2022年 5月12日

日本原子力発電株式会社
東海・東海第二発電所の近況について(2022年5月)
1.発電所状況について(2022年5月12日現在)
東海第二発電所
沸騰水型
(電気出力110万 kW)
・2011年5月21日から第25回定期検査(法令改正に伴
い、定期事業者検査に名称変更)を実施中。
(燃料装荷時期及び定期事業者検査終了日は未定)
東海発電所
炭酸ガス冷却型
(廃止措置中)
・熱交換器本体等の原子炉領域以外の解体撤去工事を実施中。
2.東海第二発電所 新規制基準への対応について
(1)安全性向上対策工事について
安全性向上対策工事を安全第一で進めています。
各安全対策施設の設置に向けた工事状況について、主なものを添付資料(東海第二
発電所 安全性向上対策工事の実施状況)に掲載しています。
項 目 状況(添付資料参照箇所)
I.津波から電源やポンプを守る設備
・防潮堤等を設置する工事
・安全上重要な設備を高台や地下に設置する工事
・実施状況(1)
・実施状況(2)
II.電源を多様化する設備
・高圧電源装置を設置する工事
III.原子炉を冷やすための設備
・低圧、高圧注水ポンプ等を設置する工事
・新たな水源を設置する工事
IV.発生した熱を海へ放熱する設備
・緊急用海水系等を設置する工事
V.格納容器を冷却する設備
・代替循環冷却系を設置する工事
VI.環境を守る設備
・水素を取り除くための設備を設置する工事
VII.自然災害に備える設備
・耐震補強工事
・防火帯を設置する等の工事
・竜巻対策のための工事
(その他の工事等)
・排泥・残土置場造成工事
添付資料: 東海第二発電所 安全性向上対策工事の実施状況
3.プレス及びホームページ掲載実績について(4月8日〜5月12日)
(1)法律に基づく報告に該当する重要な事象(0件)
(2)その他の情報
1プレス発表(2件)
・ 4月27日 東海第二発電所の原子炉設置変更許可申請について(有毒ガス防護
に係る規則改正への対応)
・ 4月28日 2022年度 東海発電所・東海第二発電所の年間主要事業計画に
ついて
(注記)東海発電所原子炉建屋排気筒については、計画に基づき、2021年度下期から短尺化
工事を進めています。
2お知らせプレス(1件)
・ 5月12日 東海・東海第二発電所の近況について(2022年5月)
3ホームページ掲載(発電所からのお知らせ)
(10件)
・ 4月 8日 当社協力会社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 4月13日 当社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 4月18日 当社グループ会社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 4月19日 当社協力会社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 4月21日 当社グループ会社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 4月25日 当社協力会社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 4月27日 当社協力会社社員の新型コロナウイルス感染について
・ 5月 2日 東海第二発電所 安全性向上対策工事における協力会社社員の負傷
について
・ 5月11日 東海第二発電所 安全性向上対策工事における協力会社社員の負傷
について
・ 5月11日 当社社員の新型コロナウイルス感染について
(注記)当社は感染予防・拡大防止に向け様々な取り組みを進めるとともに、昨年から発電所員
及び協力会社社員等を対象に新型コロナワクチンの職域接種を進めており、4月に3回
目の職域接種を実施しました。
4取材案内(0件)
着手前 現在
4.イベント情報等について
(1)講演会・セミナー等
しろまるげんでん防災講演会 〜赤プルさんと考える地域の防災〜
・6月25日(土)13:30〜15:30
大子町文化福祉会館 まいん 文化ホール(無料)
第1部 しってっけ!?防災クイズ
第2部 赤プルさんの防災講演会
・会場は、392名(定員を超えた場合は抽選)になります。なお、応募期間は
4月1日(金)10時から5月20日(金)16時です。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場での開催を中止する場合があります。
しろまるげんでん環境セミナー 〜ざんねんで、わけありないきものたちのお話〜
・7月24日(日)1回目:13:00〜14:30
2回目:16:30〜18:00
笠間公民館 大ホール(無料)
第1部 エネルギークイズ
第2部 ざんねんで、わけありないきものたちのお話(講師:丸山貴史氏)
・会場は各回500名(定員を超えた場合は抽選)になります。なお、応募期間は
5月28日(土)10時から6月24日(金)16時です。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場での開催を中止する場合があります。
(2)出張イベント
地域の皆さまの身近な場所に出向き、日本のエネルギー事情、東海第二発電所の安全性向上
対策工事の状況や原子力災害・避難計画等について、
マンガ冊子やデジタルサイネージ等を使
って分かりやすくご説明します。
また、
日本のエネルギー事情をクイズにした
「しってっけ!?
エネルギークイズ」や原子力発電所で事故が起きたら...をクイズにした「しってっけ!?もし
もクイズ」等の参加型コーナーも設置しておりますので、お気軽にお越しください。
15月15日(日)10時〜16時(予定)
場所:ラフェット・デラーブル(東海村ふれあいの森公園)
(3)東海原子力館別館
1イベント情報
東海原子力館別館では、
一年を通し、
展示パネルをご覧になって回答いただくクイズや東海
第二発電所を映像による紹介等行っております。
また、
令和4年度も皆さまに親しんでいただ
けるイベントを企画致しますので、是非ご来館いただけますよう宜しくお願い致します。
2ふれあい広場におけるギャラリー展示
地域の方々の作品を展示しています。
くろまる五月つるし飾り展(4月1日〜5月31日)
子供の出生と健康を願った鯉のぼりや兜など、
布小物等による作品を展示しています。
濱島 美智子様、川上 恵子様、佐藤 和枝様、仲田 京子様、小林 集江様による
作品展です。
くろまるコルクアート展(4月29日〜7月29日)
ワインコルクを使った壁飾りや可愛い動物を展示しています。ご来館いただきコルク
アートの世界をお楽しみください。
松本 俊博様の作品展です。
くろまるハンドミシンで作る創作アート ダネラ展(5月7日〜6月25日)
ダネラは北欧デンマークから約50年程前に日本に伝わったラグメーキングです。
現在の日本人が作る作品は発祥の地、デンマークのものとは一味違ったデザインとなり
オリジナリティ溢れる作品が展示しています。
日立市 梶山 直子様の作品展です。
くろまる写真展
厳選 四季折々の写真
沢畑 秀一様による作品展です。
以 上 1〔添付資料〕 東海第二発電所 安全性向上対策工事の実施状況
新規:新たにお知らせする工事
更新:工事状況を更新している工事
継続:先月から作業継続している工事
(注記):作業が終了したもの(今後検査を受けるものを含む)は除きます
項 目 現場で実施している作業(注記) 状況参照シート
I.津波から電源やポンプを守る設備
・防潮堤等を設置する工事
・安全上重要な設備を高台等に設置する工事Iしろまる基礎工事,鋼管杭打設(防潮堤(東側))
しろまる鋼管杭設置(防潮堤(南・北側))
しろまる鉄筋カゴ設置(防潮堤(北側))
しろまる杭打ち(緊急時対策所建屋,可搬型設備保管場所)
・[継続]
・実施状況(1) [更新]
・[継続]
・実施状況(2) [更新]
II.電源を多様化する設備
・高圧電源装置を設置する工事Iしろまる躯体工(常設代替高圧電源装置置場) ・[継続]
III.原子炉を冷やすための設備
・低圧,高圧注水ポンプ等を設置する工事
・新たな水源を設置する工事
しろまる躯体工(代替淡水貯槽等) ・[継続]
IV.発生した熱を海へ放熱する設備
・緊急用海水系等を設置する工事 しろまる躯体工(緊急用海水ポンプピット)
しろまる掘削(シビアアクシデント用海水ピット等)
・[継続]
・[継続]
V.格納容器を冷却する設備
・代替循環冷却系を設置する工事IVI.環境を守る設備
・水素を取り除くための設備を設置する工事 しろまるタワークレーン等設置 ・[継続]
VII.自然災害に備える設備
・耐震補強工事
・防火帯を設置する等の工事
・竜巻対策のための工事
しろまる配管架構設置(主排気筒耐震補強)
しろまる耐震補強,地盤改良等(既設海水ポンプ室)
しろまる躯体補強(取水路・海水ポンプ室)
しろまる耐震補強(燃料取替機)
しろまる躯体工(重油貯蔵タンク)
しろまるタワークレーン等設置
しろまる竜巻対策(既設海水ポンプ室)
・[継続]
・[継続]
・[継続]
・[継続]
・[継続]
・[継続]
・[継続]
(その他の工事等)
・排泥・残土置場造成工事Iしろまる排泥・残土置場造成 ・[継続]2安全性向上対策工事の実施状況(1)
防潮堤による津波からの防護
〇鋼管杭設置(防潮堤(南・北側))
・防潮堤の多くの部分は鋼管杭鉄筋
コンクリート防潮壁で構成
・発電所の南側において鋼管杭上部を設置
中。設置済みの鋼管杭に対し、コンクリート
施工工事を実施中
・北側においても鋼管杭上部の設置を実施
中。コンクリート施工工事を開始
鉄筋コンクリート施工箇所
防潮堤(北側)の状況
防潮堤(南側)の状況 3安全性向上対策工事の実施状況(2)
緊急時の対策所の確保,
緊急用資機材の高所配備
可搬型設備(電源車,ポン
プ車,ホイールローダ等)
の保管場所の設置
緊急時対策所建屋の設置
標高20m以上
(イメージ)
標高8m
防潮堤高さ
標高20m(海側)
標高11m
〇杭打ち
緊急時対策所建屋,
可搬型設備保管場所
・防潮堤高さよりも高い高台(標高20m以上)
に、緊急時対策所建屋、電源車やポンプ車
等の可搬型設備保管場所を設置
・鋼管杭の打設を完了し、現在は杭周辺の
地盤改良工事を実施中
鋼管杭打設 地盤改良準備作業

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