平成24年 1月19日
日本原子力発電株式会社
敦賀発電所安全性向上対策実施状況等の報道機関への公開について
敦賀発電所では、福島第一原子力発電所事故を踏まえた安全性向上対策等を実施中です。
今回、現状の実施状況につきまして報道機関の皆さまに公開しました。記1.日 時:平成24年1月18日(水) 9:50〜12:30
2.場 所:敦賀発電所
3.取材箇所:
1緊急時対策室建屋
2高圧電源車※(注記)
※(注記):日本原子力研究開発機構原子炉廃止措置研究開発センター殿構内の高台(標高約 20m)に配備
32号機原子炉補助建屋の扉水密化状況
42号機原子炉格納容器スプレイリング、使用済燃料ピット水位監視カメラ等
4.ご取材いただいた報道機関:新聞7社、通信社1社、テレビ局4社
以上
1緊急時対策室建屋(新築)
平成 19 年の新潟県中越沖地震を踏ま
え、免震構造の緊急時対策室建屋を新
築しました。
この緊急時対策室にて事故時の災害対
策の拠点となります。
特長:建屋1階水密化、放射線の遮へ
い壁、放射性物質の流入を防ぐ
換気装置、非常用発電機を設置。
2高圧電源車(1,825kVA) 3建屋扉水密化状況 4格納容器内(管理区域)
全交流電源喪失時に中央制御室の監
視機器や原子炉冷却に必要なポンプ
等を稼動させるための電源。
(計 3 台)
建屋への海水浸入防止のため、
建屋
扉を水密化。
健全性確認を行った原子炉格納容器
スプレイリング※(注記)
等を確認。
※(注記)事故時に格納容器の圧力を低減させる。
建屋外観 緊急時対策室。