資料 運営 4-4 付

電磁界情報センター
 電磁界情報データベース運用・管理
(データの分類)←健康影響に関わるデータを優先的に収集
 論文文書:直流、低周波、高周波、ミリ波・テラヘルツ波、リスク科学、その他
 一般文書:学術書籍、規制・ガイドライン、会報・パンフレット、官公庁、その他
(データベース公開の考え方)
 データベースには、論文文書、一般文書のタイトル、著者、キーワード、発行年(月日)、
文書の概要などを、フリーワード検索可能なデータベースとして保管し、電磁界情報セン
ターホームページ上で公開。ただし、文書自体は著作権法上、非公開
 電磁界情報センター内部では、問い合わせや調査時に迅速に検索可能な体制を図るた
め、内部用データベース(非公開)上にPDFファイルで文書を保管
 検索の結果、文書自体の公開を希望する場合は、センターに来所の上、紙媒体(映像を
含む)で保管されている文書を閲覧することができる体制を整備
周波数別 直流(DC)低周波
(100kHz以下)
高周波
(100kHz以上)
ミリ波
・テラヘルツ波
その他 合計
登録件数 62 161 221 7 77 528
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(1/7)
(データベース全登録件数,2009.11末現在)
電磁界情報センター
情報源 調査テーマ 調査方法
《直営調査》
調査結果概要 公開方法
新聞報道 多機能清涼スーツ
(電磁波抑制機能)・インターネット
・インタビュー
・2006年9月19日のプレ
スリリースにて情報公開。
・スーツの胸増し芯部分
に電磁波遮蔽機能を有す
る「カーボー・シールド」(
綿の布を炭化したもの)を
使用。
・マイクロ波を対象に胸部
分に受ける電磁波を抑制。・100%電磁波を遮断する
ことはない。
・ホームペ
ージ(予定)電磁界と健康
に関するワー
クショップ(海
外動向)
欧州連合(EU)の
電磁界政策
・現地調査
・インタビュー
・利害関係者による議論
の結果を今後の欧州連合
(EU)の電磁界政策に反
映する。
・ホームペ
ージ
・ニュース
レター
 情報調査実績の概要(1/3)
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(2/7)
電磁界情報センター
情報源 調査テーマ 調査方法
《直営調査》
調査結果概要 公開方法
問い合わせ 太陽光発電設備
からの磁界
・インターネット
・磁界測定(試験
設備)
・太陽光発電設備は、太
陽光パネル(直流)、パワ
ーコンディショナー(直流
を交流に変換)、分電盤(
交流)から構成。
・磁界測定を実施した結
果、パワーコンディショナ
ー近傍の磁界レベルが最
大であったが、ICNIRPの
ガイドライン値以下であっ
た。
・パワーコンディショナー
の主な周波数成分は、低
周波(50〜100Hz)であっ
た。
・個別回答・ホームペ
ージ(予定) 情報調査実績の概要(2/3)
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(3/7)
電磁界情報センター
情報源 調査テーマ 調査方法
《委託調査》
調査内容 公開方法
バイオイニシ
アチブ報告(
海外動向)
バイオイニシアチ
ブ報告の各国によ
る評価
・インターネット ・バイオイニシアチブに対
する国レベルの評価内容
・ニュース
レター
欧州連合(EU)で
の政治インパクト
・インターネット
・インタビュー
・現地調査
・2007年8月31日に公表
された報告書の概要。
・2007年9月17日に欧州
環境庁(EEA)が行った報
道発表。
・欧州議会議員の質問内
容。
・上述に対する欧州委員
会の回答内容。
・ホームペ
ージ
・ニュース
レター
 情報調査実績の概要(3/3)
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(4/7)12 資料 運営 4-4 付
電磁界情報センター
情報源 記事内容 対応方法 対応内容 公開方法
新聞報道 2009年3月7日
地方紙
「危険な携帯電話の
電磁波」
・新聞社に対し
てインタビュー
・記事元に対し
てインタビュー
・取材元に対し
てインタビュー
・掲載記事に「WHOの国際電磁
波プロジェクトでは、携帯電話の
電磁波がDNAを破壊することを
発表している。」「WHOは、携帯
電話の電磁波を妊婦や小児に
浴びせないようにと発表してい
る。」の記載内容について、具
体的な文献名を問合せした。
・新聞社は、記事の詳細は不明
との回答。新聞社に記事元の通
信社を紹介され、通信社に問合
せしたところ、取材元の電磁波
除去商品の販売会社を紹介さ
れた。
・取材元に記載内容を問合せし
たところ、「私はそう考えている」
との回答。
・個別対応
とし公開予
定なし
電磁界に係る新聞報道への解説コメント(1/3)
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(5/7)
電磁界情報センター
情報源 記事内容 対応方法 対応内容 公開方法
新聞報道 2009年4月21日
毎日新聞社
「携帯の電磁波 子
どもへの影響は?」
・新聞社に対して文
書を送付
・掲載記事に「送電線の周波
数は50〜60Hzと超低周波。
ただ、浴び続けると白血病
の発症頻度が上がることが
わかった。評価書は、0.3〜
0.4マイクロテスラ以上だと、
小児白血病が倍増するとい
う疫学調査結果を認めた」の
記載内容があったが、表現
に誤解を招く可能性があるこ
とを指摘。
・ホームペ
ージ
電磁界に係る新聞報道への解説コメント(2/3)
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(6/7)
電磁界情報センター
情報源 記事内容 対応方法 対応内容 公開方法
新聞報道 2009年6月23日
朝日新聞社
「身近な電磁波、身
体に大丈夫?」
・補足説明を作成 ・掲載記事に「国際的な疫
学調査で高圧送電線の電
磁波と統計学的には関連
があるとされたが、動物実
験では電磁波を浴びせ続
けても発症した例はないと
いう。」 の記載内容があっ
たが、「WHOファクトシート
No322」の但し書きとして、
「疫学的証拠は、潜在的な
選択バイアス等の手法上
の問題があるために弱めら
れています」を補足説明と
してコメントした。
・ホーム
ページ
電磁界に係る新聞報道への解説コメント(3/3)
平成21年度業務進捗状況補足(情報調査業務)(7/7)
電磁界情報センター
 電磁界フォーラム(総合討論会)の企画
電力設備や家電製品などから発生する50/60Hz(商用周波数)の電磁波
(電磁界)に関して、工学から医学、生物学、そして国際動向やリスクコ
ミュニケーションまで体系的な理解を深めてもらう、様々なテーマを設定
した、11回シリーズの「電磁界フォーラム」(総合討論会)を企画。
【開催時期】 平成21年10月から平成24年3月の間、約3か月に1回
程度の頻度で実施予定
【開 催 地】 1テーマについて、東京・大阪の2か所で実施
平成21年度業務進捗状況補足(情報提供業務)(1/5)13 資料 運営 4-4 付
電磁界情報センター
電磁界の健康影響
〜生物学的研究・理論研究
の視点から〜
第6回
電磁界とリスク・コミュニケー
ション
第11回
電磁界ばく露と小児白血病
の可能性
第5回
各国の電磁界政策
第10回
電磁界が発生するしくみと身
の周りの電磁界
第4回
電磁界の防護基準の考え方
第9回
電磁界の健康影響評価方法
第3回
電磁過敏症の実態
第8回
電磁界の健康リスク評価発
がん性『2B』の意味を 考え
よう
第2回
(H21/12)
「Precautionary Principle」の
解釈
第7回
電磁界問題の過去・現在を
知り、 未来を考えよう
第1回
(H21/10)
平成21年度業務進捗状況補足(情報提供業務)(2/5)
電磁界フォーラム(総合討論会)のテーマ(仮)
電磁界情報センター
 フォーラム・意見交換会等の開催実績
名称 開催日 概要 参加者からの主な意見など
マイク・レパコリ博
士の特別講演(
東京)
91名
2009年6月4日 ・最新の電磁界の健康リスク、
WHOのリスク評価プロセス紹
介、効果的なコミュニケーショ
ン手法について討論
・WHOの環境保健クライテリアとフ
ァクトシートはどちらを重視すべきな
のか
意見交換会
(仙台・福岡・尼崎)合計72名
2009年7月9日
2009年7月11日
2009年9月17日
・第2回シンポジウム「WHOか
らのメッセージ」の総括
・センター活動に関する意見交換・電磁波を正しく理解するための 情
報提供をして欲しい
・比較的少人数での開催で参加者と
のコミュニケーションが図れた
意見交換会
(札幌・広島)
合計100名
2009年9月28日
2009年11月12日
・電磁波の健康影響について
、電磁波の性質やWHOの見解
について説明、質疑応答
・家電製品からの磁界の発生状況と
健康影響について教えて欲しい
・電磁過敏症のことを詳しく教えて欲
しい
第1回電磁界フォ
ーラム (東京・大阪)合計149名
2009年10月20日
2009年10月28日
・電磁界問題の経緯、社会動
向や研究結果について、専門
家、市民、各々の立場から紹
介し、課題などについて討論
・事業者には適切な説明責任を果
たして欲しい
・行政、事業者は市民一人ひとりの
声を聞いて欲しい
平成21年度業務進捗状況補足(情報提供業務)(3/5)
電磁界情報センター
 問い合わせ対応
 2009年11月4日業務開始〜2009年10月31日現在の問い合わせ件数
メール:32件、電話:222件、手紙3件、面会2件0510152025303520年11月12月21年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月手紙、FAX、訪問
メール
電話
問い合わせ推移 問い合わせ累計
平成21年度業務進捗状況補足(情報提供業務)(4/5)05010015020025030020年11月12月21年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
累積件数
電磁界情報センター
電力設備17%規制関連5%IH5%磁界測定8%電磁界情報センター7%過敏症6%携帯電話5%家屋土地の購入4%磁界低減対策2%防護グッズ2%電磁波攻撃4%携帯電話基地局8%家電製品9%その他17%ペースメーカー1%周波数別 問い合わせ内容別
平成21年度業務進捗状況補足(情報提供業務)(5/5)
低周波42%高周波29%中間周波8%その他21%14

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