運用終了

プロジェクト概要


海洋観測衛星「もも1号」(MOS-1)は、地球資源の有効利用、環境の保全等に資するため、人工衛星による地球観測システム開発の一環として、地球観測衛星の共通的技術の確立及び海洋現象の観測を主目的としたわが国初の地球観測衛星です。もも1号には可視近赤外放射計(MESSR)、可視熱赤外放射計(VTIR)、マイクロ波放射計(MSR)の3種類のセンサを搭載し、1995年11月29日に停波し、運用を終了しました。
もも1号b(MOS-1b)はもも1号と同等の性能を有し、後継機として打ち上げられ、1996年4月17日をもって運用を停止しました。


主要諸元

もも1号
(MOS-1)
国際標識番号 1987-018A
打ち上げ日時 1987(昭和62)年2月19日 10:23
打ち上げロケット N-IIロケット7号機(N16F)
打ち上げ場所 種子島宇宙センター
もも1号b
(MOS-1b)
国際標識番号 1990-13A
打ち上げ日 1990(平成2)年2月7日 10:33
打ち上げロケット H-Iロケット6号機(H21F)
打ち上げ場所 種子島宇宙センター
形状 一翼式展開型太陽電池パドルを有する箱型
約1.3m×1.5m×2.4m
質量 打ち上げ時約740kg
軌道 太陽同期準回帰軌道
軌道高度 約909km
軌道傾斜角 約99度
軌道周期 約103分(回帰周期17日)
姿勢安定方式 3軸姿勢安定方式(コントロールド・バイアスモーメンタム方式)



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