界に関する市民の意識に関する社会調査可能性の基本検討
年度業務計画【情報提供G】(3/3) 20資料 運営6-5
電磁界情報センター
1.賛助会員の獲得
1-1.新規賛助会員募集、入会手続き方法の確立(重点取り組み業務)
• 新規会員および継続に向けた積極的な広報活動
2.各種委員会の立ち上げ・開催
2-1.運営委員会事務取り扱いの維持
• 運営委員会決議にもとづく事務取り扱いおよび委員会運営補助
2-2.専門家ネットワーク事務取り扱いの維持・改正
• 新規該当者への委嘱業務等の取り扱い
3.センターの環境整備
3-1.規程類の検討・整備
• 円滑業務および業務品質均一化を目的とした規定体系の整備
3-2.執務環境等の整備
• 各種資料保管スペースや会議スペース等の確保と管理
3-3.センター内教育の企画・実施
• 職員の資質向上に資するセンター内セミナーの実施
年度業務計画【管理G】
電磁界情報センター
1. 1次情報の詳細調査
2. 電磁界データベースの整備
3. 研究論文の個別評価
4. 電磁界パンフレット(解説版)の作成
5. ニュースレターの見直し
6. 難解な用語・概念への対応
7. 問い合わせ対応支援システムの構築
8. 電磁過敏症への対応検討
9. 電磁波セミナー(初級者向け説明会)の開催
10.電磁界フォーラム(中級者向け討論会)の開催
11.階層別啓発活動の検討と実施
12.新規賛助会員募集、入会手続き方法の確立
詳細説明 21資料 運営6-5
電磁界情報センター
1.1次情報の詳細調査
〔調査方法〕
• 職員による文献調査、関係者インタビュー、現地調査などによる検証
• コンサルタント会社、海外駐在邦人や現地コンサルタント等を活用した委託
による検証
〔詳細調査案件〕
• 電磁界に関する最新動向の詳細調査の実施(以下2件は実施中)
 フランス環境・衛生労働安全省(AFSSET)の報告書
 米国ダラスの電磁過敏症(EHS)に関するワークショップ
• 不確実な情報、根拠の不明確な情報(書籍、インターネット等)に対する情
報の抽出(作業実施中)、調査実施、検証
〔調査の流れ〕
調査案件の抽出
*文献調査(直営)
*ニーズ調査(直営)
調査手段の選定 調査実施・結果まとめ 情報提供
*関係者インタビュー(直営・委託)
*現地調査(直営・委託)
*ホームページ公開(直営)
*ニュースレター公開(直営)
電磁界情報センター
2.電磁界データベースの整備
〔データの分類〕 ←健康影響に関わるデータを優先的に収集
• 学術論文:直流、低周波、高周波、ミリ波・テラヘルツ波、リスク科学、その他
• 一般文書:学術書籍、規制・ガイドライン、会報・パンフレット、官公庁、その他6その他
文書 学術論文 学術書籍 規制・ガ
イドライン
会報・パ
ンフレット
官公庁 合計
登録件数 541 2 42 2 21 614
(データベース公開件数,2010.6現在)
〔実施内容〕
• 過去の論文や社会動向情報の登録
 平成22年度、約1,000件の情報を登録予定
• データベース検索画面の改良
 登録件数の表示機能
 データベース使用申込者の自動登録機能
 登録文書別のアクセス数のカウント機能 22資料 運営6-5
電磁界情報センター
〔実施内容〕
• 専門家ネットワーク、Rapid Response
Groupを活用した迅速な論文評価と速報の
公表
〔具体的実施事項〕
• 重要と思われる研究論文が発表された際、
評価書作成を依頼し、その結果をホーム
ページに掲載(H22年度2件実施済み)
3.研究論文の個別評価
〔専門家ネットワークメンバー〕ホームページより
電磁界情報センター
4.電磁界パンフレット(解説版)の作成
〔作成方針〕
о基本パンフレットの解説版として作成
о基本パンフレットと解説版がキーワードで繋がるように作成
〔解説版の作成スケジュール〕
作成工程 作業分担 時期
(1)作成方針、作成項目(キーワード)検討 電磁界情報センター H22.1〜4
(2)原案作成(デザイン・製本検討、作成) 電磁界情報センター H22.5〜10
(3)原案の第三者評価(正確性・わかりやすさの視点) 専門家ネットワーク他 H22.11〜12
(4)原案の修正、仕上げ 電磁界情報センター H23.1〜2
(5)運営委員会への報告 電磁界情報センター H23.3
専門家ネットワーク他
原案の第三者評価
原案作成、修正
電磁界情報センター
委託先
(デザイン・製本検討、印刷)
〔体制図〕 23資料 運営6-5
電磁界情報センター
5.ニュースレターの見直し
〔課題〕
• 電気工学や国際動向など特定分野の内容が多く、読者層が限定されている可能性がある。
• 客観的な事実を淡々とレポートした硬い内容が多く、親しみやすさに欠ける。
• 総じて一つの記事が長く、専門的な表現が多いので、読み込むパワーを必要とする。
• 冊子による郵送方法のみで、読者数の拡大が困難。
〔主な見直し点〕
• 取り上げる記事の分野を拡大し、電磁界のさまざまな関係者に興味を持ってもらえる内容に
見直す。
• 執筆者個人の分析や感想などの記事も掲載し、今まで以上に、読者とのコミュニケーション
ツールとして活用できる内容に見直す。
• 記事の分量、レイアウトなどを見直し、一般の方が手軽に「手にとって眺めてみよう」と思って
もらえるものに見直す。
• より多くの方に読んでいただくため、電子版も併せて作成しホームページに掲載する。また、
冊子版はセミナー会場などで配布する。(賛助会員へは、冊子版の郵送サービスを継続する)電磁界情報センター
6.難解な用語・概念への対応
〔目的〕
о電磁波セミナー等で提供する電磁界の科学的情報について、参加者にとって、さらにわかりや
すく、理解しやすいツールを検討、作成する。
〔H22年度の実施内容〕
оこれまでに開催した電磁波セミナーの質疑応答内容やアンケート結果等から、参加者がわかり
難いと感じている事項を抽出し、理解しやすいツールを検討、作成する。
・ 電磁界、電界、磁界 → 実験装置による実演、体験
・ 電磁界と電磁波の違い → 説明資料
・ 磁界測定 → 実演、体験
・ 電磁波(磁界)の防護、低減方法 → 説明資料
・ 疫学(統計的手法、選択バイアス、交絡因子、平均ばく露等)の概念 → 説明資料
・ 様々な環境リスクの中での「電磁界リスク」の位置付け → 説明資料 など
〔体制図〕
専門家ネットワーク他
ツールの検討
電磁界情報センター
委託先
ツールの作成 24資料 運営6-5
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7.問い合わせ対応支援システムの構築
〔実施内容〕
• 問い合わせ対応支援システムの構築
〔具体的実施事項〕
• 過去の問い合わせ記録を始め、新聞・TV・雑誌報道、国内外の電磁界動
向、セミナー・フォーラム等のQ&A資料、センター所有書籍、調査報告書等
を整理し、問い合わせ対応の際に迅速に応答可能なシステムを構築する。
〔開発画面イメージ〕
電磁界情報センター
8.電磁過敏症への対応検討
〔課題〕
• 電磁過敏症を訴える人から多数問い合わせがあるが、現在は、科学的情報の提供に留
まっており、必ずしも個々人が抱える問題解決に至っていない。
〔実施内容〕
• 電磁過敏症を訴える人に対し、個々人の問題解決に資するような対応が可能かどうか検
討する。
〔具体的検討事項〕
臨床医や専門家との連携により以下等の実施可否を検討する。
• 初期対応手順
• 「臨床医・専門家による対応体制」整備の可否
• 電磁過敏症に関するわかりやすい小冊子等の作成
(注記)情報センターの理念・目的に鑑みた実施可否検討はもちろんのこと、職員の専門性やマンパワーなど
実務面の制約も考慮し実施可否や範囲を検討する。 25資料 運営6-5
電磁界情報センター
9.電磁波セミナー(初級者向け説明会)の開催
〔開催趣旨〕
о電磁波に漠然とした不安や疑問を持つ方を対象に、身近な話題を織り交ぜながら電磁界や
その健康影響について情報提供する場であり、セミナー後、個別の相談にも応じる。
〔H22年度の実施計画〕
о日本全国で合計17回(16箇所、仙台市は定員以上のお申込みをいただいたため2回開催)
・主要都市6箇所(東京、大阪、名古屋、仙台、札幌、福岡)
・地方都市10箇所
金沢市
東京都
仙台市、札幌
市、旭川市
新潟市
仙台市
浜松市
宇都宮市
開催都市
鹿児島市
福岡市、下
関市
沖縄県
名古屋市
松山市
大阪府
和歌山市
開催都市 参加者数
62名
63名
56名
45名
参加者数
50名3月50名9月50名2月100名8月50名1月50名7月50名
12月
50名6月100名
50名
11月
50名5月100名
50名
10月
50名4月定員
開催年月
定員
開催年月
電磁界情報センター
10.電磁界フォーラム(中級者向け討論会)の開催
〔開催趣旨〕
о電磁界に比較的関心が高い方を対象とした、個別テーマに関する知識付与と参加型公開
討論(パネルディスカッションと質疑応答)によるリスクコミュニケーションの場を提供する。
〔H22年度の実施計画〕
о3回開催(東京、大阪の2会場)
予防原則
第7回
電磁界問題の歴史
第1回
(H21.10)
開催回 テーマ(キーワード) 開催回 テーマ
第2回
(H21.12)
国際がん研究機関(IARC)の発
がん性評価 『2B』の意味
第8回 電磁過敏症
第3回
(H22.5、6済)
WHOの環境保健クライテリアと
バイオイニシアティブ報告
第9回 電磁界防護基準
第4回 身の周りの電磁界 第10回 電磁界規制と政策
第5回 小児白血病 第11回 リスク・コミュニケーション
第6回 生物学的研究・理論研究 26資料 運営6-5
電磁界情報センター
〔活動趣旨〕
• 対象の関心にあわせた講演会・説明会を開催することにより、特定の課題解決や業務等
に活用してもらう。
〔H22年度の実施計画〕
(1)報道関係者
• 社会的に関心が高いと思われる学術論文やトピック等について説明会を実施する。(4月
および6月にそれぞれ1回実施済み。今後も随時開催予定。)
(2)教育関係者
• 教育関係専門家を招聘した「教育現場における電磁界の知識啓発検討会(仮称)」を設置
し、関係者への効果的な啓発方法等を検討する。
(3)自治体関係者
• 環境衛生担当職員を対象とした講演会を模索する。
(4)医療関係者
• 医療関係者が参加する学会における講演会を模索する。
(5)個別要請による講師派遣
• 各種団体からの要請により講師派遣を行う。(4月1件実施済み。調整中2件。)
11.階層別啓発活動の検討と実施
電磁界情報センター
12.新規賛助会員募集、入会手続き方法の確立
〔新規会員および継続に向けた積極的な広報活動〕
(1)関係団体への積極的な訪問活動
• 低周波および中間周波電磁界に関連する企業、団体、学会などを定期的に訪問し第1
号および2号会員の継続および新規発掘に努める。
(2)JETレポートを通じた広報活動
• 電気安全環境研究所の「JETレポート」を活用し、セミナーなどの開催案内を行うととも
に、賛助会員募集記事を掲載し第1号および第2号会員の新規発掘に努める。
(3)インターネット検索サイトへの広告掲載
• インターネット上に電磁界情報センターの広告を行い、情報センターホームページの認
知向上に努め、間接的に第3号新規会員の獲得を目指す。
〔入会手続き方法の確立〕
• 賛助会費支払い方法の多様化について検討を行う。

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